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トムソン スプレンダーMP-300 [ブロンコ]

青いムスタングは1970年代に販売されたMP-300っていうのが正式型番らしい。これは唯一のトムソン専門サイト「We Love Tomson」で調べたんだけどさ。このサイトはだいぶ前に惜しまれつつ閉鎖になったんだけど、こうやってデータルームを残してくれたから、ホント役にたってます(オヤジも当時は投稿していました!)。

最近までいじっていた赤ムスはじつは後期型のようで、前期型(アフロ兄さんが弾いているやつ)はこの青ムスと仕様がほとんど同じ。というか、オイラの赤ムスと青ムスは並べてみると細かいところが結構違うんです。

何を言いたいかって?

そう、青ムスはちょっと心配なところが多いってこと。

まあ、その辺りを気にしつつ、解体を始めましょう。

トレモロユニットを外します。ブリッジははじめから欠品です。なぜかカメラのピントが合わない!なんかの祟り?
Dscn6804.jpg
今回は、極力、オリジナルパーツでいきます。こんなジャンクに余計なお金かけたくないのよ。ほんとのところ。

ビスもいくつか欠品してたので、外すのは簡単でしたが・・・
Dscn6807.jpg
今回、ボディーから外したモクネジ類(ネックジョイント含む)は全てサビサビでした。これって、材の乾燥が不十分のままギター作っちゃったって事だよね。きっと。

少々手荒ですが、洗剤かけてお湯洗い!
Dscn6823.jpg

引き続き、ネックも外しました。

おいおいっ!ひどいねコレは・・・・軽くめまいが。
Dscn7173.jpg
オヤジがコレまで見てきた数々のボルトオンギターの中でも最悪のザクリでした。

ネックの方は荒れたボディーとは対照的に痛みが少ないので、???です。

ペグも交換されたみたいにきれいです。ヘッド裏の杢は和風でいい景色。
Dscn7175.jpg
あれっ?このオープンバックはオイラの赤ムスのやつと違うぞ!ひょっとして、こいつが噂のすぐに狂うペグか?

アップで見てもきれいだよね。ネジやら歯車やらが。
Dscn7177.jpg

ネックそのものは・・・・・やばいっ!指板割れまくりだ!
Dscn7179.jpg
さっそく椿油の出番です。

ひびに椿油をたっぷりしみこませて、養生してます。
Dscn7191.jpg

このネック復活するかなあ?割れがちょっと深過ぎる。30年以上前のギターだからなあ・・・・



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