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当時の配線は? [トムソンのストラト]

音が出ない原因として一番クサイのがアウトプットジャックでした。

ナットが緩んでガタガタしてましたから。

そこで、プレートを外し、ジャックを取り出してみたら・・・あれっ?問題ないじゃん?

プラグを挿してみると・・・アンプから正常に音がでますよ!
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回路もすべて正常に働いています。うーん何が悪かったのか良く分らん。

とにかく、ちゃんと音が出ているので、さっそく試し弾きをしてみました。

このギターは、メロウな生鳴りとは対照的に硬質な高音成分多めのピックアップが搭載されていました。

さあ、本題はこれから。皆さんも当時の安ギターの代名詞、トムソンの中身が見たいでしょう?
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はいっ!こうなっております!キャビティーはちゃんと3S対応です。
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ピックガードの裏にシールドのアルミが貼っていないのも当時の国産ギターのお約束。それにしても、このギターはグレコとそっくりです。恐らくあの工場のOEMだろうな。うちのマツモク製ストラトにはアルミが貼ってあり、これらとはちょっと風情が違いますので。

配線は特に整然とはしていませんが、ハンダ付けはしっかりしていて安心感があります。
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それにしても、ポットが妙なことに・・・・

何ですか?この鮮やかな緑色は??
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よく白く腐食したり、茶色にさびが出たりしてるのは見かけますが、このようなきれいな緑色の粉が吹いているのは・・・・それでいて、別にガリが出たりはしていない。

セレクタのバネはがっつりさびています。それでも切り替えのタッチが最高!すこっ、すこっ、と気持ちよく切り替わります。
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ピックアップのことは詳しくありませんので、コメントは控えます。ご覧の通りです。
Dscn0050.jpg
外観は35年以上前のものとは思えないほどきれいです。それに丁寧に作られた感じがします。

今回、電装パーツ類は極力クリーニングだけに留めておきます。
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