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やらかしてくれたな [どうでもいい話]


ギターネタはしばらくお休みです。

SONEXの再生に魂を入れ過ぎ、ただ今、腑抜けになっております。
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このギターとは縁もゆかりもなさそうなおじさん、誰?


で、話は変わって、当ブログの2016年7月の記事で、私はこんなことを書いています。

こちら

私、沢尻さんマジで好きだったんですよ。

カワイイ顔の裏に何となく見え隠れする毒気にやられていました。

やっぱり、本物の毒を持っていたんですね(ここ笑うところではありません)。

今ここで、彼女の行為を論ずるつもりはありません。

ただ、世の中、いい子ばかりでつまらなくなっていたので、なんか風穴を開けてくれたなあ、と。

ロックをやっている人が、テレビに出て意外にいい人振りを披露したり、紅白や民放の歌番組で、アイドルと一緒にニコニコしていちゃダメでしょ。


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完成しました [SONEX再生計画]


今ここに、一度は死んでしまったSONEX CUSTOM80改が、約5年の歳月を経て復活しました。
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不思議な感覚です。達成感よりも、実物が目の前にあるのに喪失感のほうが勝っています。

火災に遭ったとはいっても直接炎に炙られたわけではなく、ケース内で高温燻製状態になったギターです。
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本体に炎が当たってしまったら、さすがに復活は無理だったでしょう。

私の場合、とても運が良かったと思います(んっ?そうだろうか??)。カミさんの機転で幸運にもこの一本を回収することができました。

しかし、火災現場には他にも同じような状態にあったと思われるケースがたくさん残っていたということなので、ケース保管は一定のセーフネットになるかも知れません。

最近は想定外の災害も多いですし、耐水・耐火ギターケースというのを開発すれば皆さんに喜んでいただけるかも?いやマジで。

脱線しました。

このギターはもう現役で使うことはありませんし、他の人の手に渡ることもありません。

家人には私が死んだら一緒に葬ってくれとお願いするつもりです。

このブログもこの先どうしようかなあ・・・と考えています。




もともとすごく存在感のあるSONEXだったのが、さらに、ただものではないオーラを発するようになりました。
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実物はもう誰にも見せませんので。これが見納めです。

最後に画像をいくつか貼ります。

火災の前のCOSTOM80改です。
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ちょっとレモンがかったパールホワイトだったんですよ。

生前のイメージを残しながら、レストアが終わったところです。
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塗装がえぐいことになっている以外、火災の痕跡がほとんどなくなってしまったので、あえて、このヨレヨレのトラスロッドカバーを残しました。
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長いことお付き合いありがとうございました。



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こんなに下げて大丈夫? [SONEX再生計画]


引き続き、各部の調整中です。

このメイプルスリーピースネックは、火災に遭ったというのにそりゃあもう、真っ直ぐですよ!!
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火事で焼け出された直後の貴重な写真!

なもんで、弦を目一杯下げてみました。いわゆるローアクションというヤツです。
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ブリッジがペタペタまで下がっています。
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でも、こんなに下げると弦のテンションも下がってしまいますね。

リアピックアップのリングを削って、ピックアップ本体も下げました。
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このリングは厚過ぎて気になっていたのでちょうど良かったです。

12フレットを押さえてみるも、ハイポジのどこにも音詰まりは発生しません。つまり、このまま弾けるということです。
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でも、私はいつもギターは弦を高めにして弾いているので、やっぱ、こんなに低いのはダメだな。

要は、SONEX CUSTOM80のハードメイプルネックは、信じられないくらい真っ直ぐで安定しているということを言いたいだけでした。このモデルは日本製ネックではなく、アメリカ製(恐らくカラマズー工場の在庫)ではないかと思います。

それより、オイラの手、日に焼けて深い皺が刻まれた老漁師の手ですよ!

もはや日本人とは思えませんね(笑)。



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ナットをどうしようかな [SONEX再生計画]


修復作業中のSONEX CUSTOM80は、とりあえず弾ける状態まで復活したので、今度は少し細かいところをチェックしました。

これが現状のナット周辺なんですが・・・・弦間のバランスが悪いよなあ。
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1弦と2弦の間が、いくらなんでも狭過ぎるっしょ。
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火事でエボニーの指板が縮んだくらいだから、ナットも変形したんだろうか?

あるいは、もともとこんなだったのだろうか?

で、画像ストックの中から他の個体を観察してみました。

あれっ?ナットの弦間隔は普通ですよ!
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それよりヘッドのギブソンロゴのセンターが、かなり1-3弦側にずれていますね(笑)。

こちらはパーフェクトなサンプルだこと。しかもマット仕上げです(SONEXの黒のフィニッシュにはグロスとマットがあります・・・ウンチク)。
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ロゴはセンターの定位置です。ナットもこれが当たり前だろ、というくらい普通です。

他の個体もいくつか調べましたが、ナットの弦溝は特におかしなところはありませんでした。

では、私の個体はどうしてこんなことに??

で、画像ストックの中から私の個体が、被災する前の写真を発見しました!

あれまっ!弦間は今のままです。ナットを交換した様子もありません。ということはギブソンともあろう大メーカーがこんないいかげんな個体を市販したということですね。
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それから、3弦の溝欠けも火災とは関係ないですね。入手した時からのようです。

もうこのギターは楽器として本気で使うことはないし、SONEXの工業製品としてのばらつきが激しかった貴重な証拠(ネタ)にもなるので、このままにすることにしましょう。


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