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ソリアコの正体1 [CHIYAMA]

前にCHIYAMAっていう訳のわからないブランドの国産レスポールを復元しました。

一応、弾けるような状態でしたが、オリジナルではないので資料的な価値も無いし・・・

いっそのこと日本で独自の発展を遂げたソリアコ・レスポールの研究材料にでもしましょうか?

ソリアコをよくバカにする人たちがいますが、構造をちゃんと知っている人はあまりいないと思います。かく言う私も良く分りません。ならば調べてみようというわけです。

生け贄はこいつですよ。
Dscn0162.jpg

もうここではお馴染みの・・・・
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カットボディーです!
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普通のノコで手切りしました。

はいっ!切り口です。
DSCN0168.JPG
この絵はなかなかお目にかかれないのでは(笑)。

断面のアップを見ていきましょう。

ネックポケット。
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フロントピックアップのキャビティ。
Dscn0170.jpg

ピックアップの間。
Dscn0171.jpg
家にあるトムソンのソリアコレスポールにはこの仕切りがありません。いわゆる弁当箱構造です。

リアピックアップのキャビティ。
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伝達系支持のブロック。
Dscn0173.jpg
ここだけハードウッドかマホガニーが使われています。あとの木部はオールベニヤ!

ボディエンドからテール。
Dscn0174.jpg

ボディー構造は天板に4ミリくらいのベニヤ(トップは貼りシカモア?)。本体が両表面に2ミリくらいのシナベニアを貼ったサンドウィッチ状のラワン板みたいだけど。とにかく軽いです。

このボディー材、今の切り口からだと1センチ厚くらいのラワン材を3層くらい貼ったようにも見えますが・・・・・

明日に続く。
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