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圧着 [アコースティックギター]

剥れたヘッドの補修ってことでいろいろ検討した結果、

あまりに当たり前な、タイトボンドで接着という結論に達しました。

表には突き板が貼ってあり、そこにあるゴムソンロゴはどうしても温存したいので・・・

でも、ここにたどり着くまで結構時間がかかったんだよ。

一度ヘッドを外して、接着面から古いボンドを除去しながら面出しをして、再度接着してやれば完璧なんだけど。(当時の国産ギターが使っていた接着剤って何なのかなあ?)


というわけで早速やりましょう。

本日使うものは、タイトボンドと注射器。
Dscn8450.jpg
一般の人が針付きの注射器を買うのは大変みたいですね。オイラは本業のほうで使うので簡単に入手できますが・・・

只今、練習中。こういう感じでやる予定です。
Dscn8451.jpg

さて、作業を始めるにあたってギターをホールドしなければならないのですが、

素人工房に工作台なんて気の利いたものはありません。

なのでこんな事態に・・・
Dscn8452.jpg
それにしてもすごい数の漫画本だ!

集中してやったので注入作業は画像ありません。あしからず。

で、注入が終わって軽く圧をかけると、余分なボンドが出てきます。
Dscn8453.jpg
ここで、さらにパクパクさせて十分奥までボンドを行きわたらせます。そうそう、ボンドはそのままだと粘度が高く注射針で吸引できないので、ほんの少しだけ水を加えてあります。

均等に行きわたったと思ったら、はみ出たボンドをきれいにふき取ってクランプをかけます。
Dscn8454.jpg

乾燥を開始して、数時間たったらいちどクランプを外してみます。
Dscn8455.jpg
これは当て木がヘッドにくっついていないか確認するため。

これで大丈夫なら、今一度クランプをしっかりかけ直して、明日まで丸一日以上放置。

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