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ネックジョイントプレート 続き [その他]

こちらのプレートとスクリューはSONEXのものです。
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ご覧の通り、スクリューは文字通りモクネジとなっております。

実はこのプレート、1970年代の国産ギターのものと互換性があります。ウチにあるトムソン、アリアプロ2などと共通サイズです。

早い話、当時のギブソン(の廉価ギター)はコストを抑えるために日本製汎用パーツを積極的に使っていたということなのでしょうね。
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ネックジョイント [その他]

ギブソンのギターにボルトオン仕様があったことすら知らない人が多い昨今ですが。

まずは、これを見てください。
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ギブソンS-1のネックジョイントプレートとスクリューです。同時代のマローダーやGK55も共通パーツだそうです。

あれっ?スクリューがモクねじではなく、本当にボルトですよ!

このタイプだとネックにタップを立てたプレートが仕込んであるはずで・・・

恥ずかしながらオヤジは実物を見たことがないんです(汗)。

80年代になると、ギブソンも普通のモクねじになってしまうもので・・・

この70年代タイプのボルトオンネックを最初に組み立てるのにはけっこう手間がかかるはずなんだけどなあ。

偉そうなブログタイトルを掲げている以上、この件はもう少し詳しく調べないと・・・・・
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新年のご挨拶 [その他]

明けましておめでとうございます。
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日本が世界に誇る精神リセット文化。調子の悪いときはとりあえず再起動。それが今日ですね。

オイラもばっちりリセットしました。さあ、今年はどうしようかなってね。

まず、SONEXのコレクションを整理をしなければ・・・

で、久しぶりに1本出してみたら、音がとても小さくなっていました。
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詳しく調べていませんが原因不明です。ダーティーフィンガーズの寿命がきている可能性大!他のも調べてみないとオイラのコレクションがただの古道具の山になってしまう(汗)。

そんなわけで、今年もよろしくお願いします。

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クレイジーアイテム [その他]

Ebay で検索かけたら、SONEX用の角ケースが出品されていました。

あの、茶色の専用ケースは意外に人気あるからね。
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これこれ、同時にeBayに出ているこれのこと。

と、アクセスしてみたら・・・・あれまっ!
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純正じゃないのね。じゃあ何これ?

レスポール用?
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いえいえ、SONEX専用のカスタムメイドのハードケースだそうです。
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レスポールは入りませんとわざわざ書いてあります。

たぶん、ネックの仕込み角度が問題なのだろう。

しかし、この商品、Crazy Item と紹介されていますよ。

アメリカのSONEXマニアは、半端ないっす。

日本代表としてオイラもこのケース欲しいんだけど・・・2500円くらいだし。

でも日本までギターと同じ送料がかかると思うと

諦めるしかない。うーん。



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スタッドアンカーの抜き方 [その他]

私事ですが、実は少し前に当ブログは50万アクセスを達成していたんですよ!

で、これはまずいことになったかなと。

オヤジは基本、小心者ですから。

これまでのアクセスを解析してみると、ある記事がダントツで1位なのですが・・・

残念ながらSONEXネタではありません(ちょっと批判的なやつでして、どの記事かは伏せておきます)。

その次にアクセスが多いのが、「スタッドアンカーを抜く」という記事なのです。

ギターからパーツを外していくと最後に残る厄介者ですから。

これは記事のとおり、結構簡単に抜けるのですが、やり方がまずいとボディーにダメージを与える可能性があるので、

「自己責任でやってください」ではあまりに無責任かなと思いまして、

今日はもう一度このやり方を説明しますね。

まず、アンカー抜きに使う道具はこれだけ。見てのとおり、全部、ホームセンターで手に入るようなものばかりです。
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ボルトは国産ギターの場合、M8という規格のものです。オヤジは長さ40ミリを使っています。ただし、輸入ギターの5/16インチ用には使えませんので要注意!!ギブソンにはオヤジはこのボルトのピッチを改造して使っています(これは中級以上のかた限定)。スリーブは水道配管用PVCソケットを30ミリくらいに切ったものです。赤い印鑑マットは牛革製です。このマットが大変重要ですので、なんとか代用品を見つけてください。

では、さっそくやってみましょう。基本的にこれらの作業をみて、何がどうなっているのか想像できないかたは、自分でアンカーを抜くのはやめておいたほうがいいと思います。

今回のサンプルはブリッジのアンカーも同じ方法で抜くことができますね。
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道具はこういう具合にセットします。
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ギターによってはアンカーがなかなか抜けてこない場合があるので、そうなるとソケットのほうがボディに食い込んでいきます。応力を分散させないと輪っかのあとが残って悲惨なことになる可能性があります(危険その1)。なのでボディの保護対策は必ずしてください。オイラはいろいろ試して皮マットが一番使いやすいという結論に達したのです。

後はグイグイとボルトを締め込んでいけばいいだけですが・・・
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はじめは硬いです。なので力が要ります。それがふっと軽くなるときがあります。

軽く感じたら一度ボルトを抜いてみてください。このようにアンカーが浮いてきていればOKです。
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この時、厚めのポリ塗装のギターでは塗膜がくっついて一緒にあがってきていることがあります(危険その2)。すぐに塗膜をカッターで切り離してください。同時にスリーブの食い込みが起こっていないかもチェック(ここで見つけてもすでに手遅れですが・・・ここから先は力が要りませんので被害は最小限に防げる?)。

もう一度、道具をセットしてあとはボルトをクイクイ締めていけば、
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最後はこのようにころりと抜けてきます。

ハイっ、全部きれいに抜けました。
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こんなこと言うのもなんですが、スタッドアンカーって、実は打ち込むほうが難しいよね。

皆さん、くれぐれも気をつけて!





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SONEXのインレイヘッド [その他]

なっ、なっ、何なんだ、これっ!
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変てこなSONEXのネック発見。

ヘッドのアップ。
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あれまあ、やっちまいましたね。

他人の仕事にあれこれ口は出しません。

ペグ付で99.95ドルっていうのは魅力的だが・・・・

このインレイは、できることなら止めて欲しかった。

ebayに出ていますので、関心ある方は今すぐチェック。
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フレット交換の練習 [その他]

オヤジはこれまでギターのフレットを抜いたことがありません。

フレットの摺り合わせまでは自分でやりますが、そこから先はプロの領域となんとなく自分のなかで線引きしていました。

そもそも今年でギターいじり歴40年になりますが、基本的に自分のギターをいじっているだけなので、フレットの交換はおろか本格的な摺り合わせをやったのも数回しかありません。

しかし、昨日のような音詰まりで特定のフレットが減っているのが原因の場合、やはりフレット交換もできるようになっておいたほうがいいなと思いまして・・・さあ、思い立ったら即実行!

トムソンの腐れたネックがあるからこいつを実験台にして早速やってみましょう。

まずは喰い切りですが、なぜかウチにはずいぶん前から喰い切りがあります。オイラのものではないので、きっとカミさんがなんか工作した時のものだと思います。
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某100円ショップで売っているやつですね。

刃はこういう形をしていまして・・・
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ネットでググるとまず頭の加工をするとほとんどのサイトに書いてあります。

なので、オイラもバイスと金工ヤスリを準備して平らに加工しようと思いましたが、とりあえず、そのままでフレットを引っ張ってみました。

あらっ?このままでもちゃんとフレットを噛んでますけど・・・・
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あらあら、拍子抜けするほど簡単に抜けてしまいますよ!!
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どういうこと??こんなに簡単に抜けるものなんでしょうかねえ?材質の悪いトムソンだから??
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こうなるとすぐに調子に乗ってしまうのがオヤジです。ここから先はイタズラです。

ハイポジのフレットをローポジの溝に打ち込んでみました。
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余分なところがでるようにねっ!

それを喰い切りで切断して・・・うわーっ、この向きじゃあ、固くて切れません!
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で、向きを変えてみたら、なんとか切れました。
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フレットエンドに角度をつけてちょっこしヤスリをかけてみました。
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初のフレット交換でエンドはオーバーバインディングです(笑)

結局、なんてことはなかった。何事も経験だね。まあ、場合によっては自分で交換というのもアリだなと思いました。

でもって、残骸の方は市のゴミ出しルールに則り小さくして・・・
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ネック本体も細かく切断。トラスロッドは資源ゴミ。
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そうそう、この指板なんだけど、上からみるとエボニーか?と見間違えるような黒々としたものですが・・・横から見るとあれっ?ですよ。
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染めというより、単なる着色です。材もローズウッドじゃないし。さすがトムソン!

そして今日の戦利品は樹脂の肉厚ポジションマーク。
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いやー意外と楽しい一日でした。


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ギター倉庫 [その他]

今日は出張が近いので普段弾き用のギターを片付けました。

居間に出しっぱなしにするとカミさんがいい顔しないのでね。

ウチはマンションなのでギターの収納にも一苦労です。

天井裏を改造してロフトみたいなものを作ったのはいいのですが・・・・

このとおり、すでに満杯です。
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実は奥にもギター置き場があり、そっちにはコレクション用のSONEXやら腐れたトムソンやら、もっとたくさん在庫があるんだけど、めったに入らない(入れない?)ので何本あるかよくわからなくなっている。

その問題の奥のほうをちょいと覗いてみると・・・・

あれ?いつの間にかネックが5本も!
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やばいっ、いじり素材が溜まってきているぞ!

いったい、いつになったら作業ができるんだろうか?

というより、お宝鑑定団に出てくるどうしようもない骨董品を集めているオヤジと同じ状態になってきているぞ!


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2012 [その他]

このブログも3度目の新年を迎えました。

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今年もエレキギターに関連して本道を外れたネタをあれこれ流しますのでよろしく。
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SONEX以前のオヤジ [その他]

今年はもうギターいじりはしないことにしているので、ここに書く事と言ってもねえ・・・

ってことで、先延ばしにしていたSONEXの画像の整理でもしようかと思って・・・

絶句!HDDの中身はもう手を付けられない状態になっていた。

ファイル名がでたらめだし、画像はサムネイルで見るとどれも同じようなものばっかりだし。

それが数千枚にもなって・・・・

調査中のシリアルナンバーも集計目標の400本分はとっくに超えてしまった(汗)。


そんなこんなで、つらつらと画像を眺めていたら、なつかしい画像がいろいろ出てきたよ。

10年前のオヤジは何をしていたか?

じゃん。
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やっぱ、いじってました!初代の出張用ギターです。

これはもう完成型に近い頃だ。
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このギターは手に入れてから、手放すまでの10年以上にわたり、ずっといじり続けていたなあ。

2000年の頃の、実戦配備はこんな感じで。って言ってもギターにはまともにピックアップが付いていませんね(笑)。
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右のベースは今も手元にありますが、ギターは現在、両方とも海外に。もともとデンマーク人から買った出張用ギターは南太平洋の某国に、真ん中のはなんとポーランドのワルシャワに。まあギターにもいろいろなドラマがあります。

さらに古い写真はというと・・・・

超レアのトムソンのレスポールTVもいじってますね!
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90年代の終わり頃です。これ以前はブログを書くなんて想像も出来ないわけで画像はほとんど残っていません。

それでも作業の記録写真は若干あります。大半がフィルム撮りですのでこれからデジタル化しなきゃないですけれど。

来年はオヤジのギターいじり40周年ですので、記念になんとか公開します(ホント??)。
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