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ソリアコレスポール・・最終回 [ジャパンビンテージ2]

もういい加減このネタは飽きてきましたね。

オーバーホールは終わっていますので今日で最後にしましょう。

なんだ?こいつ?どきなさい!
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はいっ、改めまして。
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基本、オーバーホールなので特に変わったことはありません。

ブリッジは前にも言ったとおり、オリジナル(ナイロンサドル)から普通のTOMに換装。
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テールピースはオリジナルですが、そのままではテンションが強すぎるので、バーブリッジ用FIXERの高さ調整用のワッシャを入れて弦のベンドを緩めました。
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このオリジナルのスタッドは単なるボルトなので、図らずもそのままFIXER構造となってしまいました。つまりブリッジはボディーに固定されたわけです。

メタルサドルとテールピース固定の効果で音はよりシャリシャリになったみたいです。このギターに関してはよい方向に音が変化したと思います。

ちょっと変なケーブルが見えていたのは・・・仮設した弦アース線です。
Dscn8419.jpg
キャビティ内部のアース線は、アンカーの接触部分で切れてしまったようです。ブリッジのアンカーを抜くのは面倒なのでとりあえずこのような形に。そのうち、ちゃんと直します。

ところで、このジャパンビンテージ期の中空ボディレスポールがパチモンくさい原因は、カッタウェイ部分ではないかと思うんです。
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どっちもトムソンだけどなんか印象が違うでしょう?

コピー度の高いボディーは角が尖り気味ですね!
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ソリアコのほうは丸くてぼってりしてます。

ヘッドもなんか違います(左:フジゲン製、右:テスコ系)。
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ペグやバインディングの違いではなくて・・・

わかった!ヘッドの角度だ!!
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フジゲントムソンはヘッドがきっちりベンドしています。

単独でみると荒さが目立つフジゲントムソンも、
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かなりレスポールしているな、と再確認。音も形も。

でも、ソリアコのレスポールは、形がレスポールに似せてあるだけで、かなり個性的な音がします。今うちにあるギターのどれともキャラがかぶりません。本物のセミアコともぜんぜん生鳴りが違いますし、繊細なソリッドボディという感じでしょうか。

おいらはこのタイプの中空ボディはリアルタイムで使っていたはずなんだけど、当時は売るほうも買うほうも、細かい音のことなんてだれも気にしていなかったのではなかろうか?こんな個性的なギターだとはメーカー側も認識していなかった可能性があります。
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いつも安ギターはここをこうしたほうがいいなあ、という不満な点が次々出てくるのだが、このゴムソンに関してはほぼ満足しています。ピックアップも換える気はないし、そもそも、このボディにはこれしかないでしょうという感じで。

フジゲンレスポールはネックのトラスロッドは廻し切ったし、ねじれもひどくなってきたので、今日をもって引退させます。

そして、このゴムソンレスポールもどきがおいらの普段弾きギターとなります。
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