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フレット交換の練習 [その他]

オヤジはこれまでギターのフレットを抜いたことがありません。

フレットの摺り合わせまでは自分でやりますが、そこから先はプロの領域となんとなく自分のなかで線引きしていました。

そもそも今年でギターいじり歴40年になりますが、基本的に自分のギターをいじっているだけなので、フレットの交換はおろか本格的な摺り合わせをやったのも数回しかありません。

しかし、昨日のような音詰まりで特定のフレットが減っているのが原因の場合、やはりフレット交換もできるようになっておいたほうがいいなと思いまして・・・さあ、思い立ったら即実行!

トムソンの腐れたネックがあるからこいつを実験台にして早速やってみましょう。

まずは喰い切りですが、なぜかウチにはずいぶん前から喰い切りがあります。オイラのものではないので、きっとカミさんがなんか工作した時のものだと思います。
Dscn7090.jpg
某100円ショップで売っているやつですね。

刃はこういう形をしていまして・・・
Dscn7129.jpg
ネットでググるとまず頭の加工をするとほとんどのサイトに書いてあります。

なので、オイラもバイスと金工ヤスリを準備して平らに加工しようと思いましたが、とりあえず、そのままでフレットを引っ張ってみました。

あらっ?このままでもちゃんとフレットを噛んでますけど・・・・
Dscn7103.jpg

あらあら、拍子抜けするほど簡単に抜けてしまいますよ!!
Dscn7107.jpg

どういうこと??こんなに簡単に抜けるものなんでしょうかねえ?材質の悪いトムソンだから??
Dscn7100.jpg

こうなるとすぐに調子に乗ってしまうのがオヤジです。ここから先はイタズラです。

ハイポジのフレットをローポジの溝に打ち込んでみました。
Dscn7111.jpg
余分なところがでるようにねっ!

それを喰い切りで切断して・・・うわーっ、この向きじゃあ、固くて切れません!
Dscn7113.jpg

で、向きを変えてみたら、なんとか切れました。
Dscn7116.jpg

フレットエンドに角度をつけてちょっこしヤスリをかけてみました。
Dscn7119.jpg
初のフレット交換でエンドはオーバーバインディングです(笑)

結局、なんてことはなかった。何事も経験だね。まあ、場合によっては自分で交換というのもアリだなと思いました。

でもって、残骸の方は市のゴミ出しルールに則り小さくして・・・
Dscn7121.jpg

ネック本体も細かく切断。トラスロッドは資源ゴミ。
Dscn7125.jpg

そうそう、この指板なんだけど、上からみるとエボニーか?と見間違えるような黒々としたものですが・・・横から見るとあれっ?ですよ。
Dscn7123.jpg
染めというより、単なる着色です。材もローズウッドじゃないし。さすがトムソン!

そして今日の戦利品は樹脂の肉厚ポジションマーク。
Dscn7128.jpg

いやー意外と楽しい一日でした。


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