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ナット交換 [HONDOギター]

黒本堂ギターなんだけど、こいつとても具合がいいんだ。

とにかくチューニングが安定しているのがいい。音もまあまあ。

そして、ネックをはじめ全体のシェイプがオイラの身体にとてもフィットする。

こういう感じのギターはなかなか無い。

普段弾きのストラトはこいつにしようと思う。

とても気軽に弾けるいいギターだ(なんせ安かったからねえ)。

となると、あの弦間バラバラのナットはいただけません。即交換です。
Dscn7049.jpg

今回はマニュアル通り、まじめに交換してみました。ので少しは参考になるかな?

まず、塗装のダメージを防ぐためにカッターでナットにかかっている塗膜を切断。
Dscn7052.jpg

ストラトのナットは溝に入っているので横から叩き出すのが鉄則です。が、こいつはしっかり接着されていて外れないのでペンチで上に引き抜きました。やさしくゆっくりとね。
Dscn7054.jpg

ナットが抜けたら、溝のチェック。こいつはきれいだったので、カッターの歯を立てて軽く擦ってお掃除完了。
Dscn7055.jpg

新しいナットはいつものTUSQです。はじめから弦溝が切ってあるからオイラのような素人向き。
Dscn7047.jpg

溝に合わせてみたら・・・あらっ!ぴったんこ!今回は高さの調整だけでいいようです。
Dscn7056.jpg

1弦と6弦を張ってナットの高さを出します。紙ヤスリで削ればいいさー。1フレットと弦の隙間を見ながらね。
Dscn7057.jpg

新しいナットはもともと付いていたものよりRがきついです。このままでは3弦、4弦の溝が浅すぎるので目立てヤスリで少し深くしました。
Dscn7059.jpg

最終的に、すべての弦溝の深さは1フレットのクリアランス(名刺一枚分)で調整しました。
Dscn7060.jpg
リペアショップだともっとシビアにフレットぎりぎりまで溝を切るはずですが、オイラのやっているくらいが、使っているうちに弦が食い込んで少し下がるのでちょうどいいと思いますけど。

はいっ、こんな感じになりました。
Dscn7063.jpg
このナットは牛骨みたいに仕上げ磨きもできるそうです。これはお好みでということでオイラは面倒なのでやりません。ただ、指板側(この画像で見えるほう)の両サイドは角が立って触ると痛いので、ここだけはヤスリで角を落としています。

調整が終わったら、ナットの真ん中のところに木工用ボンドをぽちっと少量だけ付けて、溝に差し込んで出来上がり。この時、ナットが左右にずれないように注意してね。これにてナットの交換は完了です。
Dscn7061.jpg

うわー、ヤバイ。久々に夜ふかししてしまった。明日も仕事なのに・・・・




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