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シャーラーのスタッド [トムソン]

昨日はチャレンジャーが完成したと言いましたが、ポットがだめなので夜中まで格闘してました。ポットを回すとガリではなく音が断続するという症状。

そもそも変にこだわって同年代のSONEXのジャンクパーツを使ったのが苦難の始まり。この手のパーツは音を出してみないと使えるかどうか分らないから。結局、パーツは全取っ替えです。ふーっ、疲れた。

で、今日は新しいプロジェクトの触りだけ。題して、「青トムブリッジ交換計画」。

不安定な純正シンクロブリッジはやめて、実直でゲルマン魂にあふれるシャーラーのファインチューナー付きブリッジに交換することにしました。そうそう、チャレンジャーに付けたのと同じやつね。

トムソン純正ブリッジを外す前に現状のサドルの位置をマークしておきます。
Dscn6786.jpg

例によってアバウト。ってわけじゃないけど。あとでこの線上にアンカー打ちます。
Dscn6788.jpg

さあ、ここで困ったのはスタッドです。シャーラーのやつは切り欠き部が細いので、普通の8ミリ径のストップバーテールピースのものは合いません。
Dscn6789.jpg
右がシャーラー。左が国産レスポール用。写真のシャーラーはネジのピッチがインチ規格で、これに合うアンカーの在庫がありません。昨日いじったチャレンジャーから引っこ抜いたものが一組だけあることはあるのですが、こいつはミリのボルトを無理やりねじ込んで外したため、ねじ山が壊れてしまいました。

ニヤリッ。じゃあ力技で行くか!

いつものスタッド廻し(ドンキのコイン)をバイスにセットして・・・・
Dscn6793.jpg

シャーラーのスタッドをアンカーに入るところまでねじ込んでからバイスプライヤーで挟んで・・・・
Dscn6795.jpg
軽く挟んで固定するのが肝。専用の特殊レンチに早変わり!

これをひっくり返して、ヘッドの溝を正確にコインに合わせてぐいぐい回していきます。
Dscn6797.jpg

はいっ、この通り、根元まで入りました。このあと入れたり出したりを繰り返して、よく馴染ませます。
Dscn6798.jpg
軽く回るようになりました。っていうことはまたインチのピッチに戻ったということ?

いえいえ、この組み合わせだけが有効です。もう、アンカーもボルトも他のギターに転用不可です。

続きはまた来週!



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コメント 2

サトリーズ

こういうのってさ、なんで規格を統一出来ないんだろねえ。
結構不便なのよねえ( ̄へ ̄|||) ウーム
ミリもインチも合わないのは別としても・・・
by サトリーズ (2011-05-25 13:08) 

tiyo

SONEXなんか一本のギターにミリ規格とインチ規格のパーツが混在している。これは本当に不便だよ。
by tiyo (2011-05-26 00:38) 

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