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ホローボディーって何? [ジャパンビンテージ2]

今日は問題のホローボディーを観察しましょう。

写真をたくさん並べても構造はよくわからないと思うけど・・・

どうぞ見てください。

裏から見ると、トップ板とコアの間に空間が見えます。
Dscn8332.jpg

ピックアップの穴から覗くと
Dscn8335.jpg

とにかく空間が多い。
Dscn8340.jpg

ピックアップの間は空洞です。
Dscn8338.jpg
Dscn8341.jpg
このボディーは安い国産ソリッドボディーに多く見られるベニヤ板ではありません。

サイドが透けているのでわかるでしょう?
Dscn8365.jpg

構造を説明すると・・・・

バック=シカモア?3層合板、ボディーコア=マホガニー風南洋材単板2層(間に合板をサンドイッチ)、内部のトップ=シナベニヤ、センターブロック(というかマホ切れ端)この状態に大きくルーティングが施されていて、GIBSONのSONEXやマローダーによく似ています。

これにプレーンシカモア風の合板がアーチドトップで接着されています。
Dscn8342.jpg
当然のことながらとても軽いですよ!

とにかく構造がすごく複雑なんです。手間もかかっています。今これを作ったら単板ボディーより高くつくでしょう。まさにジャパンビンテージ。

このボディーは当時のいろいろなブランドのレスポールに見られますが、OEMで作っていたのは同じ工場なのでしょうか?いくつかの状況証拠からマツモク製じゃないかと思うのですが、これはオヤジの想像ですのでまともに信じないでくださいね。

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