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トムソンD-38復活! [アコースティックギター]

ヘッドの補修はばっちり成功です。

接着後3日で緩めに弦を張って様子を見て、さらにフルテンションで2日間観察。

全然問題なしです!

で、最終の工程に入ります。

ネックの反りはありませんが、弦は少し高めです。
DSCN8519.JPG
6弦の弦高が12フレットで4ミリくらいあり、典型的なトップ浮き症状です。

なので、サドル底部をぴったし1ミリ削り、サドル全体をローダウンしました。
Dscn8522.jpg
あわせてナットも調整しました(6弦の溝を深く)。

フレットの減りはほとんど見られないので、磨きをかけるだけにして、

まず、市販のフレット磨き用プレートのようなものを自作しました。
Dscn8527.jpg

透明でよく見えませんが、一見よさそうですね。
Dscn8525.jpg
このあとメタルクルーナーで磨いたのですが、隙間からクリーナ液が染み出し指板が汚れてあまりよくありませんでした(涙)。

最後に指板のクリーニングを行い、椿油で保湿処理、そして弦を張って完成!
Dscn8532.jpg

どうですか?このギター?
Dscn8531.jpg
このバックは突き板を貼ったものではなく、本当に3枚(3ピース)構造ですよ!

補修したヘッド周りも何事もなかったようなたたずまい。
Dscn8534.jpg

無事復活したトムソンですが、その音は・・・

アコギはまったくの素人のオイラが無責任なこと言うのもなんだし・・・

どうなんでしょうねえ?

最近の入門用中華アコギとは次元の違う鳴りだということはわかりますが・・・

実際、現物を目の前にすると、このギターは怪しいところはどこにもない、至極まっとうなオールドギターです。ナットとサドルをグレードアップすればさらにいい感じになる予感がします。

こいつがうちに来たのも何かの縁、自分用に大事にしたいと思います。






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