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いじり復活宣言 [海外隠遁生活日記]

待ちに待った荷物が届きました。いよいよシロウトギター工房復活です。
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これまでギターはスチュワートの初心者用ストラト1本しかなく、同じギターを3年以上弾き込みました。
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ポットにガリが出まくって困っていました。そろそろオーバーホールが必要です。

そこで届いたばかりの荷物の中から特にいじる必要のないセルダーのストラトを組み立てました(実際、セッティングには大変苦労しました)。
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これからしばらくセルダーが普段弾きのギターになります。

来年はこのブログも本来の安ギターいじり路線に戻れそうです。

電脳社会の片隅でひっそり目立たず無理をせず・・・・還暦オヤジの挑戦は続きます。

それでは皆様良いお年をお迎えください。


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ハムサイズシングルコイルピックアップ [pickup]

レフティーSONEXの画像ストックを見ていたら珍しいタバコサンバーストの個体がありました。
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えーっと、このピックアップは・・・
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ギブソンのP-94ですね!ハムバッカーサイズ・シングルコイル・ピックアップってやつです。


それではこちらの個体をご覧ください。私が改造したSONEXのなかでもお気に入りだった1本です。
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フロントピックアップがP-94に似たやつ、リアはもはや伝説となった70年代の国産なんちゃってハム(実はシングルコイル)です。

フロントはヤフオクで詳細不明ピックアップとして安く手に入れたものでなんちゃってハムより安かったです。なんちゃってハムは好き好んで購入するようなピックアップではありません。ネタとして受けるだけです。それが高額で取引されるとは世も末じゃ。
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P-94なら大儲けですが角の丸みがちょっと違います。音はクリーンで繊細、見かけはLollarに似ています。

このギターは焼失してしまったので真相は藪の中です。うーん。





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今年の年末はどうなってんの? [サーフィン]

例年なら今の季節のサーフポイントはクローズです。

北東の季節風が吹くからです。

でも今年は夏のようなメローな日が続いています。
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おかげで週末は貸し切り状態でサーフィンしてしまいました。
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ちょっと掘れた波で腰痛のリハビリにはきつかったです。
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なかなか引退させてもらえないなあ。



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折れたペグ取り付けネジを外す [ギャラン]

夏に帰国した際、いじり素材を仕入れて郵便局から小包として発送しました。船便にしたためまだ到着していません。安いのにはそれなりの理由があります(笑)。当地まで3ヶ月くらいかかるのが普通なので特別遅れているというわけではありません。辛抱辛抱。

ということで今はスーツケースで先に運んだネックの調整くらいしかすることがありません。

前に錆び錆びのペグを取り外したギャランレスポールのヘッドにはまだ折れたモクネジが残ったままです。今回はこれを取り出してみましょう。
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このギャランは資料的な価値があるのでオリジナル重視のレストアを行います。部品交換も最低限にしたいと思っています。

さて、問題のネジは外から見えるものから穴の奥深くで折れているものまでいろいろあります。
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12本中9本が折れるという悲惨な事態となっております。

今回の作業に必要な工具はこれだけ。すべてダイソーで揃います。
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ミニドリルは2ミリと2.5ミリがセットで100円!「精密ハンドドリル」という商品名です。

まずミニドリルで折れたネジの両脇に穴を開けます。
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細いほうで先に下穴を開けたほうが狙い通りに穴を開けることができます。

こんな感じで穴が開きました。
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ここにミニラジオペンチを差し込んでネジをしっかりと掴みます。
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虫歯を抜く要領?で横に揺さぶりをかけて・・・

はいっ!無事に抜けてきました。
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ネジを抜いた穴は結構大きいです。これは詰め木で塞ぎます。
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穴を開ける時に木屑が出てきます。
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これはこれで集めておきます。でも、錆が混じって赤いので使わないほうがいいかも。で、よく見るとこのネックはそもそもマホガニーではないですね。安い南洋材のメンクランかなあ?

ポジションマークの周りに隙間ができているので木屑で充填しようと思っています。
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このギターはブロックインレイですが元々は角の丸いポジションマークを入れるように削られていますね。なんていう小さな発見がジャンクギターいじりの楽しみでもあります。

この1本を引き抜くのに約15分かかったので、全部抜くにはさらに2時間かかる計算です。いやーあ、参ったね。



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玄人好みの改造 [厳選いじり例]

今日のネタは1981年製CUSTOMです。ちょっとマニアックかも・・・
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まずこちらをご覧ください。
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これがノーマルのCUSTOMです。塗装面がちょっとゆず肌なのでオーバーラッカーされているかもしれません。

そしてこちらが今日ご紹介する改造CUSTOMです。
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似たような個体で違いが良く分かりませんね。

それではこの角度から。こちらはノーマルです。
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そして、こちらが今日のネタです。
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よく見るとタップSWが2個になっていて、アウトプットジャックはサイドに移設されています。ピックアップは2個とも交換されておりタップは個別に効くようにしたようです。ピックガードはワンオフで作り直されています。関心のない人なら気が付かないような控えめで違和感の無い改造になっています。

全体にしっかり手が入れられていて、塗装もピアノブラックにリフィニッシュされています。ピッカピカですね!
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というわけで今日の個体は「SONEX愛」を感じるとてもいい改造でした。



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緊急報告:トムソンレスポールJRが発見される! [トムソン]

私が一生の友としていたトムソンレスポールJRについて、40年以上自分の個体しか見たことがなかったのですが、ついに発見しました!!興奮しています!!!

こちらの不動産屋さんのブログです。

ヘッド部分だけですが、やはりというか、自分のものとは全然違いました。ロゴもペグもロッドカバーもすべて違います。でも、ヘッドの全体のシェイプや0フレットがあるところなど私のトムソンと似ているところもあります。ぜひ全体を見てみたいものです。いやどうしても見たいんです。

店長さんに直接当たってみるかな。
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ミント状態のSONEX その4 [SONEX雑感]

今日の個体はイギリスにてリアルタイムで店頭販売されるも売れ残ってしまった個体です。海外では楽器店でしっかり試奏させてくれるためか、これまでこのシリーズで紹介してきた他の極上のミントより多少ヤレた感じがします。

この撮影のためにビニールをはがしたということです。
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ミント個体は資料的な価値があります。今回のSONEXも1981年4月に製造された当時のオリジナル状態と考えられます。しかし、ネックは主に1980年製のDELUXEに限定的に見られるタイプ(カラマズ製?)が付いています。その簡単な見分け方はポジションマークの材質(パーロイドではなく乳白色のプレーン)と12フレットのマークの間隔(狭い)という2点です。

これまで1980年の終わり頃に日本製ネックに入れ替わったとばかり思っていたのですが、そうではなく1981年に入っても初代のネックが使われていたことが分かる貴重な資料というわけです。

このバックの感じがSONEXのオリジナル塗装です。
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SONEXは使っているうちに塗装面に照り(艶)が出てくるんです。これはまだまっさらなマットですね。

ピックアップの周りに注目!こうしてまたビニールの切れ端がしっかりと残っていくのです(笑)。
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今日までに4回ミントのSONEXを紹介していきました。こういう個体が世紀を跨いで残っていること自体、SONEXがいかに一般のギター愛好家に受け入れられなかったかを示すものであります。

なお、ミントという言葉を気軽に使いましたが、このシリーズでは楽器店で在庫になってしまった訳あり個体を選んで紹介しました。

普通にミントとはこの画像のような個体をいいます。
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一度、消費者の手に渡った後に新品同様のままで長期間保管された個体です。こちらならまだかなりの頻度で市場に出てきますよ。




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