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チャレンジャー復活プロジェクト中止 [チャレンジャー]

昨日の続きだけど。

チャレンジャーの復活作戦は中止することにしました。何故って言われてもねえ・・・・

まず、SONEXのピックガードにピックアップ取り付けリングを装着してみたら。
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だめだこりゃ。そこらじゅう干渉してしまう。

特にリング取り付け用のピスが・・・ 8本ともボディーに当たっている。
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ボディーをザクれば、もちろんOKですが・・・

既存の穴で使えそうなものは
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PUセレクターとポットが1個だけ。

結局、ボディーに手をつけないで組むにはオリジナルのピックガードを使うしかなく、そうなると手持ちのピックアップで使えるのはこの前手に入れたトムソン1個しかない。

ピックアップから探すとなると。どうせやるなら、オリジナルに戻したほうがいいんじゃない?

ってなわけで、このチャレンジャーはオリジナル仕様に復活させることにしました。なるべく純正パーツを使いたいので、これはかなり時間がかかると思います。というか、シャーラのブリッジや横止めペグなんてめったにオークションにもでないしなあ。これは無理かも・・・


方針変更? [チャレンジャー]

困っちゃったよ。チャレンジャーのことだけど。こいつをどうしたらいいのか、自分自身の方向性がいまだに定まっていないんだ。

よく考えてみると、こいつはとても資料的な価値がある(それもGIBSON社の負の歴史)。なかなか手に入るものでもないし、下手にいじるのはやはり止めたほうがいいような気がしてきた。

ここでいじり方針を再確認しよう。以下の3点にまとめられると思う。

1.弾けるギターにする。
2.多少詳しい人が見ても訳の分らない仕様にする。
3.オリジナルのチャレンジャーに戻せるように改造する。

とくに3番が大事だ。このためには本体には一切手を加えないようにする必要がある。

オリジナルのピックガードは保管することにしよう。ちょうどSONEXのジャンクがあるのでね。
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SONEXのピックガードを乗せてみると・・・・もろにSONEXになる。まあ、当たり前か。
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ネック基部の形状がちょっこし違うね。このままでは隙間が出来てしまう。
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即、ヤスリで修整。ぴったんこね。
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ボディーに新しい穴は一切開けないので、オリジナルのネジ穴をSONEXのピックガードのほうに写して穴を開けます。
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今日は用事があるので、続きは明日やるねー。



トムソンのピックアップだぜ [チャレンジャー]

チャレンジャーの電気系も少し考えておこう。

純正のビルローレンスPUはeBayなどで結構安く手に入れることはできるようです。でも、うちのニセマロの音を聞く限り純正にこだわることはないなあといった(あまりパッとしない)音です。

はじめは同じギブソン系ということでSONEX用のピックアップを取り付けるつもりでした。でも、そうするとチャレンジャーの兄弟であるインベーダーと同じような構成になってしまうのであまりおもしろくないしねえ。

それに、うちにあったSONEXPUは同一のSONEXから取り外したものだけど、これはいかんですよ!
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裏からみればわかるけどどちらも同じ、ブリッジPUなのです。ネックにもこれをつけると位相の問題が発生するんですけど。
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そこで、遊び半分でやるならということで、トムソンのハムバッカーを1個入手しました。
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意外とザクザクしたいい感じの音が出るんだなこれが。

いやー安っぽいでしょう?裏なんかほれっ、
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ちょっと待った、こいつ本当にハムバッカーだろうな?

隙間から覗いた限りでは、両ボビンともコイルになっているようです。でも、完全に信用はしていないオヤジ。だって、これトムソンでしょう?

で、このピックアップのおまけに付いてきたのがこれじゃ!こんなのあったんですねえ。
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えーっ、かっこういいじゃん!!

そう格好いいんです。音も良いですよ。生音がとてもでかい!でも、実物をみてごらんなさい。これを通販で買った最初のオーナーは泣いたと思いますよ。だって作りがあまりにひどすぎる!そして、25年間弾かれることもなく、押入れの奥に放置(恐らくね)。やっとこさリサイクルショップに持ち込まれて、こうしてオヤジのもとへと流れてきたんじゃな。

しかし、考えようによっては、ここまでハンドメイド感のあるギターも今じゃあり得ないわけだし・・・・・よし、やるよ。オイラ、こいつも復活させるよ!

オヤジさん、またまた脱線していますよ。てなわけでチャレンジャーに戻ります。

PUの配置はこんな感じか?
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ピックガードもこの際オリジナルでいっちゃいますよ 。
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それじゃあ、いつものように、ピックガードをきれいに洗いましょう。
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アメリカ人の手垢をすっきりと落としてね。

一応、年内完成のたらたらペースでやっております。今週はここいら辺りで・・・失礼します。


ナットの清掃 [チャレンジャー]

今日も平日、おやすみ前に軽くいじります。

チャレンジャーのナットがとってもばっちい。何でか知らんが黒くうす汚れている。
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拭いてもきれいにならないので、やるしかないな。

耐水ペーパーで軽く研いで、コンパウンドで仕上げ。
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溝は触っていません。弦を張ってみないと溝の具合がどうなっているか分らないからね。

ギターのちょっとした不具合の原因がナットにあることは結構多い。特になんか詰まったような音になるとき。でも、自己流で調整すると良くなるどころか、かえって症状を悪化させたりすることもある。

だからオヤジは極力ナットに触らないようにしています。どうしてもという時は溝ありの市販品に丸ごと交換。安いものだから皆さんもいろいろやってみて!




平日いじり [チャレンジャー]

今週末はちょいと忙しくなる予定なので、平日ですがこれだけは済ませておこう。

というのはこの前忘れた弦アース線の取り付け。

まあ、ブリッジのアンカーを抜いて、アース線をセットするだけなんだけどね。

今回はエポキシできつそうだからマットの下にボール紙も敷きました。
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前回、ボディーを凹ませたのに懲りていますからね。

抜き方は前回とまったく同じ。
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アンカーはミリに換えてあるので、基本、問題なし。するっと抜けました。

アース線の穴は塞がっているので、ドリルで開け直します。
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ヘリのほうに穴を開けるのがコツみたいですね。

アース線を入れて、アンカーを打ち直し。このアース線はオリジナルのものです。
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アンカーの打ち込みの際はカーン、カーンと相当音が響きます。ご近所迷惑になりますので気をつけましょう。
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テスターで通電を調べて、作業完了!

またやっちまったよ [チャレンジャー]

今日はブリッジのアンカーを打ち込みますよ。

今、手持ちはこの3タイプ。どれでもいいけど、右のやつを使いましょうかね。
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真ん中と左はSONEX純正。左の短いのをカットしたのはギブソンさんです。なぜ??

穴あけには木工ドリルの12ミリのビットを使います。
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ビットに深さの目安となるテープを巻いておきます。アンカーの長さ分ね。
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穴をエポキシパテで埋めたので、硬いの何のって。充電ドリルは途中でバテてしまってリタイア。ドリル交代。
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充電ドリルは最近、めっきり稼動時間が短くなってきた。寿命だね。しかし、こいつ、もう17年も使っている。バッテリーは一度も交換していないんだよ。なんかすごいんじゃない?

どうにか穴は開いたけど硬かったよ。
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アンカーをぶち込むのはちょっと待った!
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スタッドを入れて、ブリッジが装着できるか確認するのが先。
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センター間隔に問題なさそうなので、アンカーを打ち込みます。あて木を噛ませてハンマーで叩けばいいよ。

とは言っても、アンカーはキツくてそう簡単には入らない。エポキシパテのせいだな。

途中でもう一度、ブリッジを乗せてみたほうがいいかも。まだ、今なら修正は効くからね。
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問題なければ、あとは、ガンガン叩き込んでいけばいい。

はい、出来ました。
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何をやっているかというと、糸を張ってブリッジの高さを調べています。一番下げた状態でも、かなり高く感じたので・・・ 一応OKだな。
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これでもし高すぎるようなら、アンカーの頭をボディーぎりぎりまでぶち込まなきゃならないから。

さあ、今日はここまで。どうも気分が乗らないんだ。

実は、オヤジは凹んでいるのです。

本当に最後の一発で、油断しちまって・・・・・・・・ボディー凹ましてしまった(ガックシ)。
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これで締めようかと思っていたが、今、ブログを書きながらあることに気が付いた。

弦アース線入れるの忘れたーーーーっ!
また、やっちまったぜ。

振動系いじりのはずが [チャレンジャー]

今日はブリッジを装着して、振動系を組んでしまおうかと思っていました。

んでもって、まず、弦を張る前に指板をきれいにしておこうと、いつものようにレモンオイルを塗布しました。
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今回のチャレンジャーのネックは特に問題はないようです。指板やフレットは正常ですし、ネックも真っ直ぐです。

ペグはSONEXのスペア(82年以前のものでマウントがグローバー102タイプ)しか手持ちがありません。チャレンジャーの純正品もSONEXと同じなのですが、83年以降のマウントは特殊なやつなのでちょっと困っています。

このようにシャフトに対してネジ穴が平行になるタイプなのです。ふつうは45度か90度になるんですけどねえ。なるべく穴は開けたくないんだけど、どうしたものか・・・
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おやっ?このチャレンジャー、塗装にウェザーチェックが入っているぞ!ラッカー塗装でなくてもクラックは入るんですね。なんていってる場合じゃないか。

いろいろ探したんだけど、このタイプのマウントを持つペグって見つからないんです。

いや、待てよ。いつも弾き倒しているトムソンレスポールがまさしくこれじゃん!ほらねっ。
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でも、トムソンのほうもフルオリジナルなので外すのは嫌だし。困ったなあ。

覚悟を決めて新しい穴を開けようかどうしようかと迷っていたら、クロネコヤマトさんがやって来た。

おっ、いけねえ。また新しいおもちゃが来ちまった。ヤフオクでジャンクのピックアップを買ったんだけど、本体がおまけに付いてきたって感じで(ほんとにそんな値段なんだけど)。

またしてもトムソンだ!
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今度のはちょっと・・・・・いかにもトムソンって感じの・・・・・うひゃー使い物にならないぞ、これ!

やばいです。わが家がギターの館、いえいえ、くそギターの館 になりつつあります。

スタッドアンカーを抜きました! [チャレンジャー]

チャレんジャー復活作業の始まりだよ。

この抜け殻で唯一残っているのが、ブリッジのスタッド用アンカー。さっそく、こいつが使えるかチェックしました。

嫌な予感が的中です。ピッチはインチでした。
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ミリのスタッドは1回も回わりません。だからこのように頭しか入らないのよ。

あいにくウチにはインチのスタッドの在庫がない。で、ネットでちょっと調べたけど、インチのアンカーボルトの単体ってなかなか売ってない。あってもとんでもない値段。7千円とか平気でしているぞ!

それでは手が出ないということで、アメリカ本国に目を移すと・・・・・

eBayにいいものが出ていました。ギブソン純正のスタッドやらアンカーのジャンク詰め合わせが5ドルちょい!ちょっと画像を拝借したので見てください。なんという物量じゃ!
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もちろん入札しました。予算の20ドルを越えたので落札できませんでしたが、結局、終わりは20ドル70セントでした。やられた!一瞬、転売して儲けようなんて色気を出したのが悪かったのかなあ。

インチのスタッドは諦めて、アンカーを引っこ抜くことにしました。ミリのアンカーならいろいろ在庫があるのでね。

それでも問題ありです。インチで8ミリ径のボルトなんて持っていません。ニヤリっ、そう、オヤジはインチのアンカーにミリのボルトをぶち込むつもりですよ。

これまで何度かアップしたアンカー抜き。今回はちゃんとしたやり方で抜くので参考にしてね。前のやつはなかったことにしてくれるかなあ(汗)

まずは、アンカー抜きに必要なもの。マット、スリーブ、ボルト(50X8)、ワッシャ、ナット。あとはスパナだけです。
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スリーブは水道用PVCパイプのソケットをカットしたものです。

ではやってみますか。

塗装面保護のためのマットを敷きます(これ重要!)。
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マットは本革製の印鑑マットを流用しました。

写真のようにセットします。詳しい説明はいたしません。どうなっているか分る人だけやってください(笑)。
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ボルト長調整用のナットは基本的に必要ありません(オヤジはソケットを切り過ぎたので・・・・)。

あとは、スパナでボルトを締め込んでいけば、自然にアンカーが抜けてくるという仕掛けさ。
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というほど、甘くはなかった。力を込め過ぎたためワッシャが激しく変形。
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なにしろ、今回はもともと合っていないボルトを無理やりねじ込んでいるわけだから・・・・

ガラクタ箱にちょうどアングルがあったので難なく作業再開。
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一気に抜かないで、スリーブがボディーにめり込んでいないか時々様子を見たほうがいいかも。
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少しねじ込んで、また、チェック。ほう、確実に抜けてきているぞ!
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今回は慎重にやっていますが、ねじ山が合っていればこんなに馬鹿力で締め込む必要はありませんので。

ほうれ、きれいに抜けました。ボディーも無傷じゃ。日々進化するいじりテク!
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もう一方は、すでにボルトにインチのねじ山が切れている状態なので、拍子抜けするくらい簡単に抜けました。
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この作業、小さなスパナより、モンキーレンチのほうがより楽にできますぞ。

アンカーの抜けた穴は大きく、これから装着する国産標準のアンカーにはスカスカなので、エポキシパテを充填しました(ヘラで奥までしっかりとね)。硬化したら穴を開け直します。
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本来なら、同じ密度の木材を埋めるべきですね。でも、このボディーの場合、そもそも材が何なのか分らないからね。それから、この+型の溝には何の意味もありません。

今日は文化の日ということもあり、画像満載でお送りしました。



ニコチンパッチ? [チャレンジャー]

チャレンジャーをいじるって言っても、さて、どこから手を付けようか。

まずは、ピックガードでも外してみましょうか。
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このボディーとても軽いんだけど、チラッと見える木肌はマホガニーではないですね。
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じゃあ何か?というとわからないんだ。随分白い木材です。

なんてスカしたこと言っている場合じゃない!

いきなり来ました。ネタですよ!ネタ!

ピックガードの裏側見せますから。さあ、笑う準備だ。

ほれっ!
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アップにすると・・・・・
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おいおい世界のギブソンさん。何てことやってんでっすか?

シールド貼ったら確かにポッドの穴あけなきゃならないですけどねえ。その手間を省くための工夫というにはあまりにあれなんですけど・・・・そこまで合理化しなきゃならなかったんでしょうか?

それよりもだ。禁煙外来に通っているお父さん達、これにそっくりなものに見覚えありませんか?

これですよ。
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あー、今日はいいもの見せてもらいました。

ギブソンチャレンジャー復活計画 [チャレンジャー]

台風14号が関東地方に接近中。朝のうちならサーフィンできたけど寒くてサー。そうこうしていうるうちに台風本体が近づき過ぎたのでオヤジはこうして家にこもっているというわけさ(安全第一ね)。

そんじゃってことで今年最後のプロジェクト、ギブソンチャレンジャー復活作戦の計画を練りましょう。

そもそもチャレンジャーって何?って方も多いのでは。

まずはこれをご覧ください。
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1980年代にギブソンが社運をかけてSONEXを投入して、見事にコケまして、最終兵器として登場したのがアメリカンシリーズ。インベーダー、チャレンジャー、カーバスの3兄弟。おいおいSONEX以上にマイナーだぞ!

今回のネタのチャレンジャーってのは、こういうギターなのさ。うーん、売れなかったのも分る気がする・・・・
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ちなみに、チャレンジャーって名前、あのスペースシャトルにあやかったらしいよ。

今回手に入れた抜け殻は、2ハム搭載のチャレンジャーIIっていうんだ。コントロールは3ノブなのでどうしようかと思って。1V2Tと2V1Tの組あわせがあるけど本物はどうなっているか分らない・・・・

ギブソン公式ホームページに歴代の代表機種の配線図が載っています。さすがにチャレンジャーそのものはないのでフライングVを参考に2V1Tにすることにしました。
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パーツはなるべくギブソン純正品を使って・・・・・・SONEXのスペアがたくさんあるのでだいたい揃ってマスネ。
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SONEXは基本ミリ規格なのですが、チャレンジャーはさすがに米国製らしくインチ規格です。こりゃあ、いろいろ問題ありそうですよ。

今回は塗装がないので、その気になれば、一日で終わってしまうような小規模プロジェクト。それを年末までには完成させるという余裕の計画。本日発進です。





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