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SONEX もう完成 [ハイブリッドSONEX]

電気系統からいじります。このボディ、困ったことにアース線が切れている。穴の中に線の残りが見えていたので通電を調べるとまだ生きていました。
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そこでこんなものを作ってみました。得意のギボシコネクター。
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線の切れ端をうまく噛むように念じながら木ネジで止めて、テスターで通電を再度チェック。うまくいきました。
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それから、先日パーツ組み込みの際、切断箇所が分からなくなっていたケーブルを配線。ジャック(アース)に行っていることが分かったので、とりあえずアース側に繋げてみると、ちゃんと音がでました。タップも切り替わります。しかし、このタップスイッチは一体何?両ピックアップから出ている謎のリードのホット側がここでまとまり、一気にアースに落ちるようになっています。そんなことしてどうして音が出るのか、物理の苦手な私には・・試しにジャックのホット側に繋げてみると、あれっ?音が出る。タップも切り替わるぞ。それじゃ、そもそもどこにもつながないっていうのはどうだ?あれあれ?ちょっと小さい気もするが音は出るし、タップも効く。なんじゃこりゃ?
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頭が混乱しましたが、とにかくオリジナルに従って配線しました。次はハードウエア類。今回使えるブリッジとテールピースは3組ありました。SONEXの年式違いとエピフォンのレスポールから外したもの。よくみるとブリッジ、テールピースとも全て同じ。違うのはテールピースのアンカーボルトのあたまのサイズ。エピフォンは大きいです。
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ブリッジを裏返すとJAPANの文字が。やはり全く同じものですね。当時のギブソンとエピフォンの関係を考えれば納得というか。私はギブソン社が日本製パーツを使ったというような生半可のものではなく、SONEXそのものが日本製ではないかと疑っています。それはさておき、このタイプの古いブリッジはほとんど例外なく中央部が湾曲し陥没しています。3、4弦のびびりの原因になるので直しますが、某サイトでこれは叩けば直るとあったのでやってみたら本当に簡単、まっすぐに戻りました。
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さあ、パーツは全て揃いました。木ネジ類は全て錆び落としと頭の溝の修復をしたので、結構な時間がかかってしまいました。しかし、こうやって並べてみるとなんかギター組み立てキットみたいですね。ここから先はあっという間です。
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ネックもすんなり付いたので小一時間で作業終了。ほんと簡単。
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本機は実戦配備用です。もともと相当キズがあるので、細かいことは気にせずガシガシ弾けそうです。最近、ギターの基準がフォトジェニックのJRになっているので、それに比べるとSONEXは本当よくできたギターだと思います。
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