スタッドアンカーの抜き方 [その他]
私事ですが、実は少し前に当ブログは50万アクセスを達成していたんですよ!
で、これはまずいことになったかなと。
オヤジは基本、小心者ですから。
これまでのアクセスを解析してみると、ある記事がダントツで1位なのですが・・・
残念ながらSONEXネタではありません(ちょっと批判的なやつでして、どの記事かは伏せておきます)。
その次にアクセスが多いのが、「スタッドアンカーを抜く」という記事なのです。
ギターからパーツを外していくと最後に残る厄介者ですから。
これは記事のとおり、結構簡単に抜けるのですが、やり方がまずいとボディーにダメージを与える可能性があるので、
「自己責任でやってください」ではあまりに無責任かなと思いまして、
今日はもう一度このやり方を説明しますね。
まず、アンカー抜きに使う道具はこれだけ。見てのとおり、全部、ホームセンターで手に入るようなものばかりです。
ボルトは国産ギターの場合、M8という規格のものです。オヤジは長さ40ミリを使っています。ただし、輸入ギターの5/16インチ用には使えませんので要注意!!ギブソンにはオヤジはこのボルトのピッチを改造して使っています(これは中級以上のかた限定)。スリーブは水道配管用PVCソケットを30ミリくらいに切ったものです。赤い印鑑マットは牛革製です。このマットが大変重要ですので、なんとか代用品を見つけてください。
では、さっそくやってみましょう。基本的にこれらの作業をみて、何がどうなっているのか想像できないかたは、自分でアンカーを抜くのはやめておいたほうがいいと思います。
今回のサンプルはブリッジのアンカーも同じ方法で抜くことができますね。
道具はこういう具合にセットします。
ギターによってはアンカーがなかなか抜けてこない場合があるので、そうなるとソケットのほうがボディに食い込んでいきます。応力を分散させないと輪っかのあとが残って悲惨なことになる可能性があります(危険その1)。なのでボディの保護対策は必ずしてください。オイラはいろいろ試して皮マットが一番使いやすいという結論に達したのです。
後はグイグイとボルトを締め込んでいけばいいだけですが・・・
はじめは硬いです。なので力が要ります。それがふっと軽くなるときがあります。
軽く感じたら一度ボルトを抜いてみてください。このようにアンカーが浮いてきていればOKです。
この時、厚めのポリ塗装のギターでは塗膜がくっついて一緒にあがってきていることがあります(危険その2)。すぐに塗膜をカッターで切り離してください。同時にスリーブの食い込みが起こっていないかもチェック(ここで見つけてもすでに手遅れですが・・・ここから先は力が要りませんので被害は最小限に防げる?)。
もう一度、道具をセットしてあとはボルトをクイクイ締めていけば、
最後はこのようにころりと抜けてきます。
ハイっ、全部きれいに抜けました。
こんなこと言うのもなんですが、スタッドアンカーって、実は打ち込むほうが難しいよね。
皆さん、くれぐれも気をつけて!
で、これはまずいことになったかなと。
オヤジは基本、小心者ですから。
これまでのアクセスを解析してみると、ある記事がダントツで1位なのですが・・・
残念ながらSONEXネタではありません(ちょっと批判的なやつでして、どの記事かは伏せておきます)。
その次にアクセスが多いのが、「スタッドアンカーを抜く」という記事なのです。
ギターからパーツを外していくと最後に残る厄介者ですから。
これは記事のとおり、結構簡単に抜けるのですが、やり方がまずいとボディーにダメージを与える可能性があるので、
「自己責任でやってください」ではあまりに無責任かなと思いまして、
今日はもう一度このやり方を説明しますね。
まず、アンカー抜きに使う道具はこれだけ。見てのとおり、全部、ホームセンターで手に入るようなものばかりです。
ボルトは国産ギターの場合、M8という規格のものです。オヤジは長さ40ミリを使っています。ただし、輸入ギターの5/16インチ用には使えませんので要注意!!ギブソンにはオヤジはこのボルトのピッチを改造して使っています(これは中級以上のかた限定)。スリーブは水道配管用PVCソケットを30ミリくらいに切ったものです。赤い印鑑マットは牛革製です。このマットが大変重要ですので、なんとか代用品を見つけてください。
では、さっそくやってみましょう。基本的にこれらの作業をみて、何がどうなっているのか想像できないかたは、自分でアンカーを抜くのはやめておいたほうがいいと思います。
今回のサンプルはブリッジのアンカーも同じ方法で抜くことができますね。
道具はこういう具合にセットします。
ギターによってはアンカーがなかなか抜けてこない場合があるので、そうなるとソケットのほうがボディに食い込んでいきます。応力を分散させないと輪っかのあとが残って悲惨なことになる可能性があります(危険その1)。なのでボディの保護対策は必ずしてください。オイラはいろいろ試して皮マットが一番使いやすいという結論に達したのです。
後はグイグイとボルトを締め込んでいけばいいだけですが・・・
はじめは硬いです。なので力が要ります。それがふっと軽くなるときがあります。
軽く感じたら一度ボルトを抜いてみてください。このようにアンカーが浮いてきていればOKです。
この時、厚めのポリ塗装のギターでは塗膜がくっついて一緒にあがってきていることがあります(危険その2)。すぐに塗膜をカッターで切り離してください。同時にスリーブの食い込みが起こっていないかもチェック(ここで見つけてもすでに手遅れですが・・・ここから先は力が要りませんので被害は最小限に防げる?)。
もう一度、道具をセットしてあとはボルトをクイクイ締めていけば、
最後はこのようにころりと抜けてきます。
ハイっ、全部きれいに抜けました。
こんなこと言うのもなんですが、スタッドアンカーって、実は打ち込むほうが難しいよね。
皆さん、くれぐれも気をつけて!
2013-04-14 12:01
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