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ミニアンプを外部スピーカーで鳴らしてみた [アンプ]

私は出張が多い仕事をしています。多いというより長いと言ったほうが正確です。1年以上日本に帰れないこともたびたび。そんな時はいつもギター一式を持っていきます。そこで問題となるのはいかにコンパクトなセットにするかということです。エレキギターだから当然アンプも必要になります。

これまでの経験からミニアンプとは言ってもストレスなく使うにはやはりキャビネットは木製がいいです。プラスチック製で小さいものは音がキンキンして生理的に受け付けません。前回まで使っていたORANGEのMicro Crush 3 はこの点でとても重宝しました。こいつは任地に置いてきたので新しいものをあれこれ探してALTECという韓国メーカーのRADIXというミニアンプを購入しました。このアンプはこの手のものでは余裕の5Wの出力があり、おもちゃと言われればそれまでのアンプシュミレーターが付いています。キャビネットはプラスチック製ですがちょっと大きめなので不快なキンキン音ではありません。それよりこのアンプで一番気に入ったのは軽いことなのです。重さでアンプを検討するなど普通ではないですね。でも、私のようにアンプを持ち歩く人もいるかもしれませんので参考までにこのアンプの重量をお知らせします。なんと600グラム(電池含まず)です。サイズもスーツケースに邪魔にならない程度に収まります。
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音の方はどちらかというと高音のカットされた、なんというかモコモコと曇った音がします。これはギターがフォトジェニックにダーティーフィンガーを載せた例の黄色いやつですからギターのせいかもしれません。試しにSONEXをつなげてみるとあらあらもっと歪みます。アンプをクリーンにしてトーンを10にしても同じです。きらいな音ではありません。でもいつもブルーズばかり弾いているわけではないのでちょっと問題です。そこで家にいるときは外部スピーカーにつなげて使うことにして、SPジャックをサイドに増設しました。こんな小さなスピーカーで5Wというのは見るからにかわいそうですね。
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外部スピーカーはよく粗大ごみ置き場に捨ててある?いわゆる練習用アンプのものです。アンプ部が壊れスピーカーもボイスコイルが断線というF社の完全ジャンクをキャビネットとして使いました。スピーカーは30年以上前のF社純正8インチに交換してアンプはそっくり取り外しました。こちらにもジャックを増設。
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ミニスタック状態です。これがびっくり。音いいです。このチビアンプってこんな音がするんだ!当然と言えば当然ですが音圧がぐんとアップ。クリーンがすごく聞きやすくなりました。家で弾くにはこのくらいがちょうどいいので、これまで使っていたDEAN MARKLEYの15Wアンプは倉庫行きとなりました。現在、ケーブルは有り合わせのシールドなのでちゃんとスピーカー専用のケーブルに作り直します(シールドは禁じ手なのでまねしないで下さい)。あとはアンプを外したスペースをなんとかしないと。。
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