ボディー周りの修復-ストラップピン [ギャラン]
ストラップピンを外してみました。
まずはボディーエンド側です。
珍しくネジは折れずに抜けました。しかし、もう崩壊寸前ですね。
次にショルダー側です。
一見問題なさそうですが・・・
やっぱり折れました。
また破片を取り出さなきゃないのか・・・もう勘弁してください(涙)。
ピンの金メッキはどちらもほとんど残っていませんね。
エンド側には埋め木しました。
金ネジがかえって違和感ありです。
ショルダー側はいつものようにネジの破片を取り出して埋め木して。
ネジ頭はオリジナルより大きくなってしまいました。
でも、ネジ本体が太くて長くなったので安心といえば安心です??
まずはボディーエンド側です。
珍しくネジは折れずに抜けました。しかし、もう崩壊寸前ですね。
次にショルダー側です。
一見問題なさそうですが・・・
やっぱり折れました。
また破片を取り出さなきゃないのか・・・もう勘弁してください(涙)。
ピンの金メッキはどちらもほとんど残っていませんね。
エンド側には埋め木しました。
金ネジがかえって違和感ありです。
ショルダー側はいつものようにネジの破片を取り出して埋め木して。
ネジ頭はオリジナルより大きくなってしまいました。
でも、ネジ本体が太くて長くなったので安心といえば安心です??
ネックの修復-指板のクリーニング [ギャラン]
ネックはフレットを中心に整備をしました。画像は撮っていないのでここでは特に紹介しません。
反りは普通に順反りでした。調整する必要はなさそうなのでロッドは廻していません。古いギターのロッドを結構平気で廻す人達が多いのでハラハラしています。動かす必要がなければ動かさないことです。特にこのギターのように金属全般が腐蝕しているギターは。
で、最後の仕上げに指板をきれいにしました。
ご覧のとおり導管が詰まっています。ばっちい。40年分の手垢?考えたくありませんね。
オレンジオイルがないのでパッケージがオレンジ色の住宅用液体洗剤で代用。
これがまた強力なんですよ。しかも恐ろしく安い。やばい成分が入っているんじゃないだろうか?
スプレーしてすぐにブラッシング!
驚くほど汚れが落ちてきます。
固く絞った濡れウエスで汚れた洗剤を拭き取ります。これを数回、ウエスに汚れが付いて来なくなるまで繰り返しました。
一旦、風通しのいいところで乾燥させます。
次に保湿です。
食用オリーブオイルをたっぷりと塗って
これは拭き取らずにまた風通しのいいところで乾燥
最後に乾いたウエスでべたつきがなくなるまで拭いてできあがりです。これやるとしばらくネックからオリーブオイルの臭いがしますので。
反りは普通に順反りでした。調整する必要はなさそうなのでロッドは廻していません。古いギターのロッドを結構平気で廻す人達が多いのでハラハラしています。動かす必要がなければ動かさないことです。特にこのギターのように金属全般が腐蝕しているギターは。
で、最後の仕上げに指板をきれいにしました。
ご覧のとおり導管が詰まっています。ばっちい。40年分の手垢?考えたくありませんね。
オレンジオイルがないのでパッケージがオレンジ色の住宅用液体洗剤で代用。
これがまた強力なんですよ。しかも恐ろしく安い。やばい成分が入っているんじゃないだろうか?
スプレーしてすぐにブラッシング!
驚くほど汚れが落ちてきます。
固く絞った濡れウエスで汚れた洗剤を拭き取ります。これを数回、ウエスに汚れが付いて来なくなるまで繰り返しました。
一旦、風通しのいいところで乾燥させます。
次に保湿です。
食用オリーブオイルをたっぷりと塗って
これは拭き取らずにまた風通しのいいところで乾燥
最後に乾いたウエスでべたつきがなくなるまで拭いてできあがりです。これやるとしばらくネックからオリーブオイルの臭いがしますので。
ネックの修復-スクリュー穴埋め [ギャラン]
ネックジョイントのねじ穴をどうしようかと迷いましたが、
今回使うネジは少し細くて短いので埋め木をすることにしました。
左がオリジナル、右がアマゾンを通じて中国からわざわざ取り寄せた?金ネジ。
力のかかる場所の埋め木に割り箸ではさすがにまずいので適当なものを探していたところ、当地産のメルバウ(地元ではironwoodと呼んでいる)の木っ端が手に入りました。
ナトーによく似ていますがとても柔らかいです。鉄木なんてとんでもない!
これで丸棒を作りました。
埋め木の前にサンドペーパーを棒状に丸めたヤスリで穴の掃除
木屑は錆び色です。ここにネジを入れるのはまずいですね。
方針変更です。ドレメルで少し拡張して木地を出しました。
穴に丸棒を差し込んで埋め木のできあがり。とりあえずです。
メルバウはどうも気に入らないので将来的にはマホガニーで埋め木をやり直すと思います。
今回使うネジは少し細くて短いので埋め木をすることにしました。
左がオリジナル、右がアマゾンを通じて中国からわざわざ取り寄せた?金ネジ。
力のかかる場所の埋め木に割り箸ではさすがにまずいので適当なものを探していたところ、当地産のメルバウ(地元ではironwoodと呼んでいる)の木っ端が手に入りました。
ナトーによく似ていますがとても柔らかいです。鉄木なんてとんでもない!
これで丸棒を作りました。
埋め木の前にサンドペーパーを棒状に丸めたヤスリで穴の掃除
木屑は錆び色です。ここにネジを入れるのはまずいですね。
方針変更です。ドレメルで少し拡張して木地を出しました。
穴に丸棒を差し込んで埋め木のできあがり。とりあえずです。
メルバウはどうも気に入らないので将来的にはマホガニーで埋め木をやり直すと思います。
ネックの修復-トラスロッドカバー装着 [ギャラン]
トラスロッドカバーのほうもネジが1本折れてしまいました。
穴の奥に折れたネジが残っています。
横からネジまでドレメルで切り込みを入れまして・・・
極細ドリルでネジの回りに空間を作りまして・・・
わかるかなあ?
こっちからだと見えるかな?ラジオペンチで掴むのは無理なので切り込み側に押し倒す作戦です。
はいっ!破片が取れました。
詰め木して色塗って・・・
装着したのはもちろんオリジナルのトラスロッドカバーです。
このネジはペグには使えなかった中華なべ頭です。無駄な出費かと思ったけど、出番があったので結果オーライ。
ちなみにオリジナルのネジは黒の皿頭でした。このギターはオールゴールドパーツかと思っていたら、ここは妥協しましたね?松本楽器製造さん??
穴の奥に折れたネジが残っています。
横からネジまでドレメルで切り込みを入れまして・・・
極細ドリルでネジの回りに空間を作りまして・・・
わかるかなあ?
こっちからだと見えるかな?ラジオペンチで掴むのは無理なので切り込み側に押し倒す作戦です。
はいっ!破片が取れました。
詰め木して色塗って・・・
装着したのはもちろんオリジナルのトラスロッドカバーです。
このネジはペグには使えなかった中華なべ頭です。無駄な出費かと思ったけど、出番があったので結果オーライ。
ちなみにオリジナルのネジは黒の皿頭でした。このギターはオールゴールドパーツかと思っていたら、ここは妥協しましたね?松本楽器製造さん??
ネックの修復-ペグ装着 [ギャラン]
まずはネックまわりから仕上げていきましょう。
昨年の今頃、苦労の末にネックを外して、こちらに持ち帰って、さらに苦労してペグを外したところで終わっていましたね。
そのヘッドは穴だらけになってしまったので埋め木をしました。
とは言っても、でかくなった穴には割り箸を、ネジ穴塞ぎには爪楊枝をぶち込んだだけ。材質は無視です。ぶっちゃけ、このネックの材はナトーかメンクランだし。でも、割り箸ではさすがに柔らか過ぎでネジが踏ん張りません。
最後にペイント系のマーカーでタッチアップして一丁あがり!
オリジナルのペグは分解整備しておきました。少し動作の硬いものがあります。
もはやステージで使うギターではないので多少の狂いは関係ありません。
それより取り付けビス(ゴールドで丸頭の小さなモクネジ)を都合するのに苦労しました。もちろんギターパーツとしてこういう小物は存在します。しかし、原価を知っている人にはとても許されないような高額で売られています。そこで帰国中に金物の卸屋さんまで行って探しました。使えそうなものはありましたが、なにしろプロ相手なので100本単位とかでしか売ってくれないってさ。
結局、このネジ12本のためだけに中国製の安いクルーソンペグを1セット買いました。それでもスペアパーツのネジ単体より安かった!
ところがです。左がオリジナル、右が今回入手したネジ。
おいおいっ!中華製はナベ頭のタップネジじゃないか!
気に入らん!でもってレジェンドのストラトのモクネジとトレードすることに。
こいつならナベ頭(右のほう)に換えても気にならないよね??
でもって、まずレジェンドから6本ゲット。それにプラスして、道具箱にたまたまSCUD社のロトマチックペグ用取り付けネジが6本あったので無事12本の金ネジを確保できました。
なんだかんだで装着完了!
私の性格は細かいのかアバウトなのか、時々自分でも良く分からなくなります。問題にすべきは動作の硬いペグであって、モクネジの頭の形じゃないと思うんですけど。
この調子では先が思いやられますね。
昨年の今頃、苦労の末にネックを外して、こちらに持ち帰って、さらに苦労してペグを外したところで終わっていましたね。
そのヘッドは穴だらけになってしまったので埋め木をしました。
とは言っても、でかくなった穴には割り箸を、ネジ穴塞ぎには爪楊枝をぶち込んだだけ。材質は無視です。ぶっちゃけ、このネックの材はナトーかメンクランだし。でも、割り箸ではさすがに柔らか過ぎでネジが踏ん張りません。
最後にペイント系のマーカーでタッチアップして一丁あがり!
オリジナルのペグは分解整備しておきました。少し動作の硬いものがあります。
もはやステージで使うギターではないので多少の狂いは関係ありません。
それより取り付けビス(ゴールドで丸頭の小さなモクネジ)を都合するのに苦労しました。もちろんギターパーツとしてこういう小物は存在します。しかし、原価を知っている人にはとても許されないような高額で売られています。そこで帰国中に金物の卸屋さんまで行って探しました。使えそうなものはありましたが、なにしろプロ相手なので100本単位とかでしか売ってくれないってさ。
結局、このネジ12本のためだけに中国製の安いクルーソンペグを1セット買いました。それでもスペアパーツのネジ単体より安かった!
ところがです。左がオリジナル、右が今回入手したネジ。
おいおいっ!中華製はナベ頭のタップネジじゃないか!
気に入らん!でもってレジェンドのストラトのモクネジとトレードすることに。
こいつならナベ頭(右のほう)に換えても気にならないよね??
でもって、まずレジェンドから6本ゲット。それにプラスして、道具箱にたまたまSCUD社のロトマチックペグ用取り付けネジが6本あったので無事12本の金ネジを確保できました。
なんだかんだで装着完了!
私の性格は細かいのかアバウトなのか、時々自分でも良く分からなくなります。問題にすべきは動作の硬いペグであって、モクネジの頭の形じゃないと思うんですけど。
この調子では先が思いやられますね。