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ボディーはサクッと済ませました [オーバーホール]

今日はちょっくら疲れちまって、ギターいじりはサクッと済ませました。

というのもカミさんの実家の水道リフォーム工事をやったもんで。まあ、義母(バアチャン)孝行ですよ。オヤジはその昔、住宅設備やってたことがあるのでまったくの素人というわけではないのです。今はこれも完全な趣味なのですが。

で、SONEXいじりのほうはボディーのメンテだったね。

はじめはこんな状態。特にひどいことにはなっていないですね。
Dscn6337.jpg
この黄ばみは日焼けではないですね。ピックガードの下も全く同じ色調です。ということは塗料の経年変化。今回、分ったことですが、この時代のSONEXの塗装はトップコートなしのニトロセルロースラッカー1発塗りです。

コンディションをチェックします。クラックが3つ。まずはネック付け根のカッタウェイ部分。
Dscn6341.jpg

ネックポケットまでぐるっと回ってますね。
DSCN6338.JPG
こいつはSONEXでは、よくみられるクラックで問題ありません。どうせ樹脂部分だけだから。

お次はキャビティー内のピックアップの仕切り部分。
Dscn6339.jpg
この前いじったプロトのボディーはこれよりひどかった。きっと構造上の問題だ。

そして、ボディーエンド。これはちょっと目立つかな。
Dscn6340.jpg
こいつは浅いけれど裏までぐるっと回っています。打痕は見当たらないし、なんでこんなことになるのかわからないねえ。

結論、クラックは全部無視。気にしないことにします。クラックはパテで直せますが、SONEXのマット塗装は部分修正が困難です。いじってしまったらその後はオールペイントで仕上げるのが基本。今回はオリジナル塗装を残しますのでクラックもそのままということで。

あれっ?キャビティーにマスキングテープが残っていますよ。
Dscn6342.jpg

皆さん、剥いでみたいでしょう?それではハイっ。
Dscn6343.jpg
おーーっ。元色は黒じゃないですか!普通、黒の上に白塗りますか?ここにも小振りの謎の丸いものがありますね。なんなんだよ、これ?

てなわけで、カーワックスで細かい汚れを落として、軽く拭き上げて完成。
Dscn6346.jpg
Dscn6347.jpg
ここでは、軽く拭きとるというのが肝です。このワックス、バフをかけると鏡面仕上げが出来るようなものですので、あまり強く拭くのは禁物。

古いSONEXは全体はマットだけど、角やコンターだけは擦れて艶が出ているというのが、正しいくたびれ姿。この雰囲気を再現するのはけっこう難しい。

こんなのでボディーのメンテ終わっていいのかなあ??結局、何もしていないよなあ。



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サトリーズ

塗り替えられてたのねщ( ̄∀ ̄)ш ヶヶヶ
クラックは放置で大丈夫なら、そんなもんでいいんじゃない?
かけなくて済む手間は、かけないに越したことはない。
by サトリーズ (2011-02-21 19:37) 

tiyo

そうなんですよ。SONEXは出荷前に結構塗り替えられているんです。黒より白のほうが値段高いですから。

でも、一番高い赤のメタリックを一番安い黒に塗り替えてあるやつもあって・・・・この時代のギブソンのやることはわけがわからん??
by tiyo (2011-02-21 23:13) 

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