Kustom カラー

いつだったか、このブログで「SONEXほど色を塗り替えられたギブソンのギターはない」などと何の根拠も無いことを書いたような記憶があります。真偽のほどはわかりませんが、確かに塗り替え個体は多数存在します。

ギターの場合、キズは付加価値と見なされる場合がありますが色の塗り替えやアートデコは余程のことがない限りアウトです。特に日本では常にマイナス評価です（これじゃカスタム文化は根付かないよあ）。

なので将来の売却を考えたら塗装はオリジナルに留めておくことが肝要です。

その一方でSONEXに塗り替え個体が多いということはもはや誰もオリジナルのSONEXに資産価値を見出していない証拠でしょう。

うん。上等じゃないか！

さて、このSONEXは前にもアップしたような気がしますが・・・


ヤケクソみたいな汚い個体ではないけれどやはりチープで・・・


全塗装で仕上がりは悪くないと思います。


でもねえ、こういうギターはクルマに例えるとカスタムカーというより、族車の臭いがするのはオヤジだけでしょうか。

オーナーがレディースさんだったらシャレになりませんね。


ところで、手品じゃないですけど、このギターはね、ほらっ！


あれっ？ピックガードが変わった！

パール紫のSONEXが画像コレクションの中に2本あったと思っていましたが、こうやって並べて見ると同じ個体ですね！

どちらもEbayでサンプリングしたものです。同じ個体がどういういきさつか改造されてまた出品されたようです。

こういう個体はそのうちまた出てきますよ。再会できるのを楽しみにしています。