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新プロジェクト発進? [エピフォンレスポール]

SONEXの部品取りに使ったエピフォンのレスポールカスタムを復活させるプロジェクトを始めよう!かと思ったのだがオヤジのいじりレベルではちと厳しいのではないかと思案中。これを工房に持ち込めば4万円以上かかるのは確実。まずはじっくり観察してこれからどうするか作戦を練ろう。

なにしろヘッド完全折れ状態です。
Dscn4991.jpg
前オーナーさんは自分で直そうとしたのか、正体不明の接着剤がついています。これを取り除くにはどうすればいいの?

折れたヘッドのほうはこうなっている。
Dscn5158.jpg
レスポールカスタムだからダイヤモンドインレイにバインディング付き。これの補修もハードル高いなあ。

裏側はこう。
Dscn5160.jpg
結構きれいなんだよね。素人は普通やらないポリ塗装で仕上げてあるのもまたまたハードル高し。

とりあえず別のカスタムと比較して作戦を・・・ってギブソンはもっていないのでトムソンを並べるの図。
Dscn5162.jpg
インレイが問題だな。トムソンはこう見えてピースを埋め込んだ螺鈿構造。ロゴのほうは本貝(アワビ)にも見えるね。一方、エピフォンはパールのシートをバックの黒で逆ステンシルにしたもの。人件費削減仕様だね。

ここでオヤジの関心はヘッドをつなげるという核心部分そっちのけでインレイのほうへ。

何を隠そう、私の本業はこちらなんです。螺鈿職人?いえいえ、その螺鈿の原材料となる貝のほうを増やしたり、資源の管理をやっているのです。それであちこち海外に出掛けているわけなのです。

この南洋美人たちが得意げに運んでいるものはなんでしょうか?
greensnail.jpg
正解はヤコウガイです。巨大なサザエの仲間で、最高級とされる螺鈿材料になります(国内では沖縄奄美地方にいます)。しかし、近年は乱獲がたたりほとんどの産地で絶滅してしまいました。オヤジは海でトキを増やすようなことをやっているわけです。

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コメント 4

ng503

これは難しそうですね・・・(^^;)
ひっついたとしても、強度的に問題がありそう・・・。
昔、マイケルシェンカーが、折れたヘッドの裏側からプレートを当てて、
ボルトで固定して使ってるのを見たことが、あるようなないような・・・。
by ng503 (2010-07-31 17:19) 

tiyo

そうなんです。選択肢は2つ。
見てくれは無視して楽器として使えるようにする。
もうひとつは経験のため本格的に修理する。
前者のためならボルト固定もありかと・・・
そもそも私はボルトオンオヤジだし。
by tiyo (2010-07-31 18:53) 

サトリーズ

ボルトオンヘッド?それも面白そうだけどねえ( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
ちゃんと使えるようにするのは困難そうだ。
by サトリーズ (2010-08-01 06:34) 

tiyo

笑いをとるにはボルトオンしかないな。
よし、それでいこう!
by tiyo (2010-08-01 08:25) 

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