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粗研ぎ [昆虫標本]

シマゲンゴロウの標本だけど、ネジ蓋のところを全部削り取ってしまいました。
Dscn7842.jpg
あー良かった!あとは磨けばなんとかなりそうだ。

こいつはタイコウチ。枠から取り出した状態です。サソリに良く似ているね!?
Dscn7844.jpg
この状態が一番透明度がいいんだけど・・・

硬化の間、樹脂表面は大気圧で押されるので縁の部分は逆に盛り上がってしまうんだ。
Dscn7845.jpg

これなら分るかな?額縁みたいになっているんです。
Dscn7847.jpg
この縁の部分を削らなきゃならなので・・・・面倒くせー。

で、削りの途中。
Dscn7848.jpg
縁がだんだん下がってきて、最後はツラいちとなります。

このとおり、まっ平らにするんですよ。
Dscn7851.jpg
作業時間の短縮のため120番の耐水ペーパーを使いました。これが後々面倒なのです。

ここから先の研磨作業は、この面出しで付いたキズをひたすら消す作業となるのです。

もともととてもきれいな表面だったものを、わざわざキズ付けているわけですから、なんかバカみたいな話なのです。でも、依頼主がそうしろって言っているので。

この連休はずっとこの水研ぎ作業だ。ちょっと辛いね。







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