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フレットのすり合わせ [ジャパンビンテージ2]

今日はフレットの調整ですよ。

この作業の前にまずネックをまっすぐにしなければなりません。

なのでトラスロッドが効くかはじめにチェック。
Dscn8270.jpg
ナットは5ミリでした。これまで触ったことはないようで、余裕で回りました。

ところで、このロッドカバーですが・・・
Dscn8272.jpg
全然、左右対称でありません。こういういい加減さがB級ギターらしくて微笑ましい?

このネックはもともとほとんど反っていませんでした。

ただし、古いギターなので指板には軽い波うちが見られます。これはフレットの高さ調整で吸収できそうです。

で、さっそくすり合わせを始めます。

全体をフレットレベラーというかこのような専用の板ヤスリで軽く均します。
Dscn8277.jpg
このヤスリは短いので基本的に隣近所のフレットしかレベルを合わせられません。どこか高いところがあるとシーソーみたいになって低いほうをますます削ってしまうので要注意!

削り過ぎないように時々弦を張って、バズの出ている場所をチェックします。
Dscn8273.jpg
4フレットの辺りにバズっている部分あり。これはレベラーやすりで直せますね。

16フレットがなぜか突出しています。
Dscn8274.jpg

このような極端なやつは個別に削ってしまいます。
Dscn8275.jpg

マーカーで印をつけて、それが消えるまで削って、弦を張って音を出して・・・・を繰り返します。
Dscn8276.jpg
隣のフレット、時に高音側を削らないように注意してね。

レベルのチェックは30センチのスケールでやっています。
Dscn8278.jpg
ある程度の長さがないと正確なレベルはわかりませんので。

幅広金属のガイドの付いた定規です。
Dscn8283.jpg

削ってできた角をサンドペーパーで丸めて、さらにザラツキ感がなくなるまで軽く磨いてすり合わせ終了。
Dscn8284.jpg
あとは弾き込めば自然に光ってくるからね。

画像多過ぎなので続きは後日。
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