JOLANA ONYX DS-714 [チェコギター]
ちょっと前までEbayにチェコスロバキア製のSONEXコピーが出ていました。
ドイツから出品されたこのギターはJOLANA ONYX DS-714(1985年製)です。以前、純正ハードケース付きを紹介しましたが、このソフトケースも純正だそうです。
極めて珍しいものです。画像でお楽しみください。
ドイツから出品されたこのギターはJOLANA ONYX DS-714(1985年製)です。以前、純正ハードケース付きを紹介しましたが、このソフトケースも純正だそうです。
極めて珍しいものです。画像でお楽しみください。
ビザールギター [チェコギター]
チェコギターがかなりヤバイです。
ONYXで検索中にも違和感たっぷりのギターにいくつも遭遇しました。
JOLANA社のホームページには過去モデルのアルバムがあって、
こちらのネット事情ではとてもみんな見ることはできないのですが、たまたま開いたモデルがこれでした。
こりゃまた強烈ですね!
1964年製だそうです。アンプ外付け式エレキギターは今でもイタリアなどで残ってますけど。
試しにアンプを取り除いてみると・・・・本体はよく練られたデザインであることが分ります。
ちょっとネックが短いですが、とてもカッコイイと思います。
アメリカでエレキギターの黄金期を迎えていた同じ頃、東欧はこんなことになっていたんですね。びっくりポンや。
ONYXで検索中にも違和感たっぷりのギターにいくつも遭遇しました。
JOLANA社のホームページには過去モデルのアルバムがあって、
こちらのネット事情ではとてもみんな見ることはできないのですが、たまたま開いたモデルがこれでした。
こりゃまた強烈ですね!
1964年製だそうです。アンプ外付け式エレキギターは今でもイタリアなどで残ってますけど。
試しにアンプを取り除いてみると・・・・本体はよく練られたデザインであることが分ります。
ちょっとネックが短いですが、とてもカッコイイと思います。
アメリカでエレキギターの黄金期を迎えていた同じ頃、東欧はこんなことになっていたんですね。びっくりポンや。
JOLANA ONYX その4 [チェコギター]
関心の無い人にはもういい加減にしろと言われそうですのでJOLANA ONYXの観察は今日で終りにします。
(今回のネタ元はJOLANA社のホームページです)
GIBSON SONEXが東欧で生き残ったとはホントに驚きです。
でも生産はわずか1年だったとの情報もあります。
一方、韓国COLT社でもSONEXもどきが生産されましたが、こちらはかなりガサツナな作りだったようです(実物を見たことが無いのであくまでも私の予想)。
COLTはこんなにルーティングがしっかりしていません。
ONYXは結構ちゃんと使えるギターだったのではなかったのかと想像しています。
最後に西側諸国では見慣れないブリッジを見てみましょう。
どうだったんでしょうね?ローラーサドルの巻き弦用は少し溝幅が広くなっていたりしますが・・・
ONYXはSONEXマニアだった頃の私なら何とかして手に入れようとしたでしょう。興味の尽きないギターに久しぶりに出会いました。
(今回のネタ元はJOLANA社のホームページです)
GIBSON SONEXが東欧で生き残ったとはホントに驚きです。
でも生産はわずか1年だったとの情報もあります。
一方、韓国COLT社でもSONEXもどきが生産されましたが、こちらはかなりガサツナな作りだったようです(実物を見たことが無いのであくまでも私の予想)。
COLTはこんなにルーティングがしっかりしていません。
ONYXは結構ちゃんと使えるギターだったのではなかったのかと想像しています。
最後に西側諸国では見慣れないブリッジを見てみましょう。
どうだったんでしょうね?ローラーサドルの巻き弦用は少し溝幅が広くなっていたりしますが・・・
ONYXはSONEXマニアだった頃の私なら何とかして手に入れようとしたでしょう。興味の尽きないギターに久しぶりに出会いました。
JOLANA ONYX その3 [チェコギター]
チェコギターもシリーズ3回目となりました。
今日はネットの拾い画像でONYXを観察したいと思います。ネタ元はヨーロッパの楽器売買サイトです。売主はハンガリーのブダペスト在住とのことで、いよいよ未知の世界に踏み込んできた感が・・・(数年前の掲載で現在は販売していません)
今回のギターはストリップ状態です。オリジナル塗装の剥離後に透明塗料で上塗りがされているようです。そうそうONYXは本家SONEXのような樹脂ボディーではなく普通に木製ギターです。
では、ご一緒に。
ぐるりと一回りしました。ボディーは4枚継ぎの一枚板ですね。トップに白っぽい突き板が貼ってあるようにも見えますが裏表に同じ継ぎ目が見えるのでやはり一枚板です。
このギターで気になるのはやはり材ですよね。一瞬見た感じはメイプルに似ています。が、もしかするとヨーロッパに潤沢なトウヒ(スプルース)かなあ?シカモアなんてのもあるしなあ?いづれにしても、材の質はあまり良くなさそうですね。ブランドの最下位モデルですから当たり前ですけど。
ヘッドです。薄っすらと年輪が見えますよね。
ここだけ見るとギブソンのコピーモデルではなく完全なオリジナルギターですね。
前に画像掲載したONYXはペグが交換されていましたが、こちらがオリジナル。
3ピースネックです。SONEXにも年式によってメイプル3ピースネックがあります。
このギターに関して言えば、ナチュラルはやめておいたほうが良かったですね。でも、こればかりは剥いでみないと分らないしねえ。。。。
今日はネットの拾い画像でONYXを観察したいと思います。ネタ元はヨーロッパの楽器売買サイトです。売主はハンガリーのブダペスト在住とのことで、いよいよ未知の世界に踏み込んできた感が・・・(数年前の掲載で現在は販売していません)
今回のギターはストリップ状態です。オリジナル塗装の剥離後に透明塗料で上塗りがされているようです。そうそうONYXは本家SONEXのような樹脂ボディーではなく普通に木製ギターです。
では、ご一緒に。
ぐるりと一回りしました。ボディーは4枚継ぎの一枚板ですね。トップに白っぽい突き板が貼ってあるようにも見えますが裏表に同じ継ぎ目が見えるのでやはり一枚板です。
このギターで気になるのはやはり材ですよね。一瞬見た感じはメイプルに似ています。が、もしかするとヨーロッパに潤沢なトウヒ(スプルース)かなあ?シカモアなんてのもあるしなあ?いづれにしても、材の質はあまり良くなさそうですね。ブランドの最下位モデルですから当たり前ですけど。
ヘッドです。薄っすらと年輪が見えますよね。
ここだけ見るとギブソンのコピーモデルではなく完全なオリジナルギターですね。
前に画像掲載したONYXはペグが交換されていましたが、こちらがオリジナル。
3ピースネックです。SONEXにも年式によってメイプル3ピースネックがあります。
このギターに関して言えば、ナチュラルはやめておいたほうが良かったですね。でも、こればかりは剥いでみないと分らないしねえ。。。。
JOLANA ONYX その2 [チェコギター]
前回のギターの正体はといいますと、
1985年製、チェコスロバキア(当時)のJOLANA社のOnyxというギターです。
そうか、東欧か!完全に忘れていた。チェコはビザールギターの宝庫ではないか!
ネタ元は例によってEbayなのですが、このギターはキーワード検索にもひっかかってこないので、見つけたのは本当に偶然です!!
1985年製というと、本家GIBSONのSONEXの生産終了が1984年ですから、ヨーロッパではこのタイプギターの需要はまだあると踏んだんでしょうか?
いづれにしても、社会主義政権下で、独自の美意識でエレキギターが作られ続けてきた背景は研究してみる価値が十分ありそうです。
というわけで、Onyxを観察してみましょう(画像はEbayから転載、出品者様のコメントよりダウンロードOKと判断しました)。
まずは裏っ側。
くびれのところにコンターがありませんね。このギターはトップ、バックともフラットです。
ネックジョイントプレート。ここからすでにビザール臭が・・・
ペグはゴトーに換装されていますね。オリジナルはカバードタイプのゴツいやつです。
ブリッジ、ストップバーともに標準装備のもの。ブリッジのサドルは前後左右に動きます。がなんとなく精度が悪そう。
ブリッジピックアップは社外品に換装されています。オリジナルはネックピックアップ同様、黒ボビンのオープンハムです。
コントロールノブはSONEX純正品に似ています。
というか、こっちのほうがカッコいい。
こりゃ貴重なサーキット画像。
30年ものにしてまっすぐなネックが好感度アップ!
さすが楽器製造に古い歴史のあるヨーロッパ製品。
0番フレット+アルミナットという憎いこだわりも。
この角度のギターが好きです。
マッチングヘッドにOnyxのロゴ。1982年初期のSonexロゴを彷彿とさせます。
早い話がCORTのコピーよりまじめに作られた感じが伝わってくる良さげなギターです。
本物を見たい。触ってみたい。弾いてみたい。チェコに行ってみたい!
ちなみにこのギターはEbay USAにチェコからの出品で、260ドルにもかかわらず長いこと入札ゼロ。えっ?誰も欲しくないって?
そんなもんかなあ・・・・
1985年製、チェコスロバキア(当時)のJOLANA社のOnyxというギターです。
そうか、東欧か!完全に忘れていた。チェコはビザールギターの宝庫ではないか!
ネタ元は例によってEbayなのですが、このギターはキーワード検索にもひっかかってこないので、見つけたのは本当に偶然です!!
1985年製というと、本家GIBSONのSONEXの生産終了が1984年ですから、ヨーロッパではこのタイプギターの需要はまだあると踏んだんでしょうか?
いづれにしても、社会主義政権下で、独自の美意識でエレキギターが作られ続けてきた背景は研究してみる価値が十分ありそうです。
というわけで、Onyxを観察してみましょう(画像はEbayから転載、出品者様のコメントよりダウンロードOKと判断しました)。
まずは裏っ側。
くびれのところにコンターがありませんね。このギターはトップ、バックともフラットです。
ネックジョイントプレート。ここからすでにビザール臭が・・・
ペグはゴトーに換装されていますね。オリジナルはカバードタイプのゴツいやつです。
ブリッジ、ストップバーともに標準装備のもの。ブリッジのサドルは前後左右に動きます。がなんとなく精度が悪そう。
ブリッジピックアップは社外品に換装されています。オリジナルはネックピックアップ同様、黒ボビンのオープンハムです。
コントロールノブはSONEX純正品に似ています。
というか、こっちのほうがカッコいい。
こりゃ貴重なサーキット画像。
30年ものにしてまっすぐなネックが好感度アップ!
さすが楽器製造に古い歴史のあるヨーロッパ製品。
0番フレット+アルミナットという憎いこだわりも。
この角度のギターが好きです。
マッチングヘッドにOnyxのロゴ。1982年初期のSonexロゴを彷彿とさせます。
早い話がCORTのコピーよりまじめに作られた感じが伝わってくる良さげなギターです。
本物を見たい。触ってみたい。弾いてみたい。チェコに行ってみたい!
ちなみにこのギターはEbay USAにチェコからの出品で、260ドルにもかかわらず長いこと入札ゼロ。えっ?誰も欲しくないって?
そんなもんかなあ・・・・