ペルハムブルーのSONEX [SONEXムダ知識]
ペルハムブルーというのはよく耳にしますが、その意味はよくわかりません。
Pelhamは何かしらの馬具が語源で、人名や地名にもなっているようです。
(本当はぺラムって発音するらしいですよ!)
それがギターの青とどう関係しているのか、誰かご存知ないですか?
色としては、これまた、どんな色と表現するのがとても難しい色です。
特に古いギターでは、退色や変色をして、もう、同じ色は二つと無いような渋い色になっています。言えることは、もともとは青かったということぐらいでしょうか。
で、秘蔵の画像ストックを探したところ、ありました。
これぞ正しくペルハムブルーのSONEXです。
シリアルナンバーによると1982年2月に製造されています。
しかし、よく観察してみると1980年式のネックが装着してあります。1982年にSONEXはモデルチェンジを行いますので、その過渡期にレフトオーバーパーツで組み立てたのかもしれません。
カタログには存在しない色なので個人オーダーか?ギブソンディーラーの特別仕様か?想像は膨らみます。
光の加減でかなり緑に見えますね。
いやはや、SONEXはもう卒業と思っていましたが、マニア心に火が付いてしまうようなレア個体があるんですね。
ちなみに、「チコちゃんに叱られる」で信号機の青はどうして緑なのに青というのか?というのを今テレビでやっていました。世界中で緑を青というのは日本人だけみたいなことを言っていますが、ペルハムブルーは誰が見たって緑なのにみんなブルーと呼んでいますよ。色の世界は深い。
2020-05-16 09:13
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