SSブログ

ネックの仕込み直し1 [MAVIS]

出張前にメイビスの古いストラトをいじっていたんだけど。

予想に反して、とても良く鳴るので、自分用に確保しようかと思ってたやつ。

ネックの仕込みが悪く、指板から弦が落ちそうになっていましたね。
Dscn0127.jpg
1弦側の弦とネックサイドまでの間隔は6.5ミリ、6弦側は3.5ミリ。つまり全体で1.5ミリだけ1弦側に寄ればセンターが出ることになります。

当然、弦はピックアップのポールピース上を通っていません(笑)。
Dscn0129.jpg
実は、この状態でも出音は私の好みですし、実際に弾いて弦が落ちることも無いのです。

でも、貧相なギターなので、せめてセットアップだけはちゃんとしてあげないとね。

で、考えました。こんなとき、セットネックのギターならブリッジ移動しかありませんが・・・

幸いこいつは精度の悪いボルトオン。ネックポケットに余裕があります(笑)。
Dscn0131.jpg
仕込みなおしができそうです!

マジックでマークした黄色の矢印のところがネックと干渉する場所です。
Dscn0134.jpg
ヤスリでちょっこし加工しました。

それから、お約束のネジ穴拡張。
Dscn0136.jpg
1ミリのオーバーサイズの穴にしました。これで、仕込み直しが出来る計算なのだが・・・・

それから、ブリッジサドルのイモネジが出っ張っていたのもついでに直しましょう。
Dscn0130.jpg

ネックを装着する前にシムを入れました。
Dscn0137.jpg
このシムはPETみたいなプラスチック素材のもので作りました。シムについては意見が分かれるところですが、「気持ち的には使いたくないが、使ったところで自分の耳で聞き分けられる様な音の変化もない」というのが今の私の意見です。

さあ、うまくネックの装着ができたのでしょうか??

nice!(4)  コメント(0) 

nice! 4

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
レアカラー?ネックの仕込み直し2 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。