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着色 [ネック]

今日は着色です。

マスキングをやり直して、黒のラッカースプレーを軽く2回吹きました。
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よく乾燥させて、お次はいよいよ水研ぎ、トップコートです。

乾燥を待つ間に、ポジションマークの処理をしました。
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1980年製のSONEX DELUXEだけ、ネックのサイドが指板まで塗装されているんです。

オヤジは先の尖った金属でラッカーを剥がしましたが、オリジナルではどうやっているんでしょう?

この3フレットのひとつだけでも塗装を剥がすのは結構面倒でしたよ。

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何やってんだ?? [ネック]

毎晩、ちょっこしづつ作業を進めています。

なので、画像を見ても何をやっているのか良くわからなくなってきましたね(汗)。

昨晩はとのこを落としてニスを塗りました。

そして今晩はそのニスを落としました。
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これから、2度目のニスを塗り、明日の晩また削って下地は完成!の予定。

こんなに手間かけて、このネック本当に大丈夫なんだろうか?

ギターに装着して、弦を張ったらボッキリ、なんてことないだろうな?

まあ、ブログのネタ的にはそちらのほうが面白いけど。

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とのこ塗り [ネック]

パテによる形成が終わりました。
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まずまずの出来でしょう。

お次は、さあ困った、塗装はどうしましょうか。

オリジナルのSONEXっていうのは、とんでもな塗装をしているんですよ。

ちょうど塗装が剥げているところがあるので観察してみましょう!

ヘッドの裏はというと
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導管に黒い塗料が浸み込んでいるのでお分かりの通り、下塗り無しです!嘘だろ?

一方、ヘッドの表は
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シーラーかとのこが見えますね。ちゃんと導管が埋めてあります。

なので、表には導管が浮き出ていません。
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しかし、このマットな仕上げはどうやるの?ラッカーの一発吹き付けのように見えますが。

で、ネックはというと、ボリュートからまたシーラーが塗られています。

ハイっ、結論が出ました。
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オリジナルに準じてとのこを塗っています!

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パテ盛り [ネック]

ネックの修理は続いています。

このネックはスペアなので、今のところ装着予定はありません。

なので、将来黒のまま使うというのもあり得るので、今回は部分補修にしておきます。

まずは温存する部分を養生して
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指板のほうもマスキングテープで保護しておきます。
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で、ヤスリがけ。安い紙やすりで十分です。
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塗装は80番で削り落として、木部の面出しには240番を使いました。

継ぎ目は例の穴以外は目立たなくなりました。
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問題の穴は自分のギターに使うだけだし、手っ取り早くパテで埋めることに。
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SONEXの前期モデルはとても太いネックで、恐らくあのSONEXのうなりにかなり影響していると思われます。なので、こういうインチキをすると鳴りがスポイルされる可能性があります。

以上は昨日の作業でした。で、今日は硬化したパテを削ってみると・・・
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穴が少し陥没していました。痩せっていうやつです。

なので、パテの追い盛りをしてただいま乾燥中です。
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ヘッドはくっ付いたのですが・・・ [ネック]

この前接着したSONEXのヘッドはというと
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とりあえず、くっ付いてはいます。

こっちから見ると、
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反対側は、
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ぴったりではありませんね。

特にここなど・・・
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りっぱな隙間ができています(汗)。

この原因は強制的にヘッドを折ってばさばさになったところを少し取り除いたことにあります(プロならここに溝を掘ってマホガニーで埋め木するんだろうなあ)。

ところで、はじめに相当ズレてしまったかと思ったのはこのナットの部分を見たからでして。
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でも、ナットがあった部分をよーく見ると、そんなにズレていないことがわかります。

いづれ、このままというわけには行きませんから、今週末に仕上げましょう。
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圧着ちょっと失敗 [ネック]

ヘッドの圧着は昨日から始めています。
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タイトボンドは乾燥が早めなので作業は真剣勝負です。写真を撮っている余裕はありませんでした。

半日ほどしてから、クランプをかけ直しました。このまま一日放置です。
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添え木の構成が変わったのがわかりますか?

今回は横方向のズレには気をつけたのですが、縦方向が手薄でした。

縦方向は1ミリほどズレてしまいました(涙)。

強度的には恐らく問題はありませんが、見た目が悪いです。リペアショップがこんな仕事をしたら間違いなく怒鳴り込まれますよ。

本気でネック補修をやるなら作業台は必須だと改めて思い知らされました。

でも、オイラの場合、こんなことは滅多にやらないし・・・

身近なもので工夫するしかないなあ。


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ヘッドをわざと折ってみました。 [ネック]

SONEX の予備ネックの在庫があと1本となっています。
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しかも、ヒビ割れしています。
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長いクラックがいくつも・・・

力を入れるとほらね。隙間が広がります。
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さらに力を入れると、今にもぼっきりといきそうです。
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さあ、どうしたものかと、ずっと考え続けていました。

まあ、タイトボンドで繋ぐというのが定番なわけですが。

で、今日その答えが出ました。

こうするのさ!
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特に力を入れるまでも無く、ヘッドはあっけなく折れてしまいました。

接着面を確認してからボンドで接着しようというわけです。
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まだ、縦方向のクラックはいくつか残っていますが大丈夫でしょうか?
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トラスロッドが露出したのでちょっと観察してみましょう。
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意外にきちんと組み込まれています!
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無理に折ったところの、木の繊維がボサボサに千切れていてちょっとやばいですね。

この先っぽのところが問題です。
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とにかく、ここまできたら、やるっきゃないです。

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