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ネックのメンテ [HONDOギター]

今日はネックのメンテをやりましょう。

このHONDOのネック、全体的に状態は良好です。塗装も荒れていないし。

ふつう真っ先に見るのは反りやねじれなんだけど。

オイラは本当のこと言うと、余程ひどいもの以外、ほとんど気にしていません。

ギターって弾いているうちにそのギターの癖にすぐ慣れてしまうじゃない?

しかし、フレット調整のためには、弦を張っていない状態でまっすぐになっているというのが原則です。

で、このネックの場合、ほぼまっすぐ(軽い順反り)だからロッドの調整の必要はなさそうです。

次にスケールを当ててフレット高をチェックしてみると・・・
Dscn9171.jpg
結構ガタガタだ!

詳しく見るには、暗いところで、向こう側から光を当ててみます。
Dscn9170.jpg
光が差し込んでくるところが磨耗したフレットです(ボール紙か何かで向こう側の光が直接見えないようにしてね)。

そろそろ、擦り合わせをしたほうがいい感じですが、まあ、今回は止めておきます。

部分的には5から7フレットの3弦部分が特に減っています。
Dscn9174.jpg
こうやってみると指板がこってりと汚れているのがわかりますね。しかし、この指板は本当にローズウッドなのでしょうか?とても導管が荒いのですが・・・

ナットは結構掘れているように見えますが、これは後で弦を張ってから考えましょう。
Dscn9178.jpg

さあ、フレットの研磨をやりますので、お約束のマスキングから。
Dscn9185.jpg
オイラも以前はマスキングテープがもったいないと思っていましたが、1回あたりせいぜい数十円のものですからケチらず貼りましょう。

ここから先はネット上にいくらでも情報があるので割愛します。

いきなり作業終了。めずらしいテープをはがした図。
Dscn9186.jpg

指板の清掃は、もはや定番のレモンオイルで。
Dscn9190.jpg

ネックのメンテは地味な作業です。人さまにお見せするようなものではありませんでした。ぺこりっ。



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