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フレットレスワンダー [チャレンジャー]

先週チャレンジャーがひとまず完成したのは報告したとおり。で、今日はそのまま倉庫行きのはずだった。

ところが不思議なことが起こったんだ。弦を張って3,4日経って、突然、音が良くなったんだ。正確に言うと、音の粒が揃って、音がキラキラする感じに変わったんだな。

あのギターは抜け殻の状態のものを買ったので、どういう生い立ちかわからないが、とにかく、長いこと弦を張っていなかったのは確かだ。やはり、ああいう個体は弦を張ってしばらく様子をみないとだめだね。

で、ギター本来の調子が出てきたので、今日はセッティングをやり直したというわけさ。

まず、弦高だけど、これがなんとも難しい。このギターは70年代で絶滅したと思われていたフレットレスワンダーのようなペタペタのフレット。別にすり減ったわけじゃないのよ。
Dscn6117.jpg
Image2.jpg
フレットの形が普通のものと全然違うでしょう?

それでもって、ネックは真っ直ぐ、指板の波打ちも皆無、というわけで、弦高はぎりぎりまで下げることができます。でもね、それやると、ほんと弾きづらいのよ。フレット低すぎるとチョーキングができないっていうのにまずはびっくりさ。

とりあえず、高めのセットにしなければ使いものにならないのでいろいろやってみました。

ブリッジのスタッド廻しはお馴染みのこいつ。
Dscn6111.jpg
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結局、6弦側が12フレットで2ミリの標準セットで一件落着。
Dscn6118.jpg
オヤジは弦高は高めが好み、というより順ゾリネックのギターばかり弾いているということなのだろう。この違和感だけど、はやい話、馴れるしかない。そして、馴れるほどこのギターを弾くことも無いだろう。

さあ、次はオクターブを調整しましょうか。ブリッジ本体も少しバックさせたのでね。
Dscn6124.jpg
はじめは置いてやっていますが、最終的には起こして調整します。言うまでもないですが。

こんな感じで整いました。
Dscn6128.jpg

まあ、それほど悪いギターじゃないよ。ギブソンファミリーの末っ子って感じはするね。

それより、リアに搭載したAKAIのピックアップだけど・・・・だめだよ、これ!
Dscn6130.jpg
椎野さんも言っていたように、ギターはバランスが命。はっきり言って、このギターにこのピックアップはまったく合いません。どうしよう・・・・純正品に戻す?

問題をいろいろと残したまま、我がチャレンジャーは無事お蔵入りとなりました。




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コメント 2

サトリーズ

こういうフレットは初めて見たよ。
どうあっても弾きにくそうにしか見えないねえ。
by サトリーズ (2011-01-23 19:57) 

tiyo

フレットの残りを山がいくつで言ったら、2分ってところ。普通なら限界以下だよね。ギブソンも変なギター作ったもんだ。
by tiyo (2011-01-23 23:02) 

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