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黒こげボディー [SONEX再生計画]

Burned SONEXのネックは使えるという結論でしたがボディーのほうはというと・・・
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・・・おそらく使えます。しかし、まだクリーニングを始められる状態ではありません。触ると手は黒くなるし臭いし。今できることは屋外で風にあてておくことだけです。

まあ、こんな火災現場から引き揚げてきたギターなど滅多にお目にかかれないでしょうから少し観察してみましょう。

ネックポケットから見る限り樹脂部と木部の剥離は進行していません。普通の経年変化の範囲です。ほとんどのSONEXは多少剥離しています。
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キャビティー内の煤をどうやって落とすか??削り落とすしかないかなあ。これが残っている限り臭いも消えないでしょう。
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あれっ?ピックアップの仕切りのところが何やら緑色に・・・

ピックガードの裏に銅箔が貼ってあったので緑青でしょうか?
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しかし、ボディーは真っ黒けになっていますね!元色との対比が際立っています。
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全体が黒くなってくれれば良かったのにねえ。

このあたりはひび割れた黒です。最近わざわざこういう塗装にしているギターがありますね。
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全体がヒビだらけというのも悪くなかったのに。

とにかく塗装が恐ろしいほどのマダラになっています。

前にも言いましたが、このギターを再生する際、この塗装は温存させるつもりです。

この黒いスス汚れがいったいどこまで落ちるのか全く予想できません。

続く・・・




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