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ネックの取り付け状況 [シルバーサンバースト再生計画]

このネタのカテゴリーが「シルバーサンバースト再生計画」ってなっていますが、これはシルバーバーストの誤りです。今頃気が付きました(汗)。

さて、取り外したネックがどのように付いていたかといいますと、こうなっていました。
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梱包テープのような素材の白いシム。斜めになっていてちゃんと効いていないんじゃないの?
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それからもうひとつ茶色いプラスティック板がセロテープのようなもので止めてあって・・・
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あれまっ?ピックを切ったものでした。
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これらがちゃんと考えて入れてあったとしたら1.5ミリくらいのシムを噛ませてやらなきゃなりませんね。

シムを取り除くともうこのままでいけそうですね。
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後期モデルは工作精度がかなり上がっています。

これがSONEXらしいショット!
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樹脂層の下に木材の芯があるのがおわかりですか?芯材はメイプルかアルダーのような木目の見える白っぽいものです。このボディーは前期のものより軽い感じがします。

今夜はとりあえずシムを作ることにします。


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Ebayで部品を落札してみた [シルバーサンバースト再生計画]

トラスロッドカバーをEbayで調達しました。

ものは今日届きましたので落札してから11日です。ふつう3週間くらいですのでかなり早い取引でした。

参考までに顛末をちょっと詳しく書きますね。

Ebayで入札する場合、出品者が日本に送ってくれるかどうかを調べます。個人の場合はまずだめです。英語の得意な方は出品者に質問してもいいのですが、「海外発送は可能ですか?」の質問には答えませんとわざわざ書いている出品者もいますので逆ギレに要注意。可能な場合はPaypalにアカウントを作れば準備OKです。あとはヤフオクと同じようにオークションを楽しんでください。

次に海外発送不可の場合ですが、私は代行業者にお願いしています。多少高くつきますが、取引は非常に簡単です。これまで業者さんとの間にトラブルはまったくありません。で、今回は代行で落札したのでどの位の費用が掛かったのかを教えちゃいます。

落札代金38.00ドル、事故補償金1.90ドル、代行手数料12.00ドル、米国内運賃2.32ドル、国際運賃22.02ドル(運賃18.00ドル、燃油サーチャージ3.52ドル)で、合計金額76.24ドルでした。これは日本円で7980円です。おいおい、中古のトラスロッドカバーが1枚でそんなにするのかい?こりゃ参ったね。今回は商品が1万円以下なので簡易税率は適用にならず関税無しでしたが、ギターとか高額のものだと、配達時にさらに5%くらい課税されますので覚悟してください。

んでもって、届いたものですけど・・・・トラスロッドカバー1枚がこんな大きな箱で送られてきました。
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箱の中には十分すぎる緩衝材に埋もれた封筒が・・・
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この封筒で出品者からアメリカ国内の代行業者へ送られたのです。
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封筒にはパスケースに入ったロッドカバーがポロリと入っていました。
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はいっ、これが約8千円もしたトラスロッドカバーです。
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こんな調子で純正パーツを揃えていたら、レストアにはとんでもない費用がかかってしまいますね。こんな安ギターでオリジナルにこだわるのはバカらしいです。止めた方がいいです。と自分に言い聞かせてみる。

ところで、出品者さんの住所がちらりと見えているんですが、モンタナ州のモヒカン在住だそうで。モヒカンってあのモヒカン??

決して安い買い物ばかりではありませんがEbayに挑戦してみてはいかがでしょうか?




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ネックを外してみた [シルバーサンバースト再生計画]

やっぱりフルレストアの場合、ネックを外してみるのは定石でして。

それに気になる点があるんです。

ネックジョイントスクリューの1本が非純正品。何か訳ありじゃないの?
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後期型のSONEXはネックポケットがなくて、ボディーキャビティまで貫通しているんです。
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どうしてこうなったのかなあ?樹脂表層の加工が難しいから?

スクリューはボディーには効いていません。合格!
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で、外したスクリューはというと・・・・短いのが1本ありますね。
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あれっ?先端が欠けているのか??嫌な予感がするなあ。

ひとまず問題は後回しにして・・・おっ、このネックは前期のマホガニーではなくメイプルですね!
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お馴染み17番のスタンプとともに判読不能の数字、それからこれを組み込んだ人のサインが出てきました!

Dianna ディアーナさん、アメリカだからダイアナさんと読むんだろうね。
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どんな女性なんでしょうね。興味あります。







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ボディのクリーニング [シルバーサンバースト再生計画]

シルバーバーストのボディがベタベタしていた件、

ステッカーを剥いだ痕に粘着剤が残っていたのが原因です。
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これも除光液で取れそうですが、このギターはラッカー塗装の可能性があるので止めておきました。

かわりにコンパウンド入りのカーワックスを使うことにして、ミニサンダーの出番です。
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スポンジパッドを装着しまして。。。。

ワックスを含ませたウエスの上に置いてスイッチオン。
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こんなおもちゃでもパワーツールです。とても簡単に作業ができます。ただし、ウエスはよく使い込んだ木綿(これはオヤジの肌着のお古です)を使わないとかえって傷が付いたりするので気を付けて。

ピカピカになりましたが、日焼けしていないステッカーの痕はなんとなく見えますね。合計6枚も貼ってあったようです。
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Ebayに最初に出た時からステッカーは見当たりませんでした。一体いつ貼られたのでしょうか?こんなベタベタしたまま流通していたのでしょうか?

後期型のSONEXはトップコートのあるグロス仕様なのでこういうリフレッシュができますが、前期のマット仕様だとこうはいきません。結構面倒なギターです。


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ピックガードの復元 [シルバーサンバースト再生計画]

ピックガードですが、こう暑くてはプラ板から切り出すほどの気力もないし・・・

古いものを再生して使うことにします(無垢のプラ板は買ってあるんですけど)。

DELUXE用の純正品です。誰かさんが素人加工してしまったようです。
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ピックアップ穴はガタガタですが、リングでなんとか隠れそうです。

まずは腐れたシールドを貼り替えます。
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ピックガードをお風呂に一晩つけてうるかして(注:これうちのほうの方言だっけ?)、スクレーパーで掻き落として、残った粘着剤は除光液とシンナーで拭き取りました。シンナーでピックガードは溶けませんが、よれよれに波打つことがあるので要注意です。なるべく除光液だけで拭き取りましょう。

新しいシールドはアルミテープを使用し、トレーシングペーパーで型を写して貼り付けました。
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次にヒビおよび欠けを修復しました。

瞬間接着剤で補修した跡がありますので、これを付け直しました。
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段差ができたので、ペーパーでやすったのですが・・・・今度は傷が・・・
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この傷取りに1日かかってしまいました。やれやれ。

しかも・・・・・くぼみの傷は消えなかった。
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もちろん目立つ傷は消せますけど、面倒になって止めました。きっと作業中にまたヒビ割れてしまいますので。

なんかバカみたいなことしてしまったなあ。全然変わり映えしないじゃないの。
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現物は触ってみればわかるのですが、段差は無くなってツルツルしているんですけどね(汗)。

こんな調子でホントに大丈夫でしょうか?

オヤジはあと1か月で今までのようなギターいじりができなくなります。

今度は海外出張ではなく海外赴任です。なので帰国は5年後です。

あーどうしよう?





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いじってる時間がない。 [シルバーサンバースト再生計画]

海の日の今日も海に行くわけでもなく、

相変わらず仕事に追われています。

なのでSONEXのシルバーバーストの再生計画も頓挫しています。

まあ、急ぐ必要はないので、ぼちぼちやりますけど。

でも、この状態で放置してあるのは、精神衛生上よくないです(笑)。
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今週はピックガードの修復をするつもりです。

手持ちの純正ピックガードはこの2枚。
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どっちもどっちだけど、左の方を使うことにします。
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腐ったアルミの銀紙を剥ぐのは大変そうだなあ。



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まずは作業内容の確認から [シルバーサンバースト再生計画]

シルバーバーストの再生に取り掛かる前に、作業計画を立てましょう。

今回入手した個体はほぼ抜け殻なのでパーツ類の調達をしなければなりません。

そのパーツ選びですが、オリジナルに戻すのか、カスタムするのか・・・・

やはり残存個体の減っているSONEXなので、まずはオリジナル重視でいくことにしましょう。

ちょうどうまい具合にEbayに同じロット(82662xxxつまりオイラのものとは製造日が一緒)のシルバーバーストが出ているのでそれを参考にします。

これがそのシルバーバーストです。
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日本から入札できるようですが、送料と関税を入れると総額は軽く17万円を超えると思います。オイオイ。

オイラのもこいつと同じように激しく変色しています。もはや元色がシルバーバーストだったとは信じがたいゴールドバーストというかカッパーバーストです(笑)。

ヘッドですね。このロッドカバーが欠品でしたが、実はもう手配しました。Ebayで落札したのですが、とんでもない金額になってしまいました(大泣き)。これはモノが届いたらネタにしますね。Ebayでパーツ購入を考えている方のためにも。。。
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この後期タイプのペグは手持ちがありません。ギブソンロゴ入りシャーラーロトマチックにキーストーンのメタルノブという特殊なものです。うちにゴトーのよく似たやつがあるのでそれで代用します。というかこの純正ペグはゴトー製だという記載をEbayで何度も見たことがあります(未確認ですのでご注意願います)。

ハードウェアは在庫有りです。電装一式はなんとか都合しないといけません。
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ベルベットブリックピックアップは予備がたくさんあるので大丈夫ですが・・・・他の電装パーツは買い足さなきゃなりませんね。ピックガードは割れたのが2枚あるのでいいとこだけ繋げるとするか・・・

うーん、これは結構時間(と金)がかかりそうだなあ。

まず取っり掛かりは、とにかく全体のクリーニングからだね。

ボディーがべたべたしててとてもばっちいのです。





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SONEXが手に入ったぞ! [シルバーサンバースト再生計画]

ほんと久しぶりでSONEXが手に入りました。

ジャンクのSONEXがヤxオクに出ていたんです。

日本でこんなもの欲しいのはオイラだけかと思ったら、結構競り合ってしまいまして・・・

少々無理をして落札しました(汗)

モノはもう届いております。主要パーツもほとんど欠品の完全ジャンクです。

で、シリアルナンバーがわかるのでオイラのデータベースで調べてみたら・・・・
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ありました!2010年にEbayに出ていた記録がありました。

ということは、画像もあるはずで・・・・苦労して探したらありましたよ!

こいつです。
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ひどいピンボケ写真だ。

シリアルナンバーも読めないね。
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でも、ここを観れば一目瞭然!
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ネックの白くてモヤモヤしたところに大きな色剥げがあるのです。しかし、よくこんな不鮮明な画像で取引をしますね。アメリカ人は。

これはオイラが手に入れた個体にも・・・
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実はこの個体はEbayで転売されています。別の画像も発見しました。
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シリアルナンバーが同じだ!

ネックの色剥げもちゃんとあるし。
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このギターははじめはこんな感じだったんだね!ここはショップみたいだけど後ろに別のSONEXや珍品カーバスが見えます。オイラ好みのラインナップだ。
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しかし、このギターはシルバーバーストといわれてもねえ・・・タバコサンバーストだよね?

しばらくは今回入手したシルバーバーストの再生に専念しようと思います。が、次の出張の日取りが決まって、ギターいじってる暇がないのが目下の悩みです。

どこまでできるかなあ・・・・


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