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ナット装着失敗! [SONEXシングル化計画]

今日はシングルSONEXの試作2号機を完成させる予定でしたが・・・

作業は中断してしまいました(涙)

現状はと言いますと、ネックは付いていますが音をまともに出せません。
Dscn7424.jpg

こうすれば出るけどね。
Dscn7427.jpg
そう、皆さんもうお分かりですね。ナットが低過ぎるんです。

今日はなんでこうなったの?っていうのをレポートしますよ。

こういう失敗事例のほうが参考になるでしょう?

そもそも、このネックはアメリカ人が改造の途中で投げ出したやつなんです。

ナットは黒のデルリンナットを自分で加工したものが付いていましたが、溝切りがド素人レベルで・・・

それを取り外したところ、
Dscn7407.jpg
こんなになっていました。ボンド盛り過ぎ!

まずは、ナットの取り付け場所を清めました。(失敗の原因その1-木部削り過ぎ
Dscn7413.jpg

ここは、きちんと面を出す必要がありますので、フレットレベラーやすりを使いました。
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フレットを均すことなんて滅多に無いのですが、このヤスリはテーパーになっていないので意外に使い道があります。

新しいナットの高さ調節も楽々。木片をガイドにすれば、直角を保ったまま、どんどん削れます。(失敗の原因その2-ナットの削り過ぎ
Dscn7416.jpg
ナットはグラフテックの溝付きの新品を購入しました。

全体のシェイプをオリジナルのものと比べながら調整していったのですが・・・・
Dscn7418.jpg
じゃじゃじゃっ。気が付いた時にはもはや手遅れになっていました。新しいナットはオリジナルよりRが弱くフラットで、かつ弦溝がかなり深いのです。ということは3,4弦がヤバイんでねえ?

これは弦を張ってみないことにはどうにもならないので、ペグを付けて、
Dscn7420.jpg
世界のGOTOHさんのSGベルタイプを制式採用!マウントはSONEXオリジナルと全く同寸法です。

それから、ネックの装着。SONEXの場合、別の個体を組み合わせると、いろいろ不都合が発生します。が、もともとアバウトなのでそれほど修整しなくても付いてしまいます。

それで、以前このブログでスクリューを回すドライバーはスタビタイプの短いものがいいと言いましたが、アレは撤回します(済みません、ぺこりっ)。というのも、今回もそうでしたが、ぴったり合っていないものを力技でくっ付けようという場合、長い方が力が入ります。ただし、あまり馬鹿力で締め込むとビスがネックの中で折れて面倒な事になりますので。何事も程々に。
Dscn7421.jpg
3種の長さで比較してみましたが、やはり、真ん中のものが一番使い勝手がよかったです。

でもって、弦を張ってみたらば・・・
Dscn7422.jpg
予想通り、2弦から5弦まで全部1フレットに干渉して音が出ませんでした(号泣)

仕方なく、在庫のオリジナルナット中から使えそうなやつを見繕って置き換えてみましたが・・・
Dscn7423.jpg
ダメ!だめだめだめ!オリジナルだとさらに低い!誰だヘッドのほう削っちまったのは!?

というわけで、冒頭の写真の状態となるわけです。

新しいナットを買い直しだ。とほほっ。
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