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出張用ギターあれこれ [出張]

今日は雨。湘南に波なし。昨日行っておいてよかった。全身筋肉痛だけど。で、本日のお題は出張用ギター。まずは写真をごらんください。名づけて赤ギター。
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なんでしょうこれは?B級どころかC級つまりおもちゃギターです。国内では超レアといか1本しかないものかも。なぜなら台湾のバレンシア(クラシックギターのメーカー)製でヨーロッパに輸出されたもの。私はこれを95年、南太平洋の某国滞在中にデンマーク人から譲ってもらいました。GS時代のグヤトーンかテスコをイメージしていただくとわかりやすい小さくて軽くてかわいいギター。分厚いポリ塗装の中身はもちろんベニヤ板。ところがどっこい音の方は低音がよく出てふくよかなのでびっくり。外観からペラペラしたエレキっぽい音を想像していたもので。帰国後さっそくいじりました。オリジナルはビザールお約束のバーブリッジ(針金一本みたいなやつ)だったのをTOMに換えて音程を確保。フロントピックアップを強化。G社57クラシックやら5個くらい試してウォッシュバーンの安ハムを採用。とても気に入ってよく弾きましたが5年ほどでネックがねじれてしまいました。その頃、状態を正直に書いてヤフオクに2000円くらいで出品したけど落札者なしでした。その後も重さが2キロちょいなので、長期出張のときはネックを外してスーツケースに入れてどこでも連れて行きました。アンプはフェンダーミニツイン(キンキンした音がきらいでしたが)や初代PANDORA(FMトランスミッターが超便利)。現在はあの6弦ウクレレをもらった国に置いてあり、レゲエ好きの若者たちが自由に使っています。

一番最近は航空会社に15キロの無料エクセスをもらったので豪華セットで出張。これだと4キロちかくいってしまいます。写真のストラト(私にとってはじめてのフェンダー系ギターでずいぶん勉強させてもらいました)は出張直前に都合よく粗大ごみで発見(極上の抜け殻状態)。こっそり拾って中古パーツで再生。都合2000円でこの状態まで復活ですよ。日本ってどうしてこんなものまでごみに出すんだろう?このセットはこのまま出張先で売ってしまいました(アンプが新品でちょっと迷って1万2千円なり)。現在、私はフェンダー系ギターを一本も所有していません。
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滞在先ホテルにて。部屋にはテレビもインターネットもなし。中国の友好国向けラジオ国際放送を聴き、C-POPを耳コピー。怒涛の近代化でC-POPはもろパクリが多く、おもしろいと言えばおもしろい。70年代ロックを中国人が中国語でやっているのもあり。中国国内でも若者にバンドブームが起きているらしい。彼らはなぜか中国製のギ×ソンをはじめ、世界の名機を格安で購入できる恵まれた環境にいるからなあ。
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このブログ、ほとんど読者がいないようで私としてはちょっとがっかりです。SONEXの再評価が目的だったし、その意味ではホームページも含めて失敗だったなあ。しばらくお休みしようかな。

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コメント 3

89

頑張って下さい。
by 89 (2009-05-24 14:46) 

89

Sonexと言えばソニックユースのサーストン・ムーアのDrifterを思い出します。

応援してますよ。
by 89 (2009-05-25 18:06) 

tiyo

応援ありがとうございます。あのド改造SONEXはサーストンムーアのものでしたか。えらそうにSONEXのこと書いてますけど実際に演奏に使用されているとこってほとんど見たことがないのです。私のSONEX研究の盲点です。
by tiyo (2009-05-26 23:42) 

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