ウクレレについて考える [海外隠遁生活日記]
変わった楽器ですが何だかわかりますか?
愛好家の世界でこれはタヒチアンウクレレと呼ばれているものらしいです。
でも、これを使っている人たち自身はこれを単にウクレレと呼びます。
上の写真はフィジーで撮影したものです。
南太平洋では特に珍しくも無い8弦ウクレレを何故撮影したかというと妙に出来がいいからなんです。
稚拙な手作りものが大半を占めるこの楽器にしては完成度が高いのです。どこか工房のようなところで作られたものではないかと考えています。ハワイのウクレレのようにこちらも今後は高級化していくのでしょうか?
で、これはハワイのタロパッチと呼ばれるウクレレと同様に弦が8本あります。2本づつ同じ音でユニゾンさせる構造(マンドリン式)で弾き方は普通の4弦ウクレレと同じです。
しかし、タロパッチと構造は全く別物で、表からボディーを丸くザクって共鳴板で蓋をして、その共鳴板に直接ブリッジが装着されています。よってこのウクレレはバンジョーに近いはじけた音感です。
ここの古くからの読者の皆さんなら私がこのタイプのウクレレを所有していたことをご存知ですね。
これです(2009年頃のブログに出ているはずです)。
メラネシアで独自に進化した6弦タイプで、友人がわざわざ私のために作ってくれたものです。現地でこの楽器はユカリリと呼ばれますが、これはウクレレの英語発音ユーカレイリーが訛ったものです。もちろん普通にウクレレでも通じます。
これはいわゆる6弦ウクレレではなく、2組だけ音をユニゾンさせるものでチューニングも弾き方も4弦と同じです。
ポリネシアにルーツを持つウクレレがメラネシアまで広く普及したのは自分で作れる手軽な楽器だったということでしょうね。
そして私が今いるマイクロネシアにはそういうDIY文化は伝播しませんでした。
ちょっと南太平洋が懐かしくなっています。
愛好家の世界でこれはタヒチアンウクレレと呼ばれているものらしいです。
でも、これを使っている人たち自身はこれを単にウクレレと呼びます。
上の写真はフィジーで撮影したものです。
南太平洋では特に珍しくも無い8弦ウクレレを何故撮影したかというと妙に出来がいいからなんです。
稚拙な手作りものが大半を占めるこの楽器にしては完成度が高いのです。どこか工房のようなところで作られたものではないかと考えています。ハワイのウクレレのようにこちらも今後は高級化していくのでしょうか?
で、これはハワイのタロパッチと呼ばれるウクレレと同様に弦が8本あります。2本づつ同じ音でユニゾンさせる構造(マンドリン式)で弾き方は普通の4弦ウクレレと同じです。
しかし、タロパッチと構造は全く別物で、表からボディーを丸くザクって共鳴板で蓋をして、その共鳴板に直接ブリッジが装着されています。よってこのウクレレはバンジョーに近いはじけた音感です。
ここの古くからの読者の皆さんなら私がこのタイプのウクレレを所有していたことをご存知ですね。
これです(2009年頃のブログに出ているはずです)。
メラネシアで独自に進化した6弦タイプで、友人がわざわざ私のために作ってくれたものです。現地でこの楽器はユカリリと呼ばれますが、これはウクレレの英語発音ユーカレイリーが訛ったものです。もちろん普通にウクレレでも通じます。
これはいわゆる6弦ウクレレではなく、2組だけ音をユニゾンさせるものでチューニングも弾き方も4弦と同じです。
ポリネシアにルーツを持つウクレレがメラネシアまで広く普及したのは自分で作れる手軽な楽器だったということでしょうね。
そして私が今いるマイクロネシアにはそういうDIY文化は伝播しませんでした。
ちょっと南太平洋が懐かしくなっています。
2016-03-19 12:03
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