ネックのニス塗り

目止めの次はニス塗りです。

いつもはここでポリのつや消しクリアーを使うのですが、使いかけのものは古くてヤバそうだったので、今回はアクリルの艶出しクリアーを使いました。


薄く塗っては乾かし、ヤスッて、また塗って。の繰り返しなので画像は割愛しますね。


ヤスるといっても、２４０番くらいのペーパーで軽くざらざらを取るだけです。

打痕のパテ埋めしたしたところが、とても目立っていますね。このネックはクリア仕上げにする予定はないので問題ありませんが。

そうそう、下地のニス塗りにはこんなタンポを使っています。テルテル坊主じゃありませんので。

もちろんハケ塗りしても良いんだけど、タンポだとダレが出なくて誰でも上手にできますよ。

今回のちょっとした失敗はというと・・・・

指板のサイドの導管にとの粉が入ってしまいました。

この80年製ネックのオリジナルはサイドまで塗装されるタイプだからマスキングしなかったんだけど、せっかく塗装を剥いだんだから、境目のラインは出したいよね。ご本家のGIBSONさんもここで手抜きしましたね（ニヤリっ）

で、今回は３回塗りにしておきました。

艶出しニスを使ったので、もうこのままでもいいくらいになってしまいました。でも、これはあくまでも下塗りだから。

マスキングテープを剥がして、風通しのよい所で乾燥。

テープを剥がすと、指板とフレットの境目にとの粉が滲みてますが、歯ブラシでシコシコしながら掃除機で粉を吸ってしまえば導管に入らないよ。くれぐれも擦り込まないように！！

今週はここまで。