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ヘッドのヒビ割れ [ジャンクベース]

外したネックを観察してみると、

基本的にネック本体、指板、フレットともダメージは無く汚れているだけです。

ヘッド表のヒビ割れはポリ塗装の割れのようです。てっぺん先にはハゲがありますね。
Dscn9005.jpg
自分の楽器なら塗装を剥いで塗り直すところです。が、今回は実用上問題が無ければ手を付けない方針なので、そのままにすることにします。

ヘッド裏にはちょっと深いヒビがあります。縦方向なので強度的には大丈夫そうです。
Dscn9014.jpg
でも、せっかくですから後で補修の練習をやってみますね。

ボリュートからネックにかけて細かい打痕が結構あって手触りが不快です。
Dscn9027.jpg
こっちもついでに修正しましょう。

まず、ヒビ割れに沿ってリューターで溝を掘りました。
Dscn9031.jpg
加工が楽なように逆△の溝です。オイラのおもちゃリューターではこれが限界です。ちゃんとしたのが欲しいとマジで思いました。

この溝に合わせて角材を接着。はみ出した部分は削ってしまうのでご心配なく。
Dscn9032.jpg

一晩圧着して、溝の奥にも接着剤を行き渡らせます。
Dscn9033.jpg

接着剤が乾いたところで、ヘッド裏全体をやすりがけ。
Dscn9036.jpg
ボリュート周辺の修正もこのときやってしまいました。

仕上げは艶ありクリアニスにタルク(ベビーパウダー)を混ぜたものをハケ塗りしました。
Dscn9054.jpg
ボリュートからネック側はタルク無しです。このネックはグロス仕上げですので。

ベビーパウダーでラッカーのつや消しするのはオイラ世代が模型少年だった頃は定番だったよね?

続く・・・
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