ネックいじり完了

今日はネックをやっつけました。

フレットを均すのでまずは指板のマスキング。


このネックは特に反りもねじれもないようだけど、念のためにスケールを当ててみると、


いろいろずらして調べてみても。

指板の浪打も無く、フレットは合格だ。すり合わせの必要なし！国産B級オールドにしてはかなりコンディションがいいね。このネック。

１０００番のサンドペーパーで磨いたところ。


メタルクリーナー＆ワックスで仕上げたところ。

こんな画像じゃ上との違いが全然分りませんね。

はいっ、そんな皆様のためにちゃんとクローズアップを準備してありますよ。

このネックで一番減っているのはこの５フレットです。

ところで、よくフレット山の残りは７割とか言っているけど、あれ何を基準に言っているんだろうね？こいつは８割くらい残ってる？いづれにしてもあまり弾いてないのは確かだね、このギターは。

これが細目のサンドペーパーで形成したところ。

山の形は自分の好きなようにやればいいんだと思うけど。

そして、クリーナーで仕上げたところ。


マスキングテープを剥がしたら、糊もきれいに取り除いて（これが結構時間がかかる）。最後に気仙沼産椿油で拭き上げて出来上がり！


トムソンだからってバカにしちゃあいけないよ！このネックはいい感じだ！（感じ方には個人差がありますのでご注意願います）