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SONEXのネックポケット [ボディー構造]

今日はいつもの波乗りネタはなし。というのも今朝は海に行かなかったから。なぜって波がなかったから。来週は台風3号の動き次第では平日出動の可能性もあるので体力を残しておかないと。

それで今日のお題はまたまたマニア以外にはなんの関心もないようなSONEXのボディについて。まずは下の写真をご覧下さい。どちらも81年製のSONEX。左はCUSTOM、右はDELUXE。これらは全く同じかというと実物はちょっと違うのです。CUSTOMのほうのコンターは平らでDELUXEはふっくらとしているんです。CUSTOMでも80年製だともっと顕著でコンターがえぐれている感じすらします。
81body.jpg

そこでいろんなボディを見ていたら。あらっ!ネックポケットとピックアップのザクリの間に壁のないものが!
dxusa.jpg

82年製のUSAネック仕様だと壁なしスルーです。
dxusa2.jpg

同じく82年製JAPANネック仕様を見ると。予想通り壁アリ。新発見だ!
dxjap.jpg

うちにはUSAネック仕様のSONEXは2本あるが、どちらも特に問題なくピックガードを外したことがなかったので今まで気が付かなかった。いつも見慣れていたのは壁アリの方だけだったので。ネックポケットにはUSA仕様とJAPAN仕様で違いがあるのだ。ホームページのほうにもアップしなきゃ。

謎の丸いもの [ボディー構造]

久々に晴れの週末。寒さも緩み気持ちのいい朝を迎えました。しかし、波はいわゆるショアブレイク。しかも結構なサイズ。テイクオフがやっとで板を壊しそう。7時には海から上がりました。

さて今日は謎の丸いものについて。はじめに一般的な弁当箱ザクリのボディを見て下さい。これには謎の物体はありません。
cav2.jpg

前にも載せた80年製のボディには丸いものがありましたね。フロントピックアップのキャビティ内に斜めに並んだ2つの物体。
DSCN3705.JPG

他のを調べたらやっぱりあるんです。黒だとフロントピックアップのキャビティにある2つの丸いものがはっきりわかるでしょう?
protobody.jpg

これは恐らくひとつだけ?ネックの付け根に注目。
smallcav.jpg

この丸いもの、一体何?SONEXのRESONWOOD構造に関係あるというのが私の仮説。どうやって心材を樹脂でコーティングするのかわかりませんが、心材をモールドに入れて樹脂を充填した痕ではないかと。でもそうだとすると81年以降はなぜないのかという話になってしまいますね。気になるとどうしようもない。こんどジャンクボディが手に入ったらコーティングを剥がしてみたいです。

知らずにやっちゃった [ボディー構造]

今朝も雨の中波乗りに行きました。最近では一番サイズがありましたが、寒いの何のって。1時間半でギブアップ。

本日は6年前に私が最初にいじったSONEX。ボディーがキズだらけだったので再塗装に挑戦することに。うちはマンションなので剥離剤は臭いが出てまずい。ということでサンドペーパーで塗装を剥ぐことにしました。しばらく削ると今まで嗅いだことのない臭いが。このギターなんか変だぞ!
scrape.jpg

SONEXについて唯一書かれていたVintageguitersの英語の記載をちゃんと読んでみると。。分かった。これプラスティックでできているんだ!?構造図まで出てるじゃないか。でも実物は見えているところは木材なんですよ。びっくりしてしばし作業を中断し、今後の作戦を立て直す。これは完全にトップの樹脂が剥離した別のSONEXだけど構造がわかりますか?
hakuri.jpg

当時は塗装のことがよく分からなかったので、自分で色々考えて出した答えがこれ。自動車のバンパーの修理をヒントに車用のサーフェサーを塗った。
undercoat.jpg

それから普通にラッカーを吹いた。このゆず肌がリアル。オリジナルと同じでトップコートはなし。
painted.jpg

未だにこの方法が良かったのか分からない。SONEXの黒はよくオークションでオリジナルなのに「素人がリペイントした」などと本気で説明している程度のもの。これでいいのだ。


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