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Bacchus BST-350R その1 [バッカス]

今日はバッカスのストラトを観察してみます。ユニバースシリーズというのは現行モデルにもありますが、私が入手したのはだいぶ古いモデルのようです。別物と言っていいでしょう。

金属パーツはサビサビです。ブリッジは回収!
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ピックアップはとりあえず通電して反応はあります。こちらも回収!!
Dscf9736.jpg
弦は交換すればいいとはいえ、このギターがかなりやばい状態にあったことを物語っていますね。

それより、フィンガーボードが・・・・乾ききっています。あぶらっけなし。
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そして極めつけは・・・・ネック全体に広がるカビの痕。
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カビは裏のほうは少しマシかな。
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このペグが今回のジャンクパーツの目玉です。もちろん回収!!!

さて、ネックですが・・・・コリャダメだ。これはゴミです。
Dscf9742.jpg
これだけカビが生えたということは長らく湿った(あるいは濡れた)状態にあったものと推測されます。さらにそれが完全に乾ききりねじれております。

このギターは中国製造です。それはそれでいいのですが、問題は・・・
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このネックはいわゆるサテン仕様といわれるものです。感触は悪くありません。しかし、おそらく無塗装です。つまり生木のまま。それが原因でカビが生えたのだと思います。このステッカーが残っていると言うことは誰かがサンドパーパーを後からかけたものではないということです。

安ギターでときどき見られるのがローズ指板の収縮です(このギターの場合はメイプルの膨張というも考えられないわけではないのですが)。
Dscf9746.jpg
ズレと剥離が起こっているのでこのネックはもう廃棄決定です。でも、材は悪くなさそうです。惜しいなあ。

次回はボディーと電装を観察します。










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