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さあ弾くよ [フォトジェニJR]

今日の天気は、もう嵐です。こうなると海はジャンクコンディション。今週も波乗りはキャンセル。で、ギターいじりに専念できる。最近はこういうパターンが続いています。今日も昨日の続き。

結局、トップコートは3回吹きました。前回、調子に乗ってケロイド作ってしまったからこの辺で妥協します。磨きは定石どおり、1200番と1500番で水砥ぎの後、コンパウンド細目、極細目で研磨の順。ヘッドだけだからあっという間です。そして、ペグの取り付けです。グローバーなのでシャフトの穴を広げます。私はリーマーとドリルでやってます。
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ペグを装着したら弦をゆるゆるに張ってナットを乗せてみます。幅は修正の必要がないくらいだが、一応やすってぴったりにしました。
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次に弦を張って高さを見ます。2フレットを押さえて、1フレットと弦の間隔を見るとあら1ミリくらい削らなきゃないね(はがき一枚分くらいまで)。ナットは紙やすりの上でごしごし削ります。仕上げが近づいたら削り過ぎないように乗せては削り乗せては削り、これいわゆる現場合わせ。
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高さが合ったら、木工用ボンドを薄く塗って指板側に圧着。乾いたらヘッド生地とナットの隙間に瞬間接着剤を流しておきました。これはTASQはオリジナルよりベースが狭いので溝に隙間があるからです。この状態で弦を張ると間違いなくナットが寝てしまいます。もちろん本気でやるときはここに詰め物をするんでしょうね。とにかく、これにて今回の作業は終了。チューニングは安定してくれるかな?
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ここのところずっとこのフォトジェニをいじってきましたが、もうやるだけやったと言う感じで。楽器として使うためにあとやるとしたら、フレット抜いて指板の面をいまいちどきちんと出したいと思っています。でも私は素人だし、そこまでやる必要もないんじゃないかと。私はフォトジェニックがいいのか悪いのかわかりません。あれだけ大量生産しているのであたりはずれも大きいのではないかと。結局、このプロジェクトに私が出費したのはトータル1万3千円ほどです(本体購入代含む、ただし、ピックアップは手持ちのジャンク)。外したパーツはそれなりの値段で売れたので実質1万円以下です。今時、これだけで何ヶ月も楽しめるなんてとても経済的な趣味ですね。さあ、フォトジェニJR弾きますよ。
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ナットが。。。 [フォトジェニJR]

さあ、フォトジェニをいじりましょう。まずナットの交換から。オリジナルを外します。弦を外しても動かないのでここは当て木をしてハンマーで軽く。。。。うぉーっ。ナットが割れた!
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皆さん気を付けてください。フォトジェニのナットはかなり強力な接着剤で固定されています。ナットそのものの素材も硬質プラスティックです。これまでかなりの数のギターをいじってきたけど、こんなことになったのははじめてです。ご覧のとおり粉々です。残った破片を取り除くのにも苦労しました。やれやれ。
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気を取り直して、新しいナットを乗せてみます。幅は問題なし。軽くやすってやればいいだろう。厚みのほうはずいぶん違うなあ。木地が見えている。さあ、どうしようか?
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じつはこのギターのヘッドには塗装がケロイド状になっている部分があるのです。これは私のミスでできてしまったもの。何度も修復しようと思ったのだけど、ここをいじるとロゴに影響が出そうで手が出せなかったのです。私のなかには大雑把なやつと神経質なやつが同居していて、いつも戦っている訳だが、大体、大雑把なやつの方が勝つことになっている。ところが今回は神経質さんの意見が通った。「全面、修復せよ」の指令が出た。
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再塗装が決定したところでこれまた交換の予定のペグを外すと。あれっ??裏にJAPANの刻印が。GOTOHにそっくりだと思っていたけど、そのものじゃないの?フォトジェニが世界のGOTOHを標準装備するわけ?それとも高レベルのパチもん?チューニングが安定しなかったのは別の理由だったら?とにかく、新しいペグは買ってしまったので、オリジナルの方はヤフオクに出品しておきました。
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ペグを全て外し、さっそく水砥ぎ。適当なところで止めないとなんちゃってデカールまで達してしまうので、慎重に慎重に。このロゴは私の中学生の頃からのG社に対するレスペクトが形になったもので、決して偽ブランド品を作ったのではありません。今から40年近く前のG社は本当に雲の上の存在でしたね(しみじみ)。
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あとはクリアーラッカーを吹いては乾かしの繰り返し。今日はここまで。
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振動系改善計画 [フォトジェニJR]

フォトジェニJRの振動系改善計画。最近、ネックやらフレットやらブリッジやらいじりまくったらすっかりナットの溝が緩んできた。いまのところ特に問題は無いがペグ交換のついでにこいつも交換することにした。
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TUSQという人造象牙のナットを通販で購入。これはSONEXにつけてみたら調子がよかったので今回も採用。GIBSONに適合の溝きりタイプがあるのでとても便利です。前に無垢の象牙を自分で溝きりして大失敗したこともあるんです。
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ところでフォトジェニのフレット。異常に高いと思いませんか。おまけにところどころ打ち込みが甘く浮いています。前にハンマーで叩いてあるし、強く押してもぶかぶかしていないのでもうそのままにすることにしました。フレットの残りは150%ということで。
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今日はもう遅いのでペグとナットは明日交換します。

こんなネックはじめて [フォトジェニJR]

またもやフォトジェニックJRが登場。ほんと世話の焼けるやつだ。音のほうはかなりいい感じで出るようになったというのにもっと楽器として根源的な問題に直面。まず、ネック全体の調子が悪いこと、そして、チューニングが安定しないこと。これじゃ使えないよ。ローポジのびびりがひどくてブリッジとトラスロッド調整で対応するもすごく弦高が上がってしまう。そして、やってしまいましたよ。びびりの出ているフレットの擦り合わせ。4フレットまでがっつり削りました。それでもだめ。こんなギターは初めて。どうも正攻法では無理だと思い、よくよく観察すると。。。写真では分かりづらいけどネックが反っている。順反りとか逆反りとかいう生易しいものではない。22フレットから9フレットまで一定のRではない湾曲(順反り)、7フレットからナットまで逆反り。名づけてS反り。そもそもこのギターはまだ新しいものなので、使っているうちにこうなったのではない。飛躍的に向上した塗装や一見良さそうにみえるパーツ類にだまされた。これは楽器ではない。ギター型のオブジェである。そう思えば部屋のアクセントくらいにはなるだろう。しかし、そういうやつを使える楽器にしたいという衝動に駆られてしまう悲しい性格。
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最後の選択肢も考えたが、思い直して、トラスロッドを開放してやった。すると5フレットあたりをピークとする、極端に言うとW字型の反りになった。ローポジはすでに擦り合わせてあるのでびびりは消えた。あとはブリッジを可能な限り下げて、12フレットで1弦が2.5ミリ、6弦が3ミリと普通のギターくらいのクリアランスを確保。しかし、このギターはフレット高が1.5から1.7ミリもあるので、指板から弦まではまだ相当高く感じます。もうこれでいいや、いじるのやーめた。次の問題はチューニング。
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問題はシンプル。チューナーが悪いのです。純正のペグ、とても雰囲気はいいんです。プラスチックのペグボタンがそれっぽいですね。
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見てくれはGOTOHのクルーソンタイプにそっくりです。コピー度高し。しかし、その精度はというと6弦から合わせていって1弦までいくと、もう6弦が狂っているというのを繰り返し終わりがありません。このギターの性格からいってローポジでガシガシ弾きたいところですよね。で、これは交換することにしました。
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ペグは近日中に交換します。しばらくはネコのおもちゃにでもするか。
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いじり効果なし [フォトジェニJR]

さあ連休初日。低気圧接近でかなりの雨降り。おかげで整骨院に行けない。波乗りもできない。でもって、フォトジェニJRのバダスからいじることに。ブリッジ傾きの原因はかみ合わせの部分に遊びが多過ぎるからで、まず手持ちのスタッドボルトを物色。オリジナルより0.5ミリ狭いもの(左)がありました。
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ところがブリッジを噛ませてみると微妙に入らない。即計画変更。オリジナルにアルミのワッシャを噛ませることに。ワッシャは0.5から0.7ミリの厚さだったので0.4ミリまで削りました。これに切り込みを入れてと。
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写真のようにスタッドボルトに装着してから普通にブリッジをセットします。ここまでは順調。
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アンカーの浮きは当然ハンマーで叩き込みます。
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もちろん当て木をしてね。おう木の方にきれいな型押しができる。感動。
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弦を張ると以前より弦高が下がります。ここでネックが順反りしていることが発覚。さっそくトラスロッドで調節。フォトジェニックの6角穴は変なサイズです(4.5ミリくらい)。舐めないようにインチの9/32を使いました。6角レンチは写真のようなハンドルの付いたレンチセット(米国製)を使っています。力の加減ができるので気に入っています。
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これで出来上がり。うーん前とほとんど同じだ。弦を張ったらまたアンカーが浮いてくるし(しかも両方)、オクターブ調整しなきゃならないし。今回のいじりは企画倒れ。徒労に終わったと言うか。
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今日は絶好の削り日和。だって雨なので他の家は洗濯物を出していないし窓も開けていない。天気のいい日にベランダで作業するとご近所に露骨に嫌われます(時々サーフボードのリペアまでやってます)。円滑なマンションライフのためにはいろいろ苦労があるわけ。で、マロレンジャーのボディバックは無事削りが終了。でこぼこを均すとちょっとはみれるようになったな。
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バダスブリッジの具合がよくない [フォトジェニJR]

フォトジェニJRは毎日弾いてフレットを磨いています。だいぶチューニングも安定してきたのですがどうもブリッジのセッティングが良くないようです。こんなに傾いていてはいけませんよね。当方もう1本所有するJRのバダスはおなじみのFIXERでがっちり押さえています。これもそうしたいのですが、あのパーツって意外に高いんですよね。もともとウン千円で手に入れたギターですからあんまりお金をかけるつもりもないし。
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反対側はアンカーが浮いてきました。テンションがきつすぎるのかなあ。
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明日から連休スタート。年休が2年分溜まっていたので思い切って夢の16連休ゲットしました。本当は波乗り三昧の予定でしたが、加齢による腰痛のため家で静養するはめに。まずはコイツの修正からやりましょう。それからマロレンジャーの塗装組み立て、新しいSONEXコンバージョンの組み立てと連休はやりたいことが盛りだくさん。


バダスブリッジに交換2 [フォトジェニJR]

さて、フレットの調整も終わりました。いよいよオクターブ調整に入ります。今までブリッジは高さのみセットしました。改めて乗せてみると弦全体がオリジナルよりずいぶん6弦側にずれています。6弦はほとんどピックアップのポールピースから外れています。
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これは当然ネック側でも問題で、6弦が指板から落ちそうです。
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修正方法はいくつかありますが、もう面倒くさいのでそのまま。「商売じゃないし」と自分を納得させて即問題解決。この現象は溝付きサドルで普通に起こるので交換時は注意しましょう。で、このあと小1時間かけてオクターブ調整を行いました。何度も弦を張ったり緩めたり引っ張ったりを繰り返すので、昔ミニ4駆のベアリングの潤滑に使っていたタミヤのチタングリスが登場します。
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サドルの溝にちょこっと付けるだけで大分作業能率があがるような気がします。もちろんナットの溝にも
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オクターブ調整は所詮どこで妥協するかです。バダスはこのようなB級ギターでは必需品ですね。なんとなく合ってしまいます。おまけにブリッジ本体が傾いたことで6弦がやや戻ってきました。
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作業が終わってみると同じギターとは思えないほど、格段にサスティンが向上しました。まあ、弦を新品に張り替えたり、振動系全体の調整をしたからなんでしょうけど。フレットの擦り合わせによって弦もがっつり低くなり、まあ、ちょっと弾いてやるかという気になりましたね。フォトジェニックギターはこのような楽器として魂を吹き込む工程を省いたのであの価格設定ができるんですね。今回のいじりは吉と出ました。
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バダスブリッジに交換1 [フォトジェニJR]

SONEXいじり日記のはずがすっかりフォトジェニックJRのブログになってしまいました。今週は花見で忙しく更新していませんでしたが、ちゃんと振動系の改善に挑戦していました。我がJRくんオクターブが合わないためにバダスブリッジに交換することにしました。こうやってみるとオリジナルのバーブリッジも見てくれはなかなかです。
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せっかく弦を外すのでフレットもプチ整形。このギター、フレットの処理が悪くというか打ちっぱなしなので、弦高を高くしてもそこらじゅうでびびりが出ていました。当然ナットも調整していないし、バーブリッジだし、レギュラーゲージ張ってるし、フレットの高さが1.3ミリもあるのですごいテンションでした。ちょっと弾くだけで指から血が出るかと思うくらいの苦痛でした。フレットは弾いて磨くというのが私の主義でしたが、ものには限度と言うものが。で、やってしまいました。写真は無いけど、まず、バズっているフレットを板やすりでガシガシ削りました。とはいっても削りすぎは禁物なので削っては弦を張りを繰り返し大体のところを均しました。それから、ナット溝も深くしました。これには専用のやすりが必要と言われていますが、安物のプラスチックのナットならカッターですこしづつ注意深く削っていけばOK。弦も010に換えて何とか激痛はなくなりました。その後も弦を張っては試奏、ちょい削りというのを繰り返しひどいびびりはなくなりました。プチ整形が終わったら、磨きです。マスキングは面倒なので手抜き方法を採用。売っていますね。これと同じ発想のやつ。私はパソコン時代が来る前に使っていた製図用のテンプレートを採用。
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必要のないところをマスキングして。
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このようにおいて研磨剤で仕上げます。
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仕上げの後にはちゃんとクリーナーできれいにしたのに、試奏すると指がこんなになってしまいました。恐ろしいことです。大事なギターの時はきちんと指板もマスキングしましょう。
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フォトジェニックJR改造日記終了 [フォトジェニJR]

今日は土曜日。一気に仕上げてしまいます。まず、ケーブルの引き込み穴を拡張。ドリルで手荒に貫通させます。と思ったらチャックの小さいやつでないとボディーと干渉してしまいます。古い充電式ドリルを使ったらバッテリーが弱くて作業が思うように進みませんでした。
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それでもどうにか貫通に成功。
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SONEXのダーティーフィンガースピックアップはタップができます。スイッチは既存のコントロールノブの間に設置することにしてまず穴あけ。
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キャビティー部は意外に肉厚のため内側を少々加工しました。DSCN3409.JPG

ピックアップが装着されました。最悪の素人ザクリはぎりぎり隠れてセーフ。木ネジを受ける部分はウッドパテで補強してあります。
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配線をします。老眼が進んでこういうことが最も苦手です。老眼鏡では遠近感がつかめないんです。
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タップスイッチはここに増設されました。シングルとハムの切り替えができます。
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ほんとにやっつけのピックガードを取り付けてとりあえず完成。なんだかマエストロのレスポールジュニアにそっくりになってしまいました。このギターはネックの具合が悪いのでしばらく弾きこんでフレットが落ち着いたところでいよいよSONEXのピックアップアッセンブリを完全に移植するつもりです。
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フォトジェニックJR改造日記4 [フォトジェニJR]

あーやっぱり素人仕事。いいかげんなザクリになってしまいました。
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まあ、ピックアップが入るようになったからよしとするか。次はケーブルの取り回しです。
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