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南洋リンゴ? [海外編2]

南の離島で今が旬な果実はこれでした。
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現地ではアップルですが、赤いからそう呼ばれているだけでリンゴとは関係ありません。アザミのようなきれいな花が咲きます。

これはそれほど珍しくないので南の島で食べたことのあるかたもいると思います。

オイラもそうですが、酸っぱいだけで、好き好んで食べるようなものではないと思っていました。

しかし、ここのは違います!

まず、でかい!!
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そして、酸味はほとんどなく、ほろ甘い。しいて言えばあまりおいしくない西洋梨っていう感じかな。

中には大きな種がごろんと一個入っています。
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宿の食事でもほぼ毎食出てきました。

ここのはどうしてこんなに巨大化したんでしょうか?不思議です。
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キクラゲ [海外編2]

南の離島で見つけた食材。
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どえらい巨大ですが、皆さんお馴染みのキクラゲです。

形状の似た有毒きのこがないので、素人でも安心して食べられます。

オヤジが滞在した熱帯の島々でも、ほとんどのところで見つけることができました。

もし、無人島で生活するような事態になったら、ぜひ探してみてね。

比較的開けた場所の日陰で少しじめじめしたようなところにある倒木が狙い目です。
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南の離島出張5 最終回 [海外編2]

この島は火山島とはいえ、浅いリーフが広く発達しているところもあります。
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飛行場のある小さな島もそんなリーフの中にあって、島の回りは海洋保護区になっています。
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その保護区の調査に行ったら、まあ、ウミガメ(アオウミガメ)がたくさんいること。

やはり、ちゃんと保護してやるとカメさんたちも安心して棲めるんだね!

なんていうプロとは思えないのん気な感想はすぐに撤回することに。

本島でめずらしく人を見かけたので話しかけるも・・・おーまいがーっ
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さっきまで元気に泳いでいたであろうカメさんが・・・
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手足をバタバタさせてもがいています。

この若者に念のため、食べるのか?と聞いたら、何言ってんだ、オマエって目で見られてしまいました。確かに、バカな質問をしました。このカメの運命はすでに決まっています。

保護区以外のカメは捕獲してもいいんです。

だから、カメさんたち怖くてリーフ外に出れなくなったんじゃあないの?あんなに群れているのは不自然だよ。

この島に何日か滞在してみて、島の人の食生活に動物たんぱくがとても少ないことがわかりました。

伝統的にここでは魚より貝を食べていたはずで、その貝もいまでは中央政府によって禁漁にされたり。

彼らが手に入る畜肉といったら、カメかイルカかクジラしかないよなあ。

透き通る海や完璧な夕陽を見ては、複雑な思いに翻弄されるオヤジでした。

ブログに仕事は持ち込まない。これはポリシーのひとつ。今回の島ネタはヤバイので今日で一旦終わりにします。

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南の離島出張4 [海外編2]

島暮らしが長いオヤジですが、実は水平線に沈む完全な太陽を見たことがなかったんです。

だいたい、いざ沈むというときに水平線には雲が出るんです。

まあ、それはそれでたいへん綺麗なんですけど。

ところがです。

この島で夕陽を眺めていたら、あまり天気は良くなかったのに、水平線には何の障害もなくマッ平ら。

あー、オヤジ55歳にして、ついに完璧な夕陽を見てしまった。
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感動した!!

陽が沈んでしまうと、後は寝ることだけに集中して・・・すぐに爆睡。

翌日は夜明けとともに活動開始。
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なんという静寂。

ずっと海岸を散歩しましたが、人っ子一人出会いません。
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この島は人が少な過ぎて、ちょっと怖くなるくらいです。

仕事は割愛して、一日の締めは、もちろん夕陽!
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前日よりさらに完璧な夕陽が・・・・

そして、その翌日も。
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なんてこった!毎日完璧な夕陽が見れますよ!
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島の人たちには日常でも、これだけで観光客が呼べるくらいのすばらしい観光資源ですよ!!

でも、オヤジ自身、だんだん感動が薄れていったのは言うまでもない。


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南の離島出張3 [海外編2]

この島に来るとまず気がつくのは、
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そこいらじゅうにヤコウガイの殻があることです。
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実はこの島はおそらく地球上で最もヤコウガイ資源の残っている貴重な場所なのです。

実際、海の中にはそれはもうびっくりするくらいのヤコウガイがいて・・・

なので、某国のバイヤーがやって来て密漁されると大変なことになってしまうので、島の名前を公開することは避けています。もちろんバイヤーさんだってここがどこか知っているはずですが。

歯切れが悪くて申し訳ありません。しかし、当面の間はこうするしかありません。

最高級の螺鈿細工の原料がこんな使われ方をしているなんて、
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建材というか装飾というか。

もったいないですね。
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てな感じで、この資源をどうやって持続的に使っていけばいいのか、オイラも必死になって考えているわけです。

決して遊びに来ているわけじゃないんです。

まあ、普通の人にはなかなか理解してもらえない仕事ですけど。
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南の離島出張2 [海外編2]

渡し舟に乗って本島上陸しました。港ではなくただの砂浜です。

かなり大きな島で、しかもここが行政の中心ということだが、それらしいものは何もない。
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大きなガジュマルの下が広場になっているのはお約束。でも、人影もまばら。

メインロードはこれです。
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この幅でわかるとおりこの島に車は1台もありません。イヤー静かなこと。

上陸地点から1分も歩くと今回宿泊したゲストハウスに到着。
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まるで秘密基地です。

中は快適そのもの。
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このベッドは昼寝用!他に就寝用もあり、そちらには蚊帳が吊ってあります。

なんというか、秘境感はゼロ!最近ではこんな島にもソーラーパネルがあり夜はランプ生活という事態にはなりません。

これで3食ついて1泊2千円くらい。

食事はこんな感じで。
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イモ料理とフルーツ中心のローカルフードです。

たんぱく質が不足気味ですが、仕事の合間にちょっこし曳き縄をすれば、
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簡単にマヒマヒが釣れて、
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宿に帰って即調理。

なんて感じで書いていると、オヤジさん楽しそうなんて誤解されるかも。

そもそも何でこんな島に来たかというのは・・・


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南の離島出張1 [海外編2]

オヤジは南の端にある離島に行ってきました。

目的の島の隣の島で小さな飛行機に乗り換えていよいよ着陸です。
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とは言っても島には平らなところがないので、その沖にあるちっちゃな無人島に着陸です。
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草っ原みたいな滑走路に無事着陸。
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荷物はその場で各自取り出して・・・なんかのんびりしてるなあ。
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今回もいましたよ、ありえない乗客。子犬を抱っこしてそのまま乗ってきた人。さすが南太平洋だねえ。

ここに上陸すると真っ先にしなければならないのが、なんとマラリア検査用の血液採取!!
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その昔、この島は伝染病で人口が激減してしまった悲しい過去があるんだって(いまだに数百人しかいない)。

指先をメスで切ってって、マジで痛いよ!
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オイラはギターリストだから左手は勘弁して欲しかったんだけど・・・

てなわけで入島は無事に許可されました。
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ヤコウガイは希少だっつうの! [海外編2]

先日お伝えしたヤコウガイの残骸はその後も仕事場のいたるところから出てきまして・・・
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しかも、ひどく稚拙な切り出し。

かつては、殻のまま輸出されていたので、自分たちで加工利用する文化は芽生えませんでした。

しかし、一度覚えるともう止まりません(教えたのは誰?)。


この貝は激しい乱獲によって一度枯渇してしまい、この国では禁漁です。国外持ち出しも輸出もだめです。

そのかわり、長期戦略を練って小さい頃から大事に育てているんだよ。
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おいらが生きているうちに、また、輸出が再開できることを願って。
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だから、お前ら、加工するときはもう少し考えろよ!ほんと希少なものなんだから!




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ホットスポット [海外編2]

今日は久しぶりにフィールドワークでした。

ずっと通い続けている近場の離島に様子を見に行ってきました。
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このあたりは活火山帯だから島の形が・・・
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見て下さいこの高低差!
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海面からあちこち島が突き出しています!(右端に注目)
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まさしくホットスポットにいることを実感できる風景です。

途中立ち寄った村では、好物のバナナをいただきました。
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彼らの貴重な現金収入源なので申し訳ないのですが、お腹が空いていたし遠慮なく・・・

この木生りの完熟バナナの甘いのなんのって!日本で食べるバナナのような変な後味がないんですよ。

今週末から離島の離島へ回ることになっています。

こんどは初めてのところなのでちょっと緊張しています。

島の人たちと仲良くなれるかどうかってね。
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ヤコウガイでインレイ用ピースを作ると [海外編2]

しばらく留守にしていたら、スタッフがやらかしていました!
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MOP貝を切りまくっていました。きっとルアーとか彼女にあげるアクセサリーを作ったんだね。

ところでこの大きな貝、なんだか知ってますか?
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真珠貝に似ていますが、Pen shell クロタイラギというやつです。真珠層はないけれども、磨くとガラス光沢が出るとてもいい貝です。誰か間違ったな!?

あたりにヤコウガイの小さなピースがたくさん捨ててあったので、使えるものはないか探してみたら、こんなのがありました。
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やったー、SGのクラウンインレイみたいなの作れるぞ!!

しかし、ちょうど螺肋(Rib)のところを切ったので、真珠層と石灰層の境目が出て変なことになっています。
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これではクラウンインレイには使えませんね。とほほっ。

このピースはほぼフラットで厚さは0.8ミリくらい。
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いい仕事しているなと思ったら、現地人ではなく、オイラのような立場のフランス人の仕業でした。

でも、アンタにプロジェクトの貝殻を使っていいなんて言った覚えないんですけど(怒)

さて、ヤコウガイの光沢だけど・・・おもちゃデジカメじゃあ写真に撮るのは難しい。
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自然光だけで撮ってみたけど、パッとしないね。
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本来なら、オーロラのような色のはずなんだが。(オーロラは見たことないけど)

というか、光沢が悪いから捨てたんだな?アイツめっ!!
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