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フェルナンデス 型番不明? [マイコレクション]

私の愛器は一時期このフェルナンデスでした。
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例によって格安中古を購入したので型番がわかりません。が、材や仕上げの雰囲気から安ギターでないことは確かです。トップの天然メイプルはセンター接ぎの一枚板で8ミリくらいの厚さがありました。しかし、この時代の上位機種はアクティブ回路だと思われるので私のものは中の上くらいでしょうか?

ストックのリアピックアップがイマイチだったのでいろいろなピックアップに載せ換えて音を煮詰めていきました。このワッシュバーンのおもちゃみたいで見慣れないやつ(どこで手に入れたか失念)は意外に好みの音でした。
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些細なことですが、フェルのピックアップセレクターは動作不安定で純正品を3度交換しました。そんなことならはじめからスイッチクラフトを付けるんだった(怒)。

オリジナルのピックアップはこんな普通のオープンハムバッカーでした(この個体は私のものではありません)。
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隣の芝生はきれいに見えるといいますが、これはトップのメイプルがなんとトラ目のブックマッチです。私のはこれに比べるとちょっと貧相・・・こんなに個体差があっても同じ値段だったんでしょうね。

ピックアップは最終的にヤマハのSFXというギターのものを採用しました。音が気に入ったのは確かですがどちらかというと見た目重視です。私の改造はあくまではじめからこういうのもあったの?的なところを目指しています。
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コントロールはボリウムだけです。トーンのポットを外した穴にはタップSWを組み込みました。このギターはパッシブのハム3発でリアがタップ(バイサウンド)できる構成になっています。

そのヤマハのSFXというのもちょっと珍しいギターですね。
YAMAHA SFX.jpg

今見るとこのフェルナンデスは明らかに一昔前のギターです。しかも私の嗜好には全然合っていません(笑)。実はこのギター、以前このブログのどこかでネタにしたことがあります。

高校に進学したのでけいおん部に入りギターを始めたいという知人の息子さんに譲りました。本当はタダでよかったんだけどお父さんがどうしても代金を払うというので1万円ポッキリ!で手を打ちました。少年の将来に期待して安物ではない小物一式にケースとアンプをおまけに付けて。

それから時は流れ、かつてのギター少年はロンドンで医者になっているそうです。このギターはとても数奇な足跡をたどりました。札幌→神奈川→静岡→ヤンゴン→ワルシャワ→ロンドン

その後どうなったのかなあ?


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