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ピックアップセレクターの装着 [ギャラン]


これはギャラン純正の国産トグルスイッチです。
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まだ使えるので保管しておきます。おそらく新しいほうが先に壊れると思うので。

で、キャビティーですが、ここに通じる配線用のパスが非常に大きいのでリード線を針金で引っ張ったりする必要がありません。
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というか恐ろしいことに配線したままのスイッチそのものを通すことができました!!
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パネル用のビスは例によってすべて折れてしまったので、60度廻したところに新しい穴を開けました。
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塗膜が剥げて白く見えるほうです。

だから、このパネルはオリジナルの配置とは違います。それに細かいことを言うとモクネジは皿ではなく本当は丸頭なんですよ。しかも、ゴールドではなく黒でした。
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本当はこのあたりも忠実にやらないとダメなんですけどね。なんか、最近、レストアの基準が随分ゆるくなってきました。完成まで気力が続くんだろうか??

ピックアップセレクターの装着完了!
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ゴールドのナットやスイッチプレート、ノブは全てギャランのオリジナルです。

次回はいよいよピックアップを載せますよ!


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配線はちゃちゃっと [ギャラン]

ギャランレスポールの電装は総入れ替えです。

今回はなるべく当時の雰囲気を保ちながらレストアする方針ですので、交換パーツもなるべく普及品を使います(いつもならレストアのついでにパーツをアップグレードするんですけどね)。

中国製レスポール配線キットなるものを購入しました。嘘みたいに安いので心配しましたが、まあ、こんなもんかなあ。
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ポットはもちろん小径タイプです。
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オリジナルのようにDカーブにはしませんので。

アウトプットジャックは半田付けが怪しいですね。
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ピックアップセレクターのトグルスイッチがとにかく安っぽい。
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半田付けも怪しい。

ちなみにこちらがギャラン純正品。
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ものすごくまともなパーツに見えるのは私だけ?

で、この回路は単に組み込むだけです。
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これにあとでピックアップをつなげてやればいいだけです。

ポインターは樹脂性なのでポットを外す際に熱で溶けてしまいました。ナットが回って外れたトーンポットのものが一枚だけ残っています。
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これには資料的な価値はあるけれど、あと3枚追加するより全部無くすが簡単だよね。ということでポインターは省略することにしました。

今回の作業は珍しく鼻歌交じりで進んだのでした。



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なんちゃってハムを作ってみた [ギャラン]

それではフロントピックアップのほうをなんちゃってハムにしてみようと思います。

断線した(ばかオヤジが自分で切ってしまった)白コイルを外して、生きている白コイルをリアから移植しようという作戦です。
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アジャスタブルポールのほうははじめから断線しているのでこちらは単なるダミーです。

白コイルにリード線を結線するだけです。
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オリジナル同様にマグネットにボンドを塗りまして・・・
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コイルが付きました。
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次にマウントにもオリジナルと同じ場所にボンドを塗りまして・・・
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カバーを接着しました。
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なんちゃってハムが出来上がりました!
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コイルの抵抗値が測るたびに下がっていくのはどうしてでしょうか?

出音テストも合格、とりあえず正常に音が出ることは確認しました。
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早くギターに載せて当時のイナタイなんちゃってサウンドを満喫したいです。



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祝1000本達成! [製造時期]

SONEXのサンプリングを始めて早12年、ついにDATABASE登録数(シリアルナンバーが確認できたもの)は1000本に到達しました。画像をクリックすると拡大できますので興味のある方はどうぞご覧ください。

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いやー、なんつーか、まあ、ご苦労さんでした。

最近はネット上にSONEXのイメージはたくさんありますので、丁寧に画像検索すればもう少し早く1000本に到達できたかもしれません。

そして、それを今すればもっと登録数を伸ばすことができると思います。

しかし、今はね、本当のことを言うと、そこまでの情熱はないのです。

苦労して集めた実機のコレクションを失ったってことがやはり大きいと思います。

まあ、ここまで来たらサンプリングは死ぬまで続けようと思います。

でもね、データベースそのもの(詳細データ)を公開することはありません。

SONEXについて本当のことを知りたいだけ。完全な自己満足です。それがマニアの流儀かな。


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明けましておめでとうございます

ほとんどごく一部のマニア向けサイトになってしまいましたが、今年もよろしくお願いします。

このところずっとギャランのレスポールモデルのレストア記事を書いています。
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昨年末には完成させる予定でいましたが、いまだにこんな状態です。
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次には本丸のSONEXのレストアが控えております。ギャランのほうは早々に切り上げたいと思います。というのが新年の抱負です。

で、今日は当地でも元旦祝日ですので、ちょっこし正月気分を味わっております。
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お箸とスプーンは韓国式ですが単にインスタ映えを狙ったものです。

今年は何故かとてもおせちが食べたくなって、自分でなんとかそれらしいものを作ってみました。私の郷土の正月料理のキモである魚卵系の食材がまったくありません。よくよく見ると食材はトロピカル系でチョロギの代わりは赤く染めたナタデココです(笑)。

ここで、お気づきの方もおられると思いますが、私の実家ではお正月といえばこのように雑煮とお汁粉が並んで出てきました。私はずっとそういうものだと思っていました。

それから結婚してかみさんの実家で正月を迎えて、はじめてそれは普通ではないことがわかりました。その後はモチをがっつり食べるという習慣のない人達とばかり付き合ってきたのでそういうことを話題にすることもなくなりました。

ところが、結構、最近の話ですが、父方が宮城県にルーツを持つという人の家でも子供の頃はやはり正月にはお椀が二個並んでいたという貴重な証言を得ました。

このモチ食い文化は残さなければならんと思い立ったのでした。そして、思い立ったら即実行です。

というわけで、一人っきりでモチを必要以上に食いながらお正月を過ごしているというわけです(海外で切りモチは決して安いものではないのでたらふく食べたりできませんけど)。



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