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さよならテレキャスター 1 [トムソン]

この連休はトムソンのテレキャスターをいじっています。
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というのも、こいつは近々新しいオーナー(JC)のところへ旅立つことになったもので。

娘によるとけいおん部にテレキャスを弾いてみたいという子がいるので、「トムソンでいいなら、お父さんのを使いなさい」ということになってしまった。赤のテレキャスはやはり女の子が弾くのがお似合いだもんね。

トムソンとひと口に言っても、オイラのテレキャスは東海楽器が80年代に製造した、まあ、まともな部類のトムソンだから、十分実戦で使えると思うよ。

さて、JCのか細い指先で弾くとなると・・・こいつもフレットエンドが出っぱってきたので、少し調整してやらないと。
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矢印のところが指に引っかかります。この前修正したバスカーズほどではないですがやはり気になります。

はじめは1弦と6弦だけ外して片方ずつやろうと思いましたが・・・・
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これではヤスリをかけ難いし、考えてみるとついでにフレットも磨いたほうがいいので、弦は全部外してやり直しとなりました。

バスカーズでは片方のサイドをぜんぶやって、次に反対側へというやりかたでしたが、今回は一本ずつ仕上げていく方法に改めました。
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これだとゴールが見えるので達成感が違う?

外した弦は、最終的には全部取り替えることになるのですが、これから調整のために弦を張ったり緩めたりを繰り返すので、切らずに残しておきました。
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作業は中盤戦ですね!今回は棒ヤスリに加えて、スポンジヤスリを使いました。棒ヤスリで角を落とすのには三角より半丸の方が使いやすいようです。
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削りカスは掃除機で吸いながら作業をしました。指板の導管にカスをあまり入れたくないもんで。

いよいよ最後のフレットに来ていますね。テレビを観ながら、だらだらやったので半日がかりでした。
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もちろん、集中してやれば、もっと早く終わると思います。

フレットが終わったら、指板の角とフレットエンドのつながりに違和感がなくなるよう、中目のスポンジヤスリで思い切りよく整えます。こいつはもうオリジナル度優先ではなく、演奏性重視ですから、ガシガシやってしまいましょう。
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スポンジヤスリはとても優れもので、凸凹したところもOK。しかも、耐水ペーパーのように番手を上げていくと、艶出しができます。

でもって、今日の作業はここまで。
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フレットエンドの処理って、同じことの繰り返し。なんとも孤独な作業ですね。さすがのオイラもちょっこし疲れました。ふうーっ。


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