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スチュワートのストラトのお手入れ1 [SSHストラト]

今年のいじり初めはスチュワートのストラトもどきです。
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例によってマイナー低評価のブランドで、すでに断絶したようです。

入門用中華ギター=糞みたいなステレオタイプでものを言う人を私は信用しません。私は実際にこのギターを3年間使ってみて、普通に使えるコスパに優れたいいギターだと思っています(あくまでも個人的な感想です)。しかし、これがはじめからそうだったのか、使い込むうち熟成したのか今となってははっきりとしません。

さて、今回のスチュワートは深刻な問題が発生しているわけではありません。オーバーホールは一般的な分解整備+ポットの交換+ヘッド再塗装というメニューです。

今日はポットの交換です。ボリュームのほうだけにひどいガリが発生しています。
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アッセンブリーはオリジナルではありません。SSH構成の新品に丸ごと交換しました。

ガリが発生しているのはボリュームポットだけ、半田付けしたのもボリュームポットだけ。ということは私のヘタクソな半田付けのためにポットが熱でやられちゃった可能性大です(症状が出はじめたのは1年くらい経過してからです)。

そこでネットでこの件を調べてみたんですが、ポットは熱に弱いという話はたくさん出ているのに、なぜ壊れるのかという理由はほとんど出ていません。壊れているかどうかはテスターで測れば分かるとかいう乱暴な意見まで。これは電気楽器に使うパーツなので抵抗値が正常に可変するだけではだめなんですけどねえ。

ポット交換前はアース配線が背面2ヵ所に分散していました。
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これを1点に落とすように変更しました。しかし、これが難しく過熱が怖くてコテをうまく当てられません。
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よってまたへたくそな半田付けになってしまいました。ガックシ。今後は中継リグを使おうと思います。

で、ポットはノーブランドからCTSにグレードアップしました。CTSはインチ規格なのでピックガードの取り付け穴は少し拡張しました。
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インチ対応のコントロールノブがないので古いアメリカ製無線機から外したつまみを応急で付けてあります。これはこれでかっこいいのですが、CTSはただでさえ操作が重いので、ノブを廻すのにかなり力が要ります。あとで大きなものを探して取り替えます。

あら熱が完全に取れてから試験をしてみましたがポットは無事でした。うーん、ガリ問題は解決したけどあの半田付け仕事は他人には見せられないな(大汗)。

というわけで「おやじのやることは大したことない」というオチでした。





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