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初期のSONEX [CARVINピックアップ]

今日はほんと久しぶりに波乗りに行きました。連休明け、どしゃ降りの雨、小波というわけで絶対混んでいないと予想し、海へ行くと果たしてがらがらに空いていました。おまけに台風の痕跡と思われるしっかりしたスウェルがたまーに入ってリハビリにはちょうどいいコンディション。いやー気持ちよかった。外出するのも久しぶりなので帰りHARD OFFに寄って、ジャンクギターやパーツのチェック。というわけで本題に戻ります。CUSTOM80改の本体のほうを見てみましょう。
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ピックガードを外して最初に驚いたのはその色です。製造から29年が経過し、いい感じに焼けていると思っていましたが、ピックガードの下の部分もこれまたきれいな淡いレモンイエローに変色していました。このギターは本来、前期SONEXに限定のアイボリーのはずです。
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SONEXのボディはRESONWOODという特殊な構造をしています。外側は樹脂で内部に木材の芯があります。塗装されているので種類はわかりませんが、81年モデルより粗悪な材のようで、ご覧の通り、ひどいクラックが入っていました。それよりフロントピックアップのほうにある丸いもの2つ。なにこれ?まさか埋木?
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これまでかなりの数のSONEXのボディを見てきましたが、こんな斜めに集成した芯材を見たのは初めてです。材も導管が見られず???です。これでいてサスティーンばっちりですからSONEX恐るべし!
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せっかくばらしたのでついでにブリッジをいじります。このギターのブリッジはサドルのアジャストスクリューがテイルピース側に付いていました。これがいつもよくわからないのですが、弦を張ったままオクターブ調整をするには反対向きのほうがいいですよね。どちらが正しいのでしょうか?とにかく、私はひっくり返します。サドルは溝切がしてあるので順番どおりに入れ替えます。よく見ると6弦サドルの角を削り落としてありました。私もこれをやるので前オーナーに親近感を覚えます。ブリッジパーツやスロットの内部はミシン油を歯ブラシにつけて磨きました。
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前にも言いましたが、古いブリッジは湾曲しています。写真のようにブリッジを逆さに橋渡しにして、中央部に当て木を添えてハンマーで軽く叩きます。すぐにまっすぐに戻ります(ということはまたすぐに湾曲する?)。
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このギターはいまのところ出番がないのでピックガードを戻して保管庫行きとなりました。それより今一番困っているのはこの前いじったフォトジェニックJR、ずぶずぶの泥沼状態です。ネックがどうしようもない。ライブの破壊用に誰かにくれてやろうか(怒)。
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