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禁断のピックアップ装着 [HONDOギター]

いよいよ本堂ギターの電装だ。

こいつのシングルコイルピックアップはなんか変なのが付いていたが・・・

カバーを外そうと思ったらなかなか外れなくて。

無理やり引っ剥がしたら・・・・
Dscn9273.jpg
あらまあ、赤い樹脂が封入されていますよ!

それから、問題のディマジオハムバッカーもどきはというと。

画像はないんだけど、良く見たら単芯ではなく、ちゃんとディマジオカラーの4芯でした。

しかもね、取り付けビスのピッチがインチなのよ。

このピックアップは何故かもともとビスが付いていなかったんだ(つまりブラブラの状態)。

あいにく在庫がなくて、国産ギターでふつうに使われる直径2.5ミリのビスで代用することに。

さあ、ここからは あまりお勧めできない裏技を見せちゃいますよ。

まず、3ミリのドリルビットでステーの穴を広げます。
Dscn9276.jpg
2.5ミリのビスがスカスカで入るくらいの穴になります。

次にその穴にハンダを流し込みます。
Dscn9277.jpg
ハンダがよく馴染んだら一旦取り除いてしまいます(少し残すのがミソ)。

ここからがちょっと難しいんだけど、残ったハンダをコテで暖めながらビスを差し込んでしまいます。
Dscn9279.jpg
そして、冷えたところでビスを何度か回して。

はいっ、新しいねじ山ができました。
Dscn9280.jpg
このねじ山は強度が不十分なので、ピックアップのセッティングが終わったら瞬間接着剤を垂らすか、裏からナットでしめておいたほうがいいです。まあ、大事なピックアップならこんな事はしないで、ちゃんと合うビスを用意しましょう!

なんて具合で工作が終わり、ピックガードに取り付けたまでは良かったのだが・・・・

とんでもない事実が発覚!!

キャビティーのザクリが浅くて、ピックアップが下がらない!

さあ、どうする?

ここでいつもの裏オヤジが出てきて悪魔の囁き。

「直付けしちゃいな」
Dscn9281.jpg

結局、直付けですよ。
Dscn9283.jpg
せっかくねじ山加工までしたというのに(涙)

しかし、直でいい感じの高さになるということは・・・

このギター、出荷された時はどんなセッティングになっていたんだろう???





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