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電装パーツのクリーニング [トムソンのストラト]

電装のクリーニングとはいっても、リード線保護のため、ピックアップは外しませんでした。
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ハーネス類はアッセンブリのまま、オリジナル度最優先です。

パーツの清掃、特に大げさなことはありません。古いTシャツなどを細かく切ったウエスをたくさん準備して、CRC-556をたっぷり吹きかけては、きれいなウエスで吸い取るみたいにして。部分的に歯ブラシも使いました。ブラシを使うとき、クズをポット内部にはね飛ばさないように注意しました。それでも、入ってしまいますから、ポット内部やセレクターの接点は無水アルコールで最後に洗い流しました。回転部分にグリスを使ったりはしていません。おそらくCRC556が浸透しているはずですので。

今回はレストア(復元)が目的ですので、パーツ類の交換はしませんが、楽器として再生するなら、ポットやスイッチなどの消耗品は交換したほうがいいのは言うまでもありません。というか、配線全取っ替えがベストですね。

そうこうしているうちに作業終了。アッセンブリごとピックガードに戻しました。
Dscn0064.jpg

古いギターはこういうことをしているうちに、ハンダ付けした銅線が断線してしまうものですが、こいつは全然大丈夫でした。
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この時代の国産ギターの配線は丁寧ですよ。(おそらく松本市周辺の熟練したおばちゃんたちがやったんだよね)
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