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ナットが。。。 [フォトジェニJR]

さあ、フォトジェニをいじりましょう。まずナットの交換から。オリジナルを外します。弦を外しても動かないのでここは当て木をしてハンマーで軽く。。。。うぉーっ。ナットが割れた!
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皆さん気を付けてください。フォトジェニのナットはかなり強力な接着剤で固定されています。ナットそのものの素材も硬質プラスティックです。これまでかなりの数のギターをいじってきたけど、こんなことになったのははじめてです。ご覧のとおり粉々です。残った破片を取り除くのにも苦労しました。やれやれ。
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気を取り直して、新しいナットを乗せてみます。幅は問題なし。軽くやすってやればいいだろう。厚みのほうはずいぶん違うなあ。木地が見えている。さあ、どうしようか?
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じつはこのギターのヘッドには塗装がケロイド状になっている部分があるのです。これは私のミスでできてしまったもの。何度も修復しようと思ったのだけど、ここをいじるとロゴに影響が出そうで手が出せなかったのです。私のなかには大雑把なやつと神経質なやつが同居していて、いつも戦っている訳だが、大体、大雑把なやつの方が勝つことになっている。ところが今回は神経質さんの意見が通った。「全面、修復せよ」の指令が出た。
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再塗装が決定したところでこれまた交換の予定のペグを外すと。あれっ??裏にJAPANの刻印が。GOTOHにそっくりだと思っていたけど、そのものじゃないの?フォトジェニが世界のGOTOHを標準装備するわけ?それとも高レベルのパチもん?チューニングが安定しなかったのは別の理由だったら?とにかく、新しいペグは買ってしまったので、オリジナルの方はヤフオクに出品しておきました。
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ペグを全て外し、さっそく水砥ぎ。適当なところで止めないとなんちゃってデカールまで達してしまうので、慎重に慎重に。このロゴは私の中学生の頃からのG社に対するレスペクトが形になったもので、決して偽ブランド品を作ったのではありません。今から40年近く前のG社は本当に雲の上の存在でしたね(しみじみ)。
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あとはクリアーラッカーを吹いては乾かしの繰り返し。今日はここまで。
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