ついに腱鞘炎を発症 [闘病日記]
見てくださいよ。この写真。
左の中指に無骨に巻かれた養生テープ。指が曲がらないように固定しています。
ギターを始めて48年、怪我以外でギターを弾けなくなったのは初めてのこと。二週間ほど前、朝起きたら左の中指が鍵型に曲がっていて、自分の意思では動かせなくて。右手で戻したら、ポキッといって激痛が・・・・
ネットで調べると、典型的なバネ指症状。病院に行くまでもなくこれは腱鞘炎と判明。考えてみると、最近の巣篭もりで思い当たる節が。
BANDMAIDが大好きになってしまい、連日ギター弾きまくっていたなあ。それに追悼露出の増えたEVHのまねっこ。早弾きなんてできもしないくせに無理をしました。
でも、病院とか行っていないんです。途上国の公立病院はいろいろな病気の巣窟で感染リスクが大き過ぎるので。
で、我々外国人は医療費が高くても外国人ドクター?のいる個人経営のクリニックに行ったりするのですが。
とにかく、私くらいの英語力では病気の症状を正確に説明するのは至難の業。ちなみに腱鞘炎は tenosynovitis ってネイティブだって知らないって。
これはグローバル化する社会の大きな課題ですよね。
日本も外国人の受け入れを大幅に拡大する政策のようですが、同時に国内医療機関を訪れる外国人が桁違いに増えるってわかっているのでしょうか??
さて、腱鞘炎の療養には安静にするしかないことは頭では分かってはいるのですが、やはり指が寂しくって、
中指を使わなければギターは弾けます。
運指のいい練習になりますね。でも、これでは今度は他の指が腱鞘炎になるんじゃないか?
後日、テープだけではどうしても指の関節が動いてしまうので、水道パイプのソケットも使うことにしました。
これは目立つので、気が付いた人にいちいち説明するのが面倒で、とりあえず骨折したことにしてしまいました。これならbrokenで100%通じます。
ところで、またまた新発見!パイプだと普段は滅多にやらないスライド奏法ができるぞ!
これはこれでおもしろい!
民間治療の結果は後ほどレポートします(治らなかったらどうしよう)。
ギヴソンギターって知ってますか?その3 [どうでもいい話]
今日はギヴソンのF系エレキギターのラインアップを紹介します。
はじめにお断りしますが、私はこのブランドのギターを見たことも触ったこともありません。なので、コメントは単なるオヤジの戯言です。くれぐれも購入時の参考にはしないようお願いいたします。
まずはG.S. LEAD-1、これはストラトキャスターの完コピーですね。
インド臭はありません。もしかすると中国あたりのOEMかもしれません。
お次はSuper Deluxe。2S仕様。近代ストラト系ボディーで角が伸びてきました。
ストラトながらムスタング風味。昔のトヨタ車がそうでしたが、スーパーデラックスは名前だけが豪華な廉価モデルのことです。
Blue Diamond モデル、こちらはSSH仕様。ボディーはオリジナルストラトに近いような、遠いような。
何故かミドルのピックアップを少し斜めにセット。3連ミニトグルSW。これ、意外におしゃれかも。
Pantherモデル、こちらはボディ直付け2H仕様。
悪くはないかな。ピックガードがかっこいいです。
G.S. LEAD-2モデル。こちらもボディ直付けのHSH仕様。角が小ぶりです。
このモデルは外観のバランスがいいです。ネックはよく見ると22フレットですね。もしアウトプットが横出しならオヤジ的は合格です。
そして最後はPython(ファイタン=ニシキヘビ)モデル。3H仕様です。この辺りから、何やらインド臭がしてきます。
商品説明には、各弦にシングルコイルピックアップ1個相当の豪華仕様とあります。まあ、確かにそうなんですが・・・・
驚くことに、今日紹介したF社系ギターはモデルごとにすべてボディーシェイプが違います。NCルーターでクローンを作れるこの時代にです。下手をすると同じモデルでも違うかもしれません。
これはもろ昭和ギターの世界ですね。
ギヴソンギターって知ってますか?その2 [どうでもいい話]
<今回の写真はギヴソン社のホームページから借用しました>
まずはインド(コルカタ)の下町の街並みに溶け込んだギヴソン音楽産業本社ショールームから。
入店時(入門時)には履物をお脱ぎください(笑)。
支配人と思われる女性。
ショップのスタッフ。
チャライやつが一人もいない! 俺的には高評価。
情報がメーカーのものしかないというのは心配なのでユーチューブもチェック。
ありましたよ。「ギヴソン」はインド人も発音に苦労しています(笑)。
うーん、楽器としては普通に使えそうです。
いづれにしても、掟破りのなんちゃってブランド。
こんなインドの小さな楽器屋が世界中から注目されるのですから、経営戦略としては大成功ですね。
これはなかなかいい感じになってきたぞ。さらに続く
ギヴソンギターって知ってますか? [どうでもいい話]
Ebayで格安ギターを見ていたら、素敵なギターを見つけてしまいました。
まずはヘッドストックからご覧ください。
なっ、なんですか? Givson?
全体はこんなギターなんですけど・・・なんとなく風情がビザール。
2シングルコイルです。どうやら、それぞれについているミニトグルでピックアップを選ぶようです。
このネックなんて40年位前の昭和ギターを彷彿させます。
0フレットやらロッドカバー、これらは間違いなく、日本製のギターを手本にしていますね。
とにかく興味がどんどん沸いて来ました。そこで、速攻ネットで調べてみると、思いのほか簡単にヒットしました(オートコレクトですぐにスペルをgibsonに直されてしまうのには閉口)。
なんとインドのギターブランドらしいです。
現行品はこんなギターです。やはり、我々とはちょっと違う美意識で作られていますね。
気になるお値段はこの最上級モデルで1万円ちょい、前出の青い入門用なら5千円くらいから。
予想に反して、ギヴソンはいわゆるギブソン系のエレキギターを作っていません。
アコギの方では3+3ヘッドのギターがありますが、こんな感じです。
すげーっ!強烈!主張しています!消費者を有名ブランドと紛らわしいロゴで騙す気など全くないようです。
インドのエレキギター、どことなくお香の匂いがしてきそうです。
次回はこのギヴソンについてもう少し掘り下げてみましょう。
SONEXの専用ケースを検証する [SONEXムダ知識]
SONEXには専用の角型ハードケースがありました。
強度的に問題があり、余り実用的ではありませんが、カッコいいのでこのケースだけ欲しいという人もいます。
私も以前ヤフオクで2回出品して、どちらも簡単に落札されました(とはいっても今では考えられないくらい安い価格でしたが)。
そんななか、このケースには実は2種類あることに気が付きました。
まずはこれです。
GGCロゴが端のほうにあるタイプです。
これは一本枕です。
一般的にはこのタイプをよく見かけると思います。私の調査では、1980年から1981年を中心に出回ったようです。
とてもシンプルで、赤いライナーは毛羽が短く薄いものです。
一応ボディバックにはアンコが入っていたようです。が、もう記憶が曖昧です。
しかし、こういうのもあります。
ロゴの場所が少し離れています。これは後期型とでも呼んだらいいのか、1982年以降を中心に見られます。
最近になって気が付いたのですが、このタイプは2本枕なのです。
小物入れまで付いて、少し豪華ですね(ライナーはまだ薄い)。
2本枕でも、こちらのケースにいたってはライナーがモフモフです。
これなら安心してギターを収納できますね。
そして、これは2本枕でも、その間が小物入れになっているタイプ。
どうです、GGC角ケースにもいろんなタイプがあるでしょう?
なんとなく、これらの違いは年式に関係あるような感じがして、片っ端からケースの写真を調べていたら・・・
ついに、こんなのが出てきました。
ロゴ離れです。当然中身は二本枕のはずが・・・・
あれまっ!一本枕でした!
ということは逆に端ロゴでも、二本枕があるかもしれない!?
次はこれを探してみよう!
って、このネタいったい何にオヤジが反応しているのか、ほとんどの人には理解できないんじゃない?